今日訪問するのは「親鶏中華そば 綾川」。
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お店は駅からちょっと歩き、住宅街の合間におしゃれな飲食店がちらほらたたずむ界隈に存在しています。
親鶏・・・?
実は私たちが良く食べるのは実は生まれて間もない生後1・2か月の若鶏なのだそうで。
あの肉の柔らかさは若いからなのですね。
一方で、このお店が使っている親鶏は2歳以上の鶏なのだそうで、肉はコリコリした弾力に富み、若鶏と違う奥深い旨味が出るそうです。
自販機もデフォルトメニューは「手打ち親鳥中華そば(820円)」のほぼ一択。
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あとはサイドメニュー、トッピング、そして季節限定の「鍋焼きらーめん」という潔さ。
今日は初回ですので、やはり「親鳥中華そば(820円)」から攻めます。
到着するまでお店のこだわりを読ませて頂きます。
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なるほど、麺は青竹による手打ち、チャーシューも親鶏の肉を使っているとは。
ご飯ものも三種も用意されているとは。
おっと、そうこうしているうちに着丼です!
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おぉ、鶏油のせいか黄金色に輝いて見えますね。
ご飯ものは迷いに迷いましたが、「本わさび小丼(350円)」にしました。
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生わさびと本枯れ節のシンプルな作りですが、醤油をかけてお召し上がりくださいと。
まずはスープを。
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おぉっ、これはふくよかな旨味。
高級な親子丼の煮汁のような(食べたことないですが)、ほんのり舌の奥に甘さが残る美味しいスープです。
青竹を使ったという手打ちの麺は縮れがすごいです。
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生地を一晩寝かせてから提供前に切るそうですが、歯応えも良く、縮れが旨味たっぷりの親鳥スープをしっかり絡め、好相性です。
これは鶏皮ですね。
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コリコリの歯応えがすごく、かと言って噛み切れない固さでもなく、一瞬モツかと思いました。
これは親鳥のもも肉チャーシュー。
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これまた歯応えがすごいです。
若鶏を食べ慣れているので、一言で言うと"硬い"のですが、これはこれでアリかなと思います。
他トッピングはカイワレやネギなどの香味野菜と歯ごたえのあるメンマ。
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メンマは柔らかいものと硬いもので好みも分かれますが私はどちらも好きです。
ただ、このラーメンだと麺もしっかりいていて、親鶏も硬めの歯応えなので、メンマも噛み応えがある方が統一感が図れているでしょうか。
おっと、豚のチャーシューも隠れていました。
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鶏で統一してくれても全然良いのですが、これはこれであると安心しますね。
では、麺と具をひとしきり頂いたところで「本わさび小丼」頂きましょうか。
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醤油をかけて適度に混ぜ混ぜして頂きます。
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ぐわっ!
わさびの塊のツーンと感がすごすぎる!
こりゃたまらんので残ったスープをかけてお茶漬けにしました。
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うむ、わさびにはすみませんが、親鶏の柔らかい風味と本枯れ節に適度なワサビの刺激が美味いです。
しかし、肉が硬くなってしまった親鶏もこうしてラーメンで美味しく頂けるのですね。
"鶏=若鶏が美味い"という先入観を持っていましたが、親鶏がラーメンでこんなに美味くなることを思いつくとは驚きです。
ちなみにお店の前にはこんなパネルでラーメンを紹介しています。
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今の限定はこの親鶏スープ生かした「鍋焼きらーめんだそう。
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また来れる機会があるかわかりませんが、これはこれからの季節にはぴったりですね。
12月は1食目で2021年通算119食(97すすり・13つけ・9まぜ)になりました。