もむでんブログ

水を使わないカレーの作り方

本日夕食はまたまたカレーを作ってみました。もちろんそんなに凝ったものは作れないので市販のルーを使うのですが、昔漫画で読んで気になっていた水を使わないカレーにチャレンジしてみました。
名付けて「なすとひき肉のキーマカレー風水なしカレー」。
というわけで本日の材料です。
・市販のカレールー:5皿分(出来上がりがたまねぎの甘みで結構甘口になるので、子供が食べるのでなければできるだけ辛口が好ましいです)
・たまねぎ:5個
・ひき肉:約300g(カレールーの箱には200gと書いていますがキーマカレー風の仕上がりを狙って多めで)
・なす:小さめ2本

下ごしらえですが、まずはひたすらたまねぎをみじん切りにします。なれない包丁さばきで30分かかってしまいました。6個用意していましたが、写真の通り5個でザルが山盛りになってしまったので5個でやめます。熱を通してかなり量が減ることを予想したのですが、さすがに6個は多かったでしょうか。

みじん切りを鍋に投入します。鍋はティファールの5個セットの煮込み料理用。鍋底にバターを溶かし、たまねぎを入れます。あまりに量が多かったので、最初半分だけ投入して、水分が出始めた頃に残りを投入しました。それでも鍋にほとんどすりきり一杯です。


ここからふたをしてひたすら弱火でたまねぎを蒸し煮状態にします。底のほうから徐々に水分が出始め、自分の水分でさらに自分を煮込むようになってきますが、とにかく時間がかかります。時折かき混ぜてあげて熱の通りを速くしようとしますが、あまりふたを何度も開けると蒸気が逃げて水分が飛びすぎてしまうので、たまにで良いと思います。鍋のふたがガラスでしたので、たまにゆすってあげて水分の出具合を見ながらやることができました。ふたにはびっしりと蒸気がついてかなりの水分が出ていることがわかります。


蒸し煮にして一時間経過しました。かなり水分が出てペースト状になっています。まだみじん切りの粒がぽろぽろしているようでした。量は3割くらい減ったでしょうか。


さらに30分経過しました。色が少し濃くなり、より水っぽくなって流動的になりました。ここでひき肉となすの下ごしらえをするために一旦火を止めます。


ひき肉は別のフライパンで軽く炒めます。一粒一粒パラパラになるようにへらを使いながら全体的に火が通るように炒めます。炒め過ぎて肉汁が飛んでしまわないように、完全に火が通る一歩手前位で良いと思います。カレーに加えてもう一煮立ちさせますので。
なすは輪切りにして油でさっと焼きます。そのまま煮ても良いのですが、表面を焼いたほうが形がしっかりすると思って焼くことにしました。
ひき肉となすは短時間でやらねばならなかったので写真を撮るのを忘れてしまいました・・・。
たまねぎペーストを温めなおして、ひき肉とルーを投入します。色が均一になったところで、仕上げになすを投入して軽くかき混ぜなじませれば完成です。


早速炊きたてのご飯にかけて頂きます。ご飯は炊飯器の目盛りより心もち水を少なくして固めに炊くと美味しいですよね。

水をまったく使わなかったのでかなりとろみのある仕上がりになりました。なので、ご飯には少し絡みづらくなっていますが、たまねぎのつやが視覚的にも食欲をそそります。ご飯に良く絡めて一口頂きます。口に入れた瞬間はかなり甘いです。次第に後追いのカレーの辛さが効いてきて、不意打ち的な味です。甘さが辛さを引き立てるってやつですね。じっくり火を通したたまねぎがここまで甘いと思いませんでした。ひき肉の弾力ある歯ごたえと旨味、なすの風味も良いアクセントになってます。なかなか美味しくできました。出来上がるまでどんな味になるか想像がつきませんでしたが。
でも、作るのに二時間以上かかったので、また作る気になるかどうか微妙です。

ちなみに、たまねぎの甘さはオリゴ糖のせいだそうです。辛味成分が火を通すことによって飛んで甘さだけが残るのでしょうか。オリゴ糖は腸内の善玉菌の栄養となるので、腸内の働きを正常化させるためにも必要な栄養なのだそうです。今日だけでたまねぎ一個分は摂ったかと思います。
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