もむでんブログ

今夜のアド街は浅草橋、一足早く・・・

「福龍」で濃厚味噌ラーメンを楽しんだ後は、散歩がてら帰り道をぶらぶら。

隅田川に神田川が流れ込む付近に「柳橋」という橋が架かっていますが、その袂にある佃煮店が以前より気になっていました。
周囲には屋形船が繋留されており、その佃煮店も桟橋に降りられるようになっており、船が繋留されています。

お店の名前は「小松屋」。
そして、お店に近づくと海苔の佃煮の良い香り。

うむ、これは期待できますな。
店先には自宅用の小分けの佃煮が置かれており、500円~とまずまずな価格。

季節の佃煮もあるらしく、今の季節は牡蠣。
そして、人気の佃煮は穴子。

しかし!その2品はなんと自宅用の小分けでも2,000円!!

むむぅ・・・。

しかし、お酒が美味しく飲めるだろうしなあ。

よっしゃ、買っちゃうか

店先の佃煮を取って、店内へ。
「当店は初めてですか?」

はい。

「海苔の佃煮は味付け濃い目なので、少しずつ召し上がってください。袋に入っていますので、隅を切って絞り出してお使いいただくと海苔の香りが長持ちします。」
と、丁寧なご説明。

そして最後に「今夜のアド街はこの界隈なのでぜひ見てください。」
と。

取材されたんですが?

「いえ、向かいの天ぷら屋の『大黒家』さんは出ると思いますが。」

じゃあ、ぜひ見させて頂きます。

というわけで、ご飯で美味しそうな生海苔の佃煮、ご飯でもお酒でも行けそうな小エビの佃煮と合わせて4品お買い上げ。


しかし、今日の夕食はザンギだったりするのですが・・・。


生キャベツを添えて、ビール系で頂きました。


そして、第二部は佃煮様の登場。

お酒は「鳳凰美田 芳-KANBASHI-」。
「芳」とは、栃木の農家の方の下の名前らしく、その農家で作られた酒米「ひとごこち」を使って作られたお酒だそう。

お供は、左から築地の「松露」の玉子焼き「小松屋」の小エビの佃煮、牡蠣の佃煮、そして穴子の佃煮、。

「松露」の玉子焼きは品川に出勤した際の期間限定出店で買いました。

「鳳凰美田 芳」頂きます。

おぉ、これはしっかりしたお酒です。
精米歩合55%ですが、しっかりした口当たりが持続するお酒です。

これは今日の佃煮に合いそうですな。

まずは味付けの優しい玉子焼きから。

ふむ、甘すぎず、適度な弾力と適度なふわっと感。
美味い、日本酒にも合いますな。

そして小エビ。

ほんのり甘く、パリパリの殻の食感に海老の風味が生きています。

では、冬限定の牡蠣の佃煮行きましょう。

端っこをかじって・・・。
おぉ!
あまじょっぱい、というか、どちらかというと"しょっぱい寄り"のしっかりした味付けの奥に、牡蠣の風味が漂います。
これだけ濃いめに味付けしても牡蠣の風味が残っているとは。
佃煮という料理がそうなのか、このお店の技術なのかはわかりませんが・・・。

端っこをかじって、「鳳凰美田」をグイッと一口。
やべ、これ一個で一合イケてしまうw。

そして、いよいよ穴子。

「一切れでご飯一膳行ける」との触れ込み通り、牡蠣同様のしょっぱい味付けで、かつ穴子の風味も感じられます。
はい、これも一切れで一合イケます。

結局牡蠣と穴子を2切れずつ行って、鳳凰美田四合瓶を空にしてしまいました・・・。

お酒を飲みながらアド街を見ましたが、老舗のお店の紹介で「大黒家」が出て、「小松屋」も同様のお店として店先の写真が出ていました。

「きゃら蕗」なども食べてみたいですし、季節の素材があるのはうれしいですね。
少し暖かくなったら、また足を延ばしてみたいと思います。
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