戸塚と言えば、そういう評価があるのかどうかわかりませんが、私にとってはラーメン処。
とは言いましても、そんなに行く機会もないので、数年かけて数店と、未だにゆるりと開拓中。
昨年は「ふくろう」でハマグリと煮干のラーメンを頂いて数年ぶりの新規開拓。
過去にさかのぼると、「志那そばや」「しんの助」「幸村」などを訪れていますが、「志那そばや」以外、2回以降行ったっけなあ・・・。
戸塚でラーメンを食べるのも1年以上ぶりとあって、行ったことのないお店を探したらありました。
家系ラーメンの「源泉」です。
家系と言えば、言わずと知れた「吉村家総本山」を始めとした濃厚豚骨醤油ですが、ここのお店は醤油・塩・味噌に混ぜそばとバリエーション豊か。
しかし、初回は醤油は外せないよねと思い、「醤油豚骨らーめん（700円）」をオーダー。
スープはしっかりした豚骨がベースになっていますが、野趣あふれるとか"ド豚骨"というほどではなく、比較的マイルド。
というのも、ベースの豚骨だけでなく、全体的にしょっぱい経験が多い家系において、ここは醤油ダレの味付けが自分のストライクゾーンど真ん中。
それでいてしつこくない豚骨とのバランスが非常に良い感じ。
麺は硬めでオーダー。
大きい寸胴でまとめて茹で、平ざるで一杯分ずつ取り分けるのが「吉村家総本山」の方式ですが、10数杯作るのにそのやり方だと茹で加減にばらつきが出るのではと思いそうしたのですが、今日はピークタイムの前で自分の分しか麺茹でしていないので、それは杞憂でした。
麺は、他の家系同様硬めの平打ちストレート、かつ短めを踏襲。
しっかり硬め食感で良かったです。
やっぱり麺は短めですね。
これはもはや伝統ですね。
スープが濃厚なので、この長さが麺とスープとのバランスが良いという結論なのでしょう。
そして、ほうれん草もしっかり。
これがないと家系ではないです。
適度な歯ごたえを残したロースチャーシュー。
味付け薄目でスープとけんかせず、良い箸休めです。
煮卵がデフォルトなのもうれしいですね。
家系を食べるのも久しぶりですが、満足できました。
次に来るときは別の味を頂きたいですが、そもそも戸塚に来ることも少なく、他に開拓したい店もあり困ったものです。
12月は1食めで、2019年通算169食（113すすり40つけ16まぜ）になりました。
