もむでんブログ

ロスタイムに及ぶ激闘もドイツに敗れ準優勝:サッカー女子日本代表 アルガルベ杯決勝 3-4 ドイツ

昨日日本時間で22:00頃キックオフとなった、サッカー女子日本代表のアルガルベ杯決勝戦ドイツ戦は、2点リードされた試合を2度追いついて、最後はロスタイムのパワープレーに屈し、3-4で敗れ、惜しくも、本当に惜しくも準優勝となっています。

しかし・・・。

自分は前半終わったところで、一旦TVの電源を落とし(寝室で消音で見ていたもので・・・)、再度電源を入れることなく撃沈。後半の激戦を見逃すという、悔しい思いをしました。

結局めざましTVでダイジェストを見たわけですが、既に皆さんご存知の試合展開をざっと書きます。

ます前半はDFの裏を取る縦パスにFW永里が抜け出し、フリーのシュートをGKにはじかれると、以降は中盤のパスを寸断されて押し込まれる苦しい展開に。20分に中盤からの長いパスで左サイドの裏を取られるとニアサイドへのセンタリングを許し、綺麗に合わされて先制されます。直後にもCKを奪われると、マークのミスマッチか、完全に制空権を握られたほぼフリーのヘディングシュートを許し0-2。
とにかく、ボランチから二列目やトップへのパスがまったく通らない日本でしたが、後半残り数分で安藤がドリブルで持ち上がると中央突破を警戒したDFが中央に寄り、左サイドが空きます。そこに開いた川澄へパスが通ると、右カットインから右足インフロントのデルピエロっぽいシュートで1-2とし、一点差で前半を折り返しました。

ここから後はダイジェストで見た話なのですが、後半はパスの出所が少ないと判断した佐々木監督が、宮間をボランチからサイドに戻すなど、一気に3人を入れ替える采配を見せます。結果的にパスサッカーが復活した日本は、左サイドを崩した川澄の折り返しからシュートミス気味の流れたボールに交代した田中が反応し同点。
43分ににPKで再度勝ち越されるも、2分後にDFラインからのパス交換で攻めあがって右サイドからのクロス、GKのファンブルを誘発して永里が押し込み再び同点。
これで延長に入れば日本が有利になるかと思いきや、ロスタイムの46分で長いボールで攻めたドイツが土壇場で押し込んで4-3となり万事休す。

な、なんと残り5分間の中でこんな激闘が繰り広げられていたとは。
ライブを見逃したことが返す返すも口惜しい・・・。

とにかく、今回の収穫は「脱 澤」が一定の結果を残したことでしょう。
一時はどうなるかと思った0-2からの展開にも選手が慌てることなく修正し(もちろん監督采配も当たりました)、絶対的な精神的支柱と思っていた澤抜きでアメリカに勝ち、ドイツにも互角に戦ったと言う事は選手に自身として残ることでしょう。
一方で、澤だけでなく宮間も欠く時があったらどうなるだろうということや、体格で勝る相手へのパワープレー対策という課題が残りました。
いずれにせよ、収穫も課題も多い大会になったことは間違いなく、五輪本番に向けた注目度も否応なく上がりそうです。
協会には是非是非大会に集中できるバックアップをしてもらいたいものです。
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