もむでんブログ

三連休最後の宿題はもう自分のためだけに・・・

この三連休でzunkoから課されていた宿題は実はもう一つ、「そばつゆ作っておいて」と。
コロナ禍で初めて年末の帰省を断念した2020年12月末。
なんとなく思い付きで作った自家製そばつゆが家族に好評。


まあ、手順はそんなに難しくないし、別に良いのですけどね。

蕎麦か・・・。
日本酒を頂いて締めに蕎麦だよね。

じゃあ、日本酒に合うつまみも用意しないとね。
と思って近所のスーパーを見てみたら、アンコウの肝に生北寄貝と、これはまさに自分のために仕入れたのかと思うほどのラインナップ。

まずはアンキモ。
スーパーで買ったのはこんな状態。


ネットを見て、アンキモがお店の味になるというレシピをそのまま用いることに。
まずは、アンキモを酒と水1:1で250㏄にしたものに、塩小さじ1の調味液を作り、アンキモを漬け込みます。

アンキモは薄皮や血管を除去する下処理がいるそうですが、買ったものはほぼ下処理済みでした。

30分漬け込んだら、こんな状態。

少し調味液が濁っていますが、見た目はそんなに変わってないですね。

キッチンペーパーで余分な水分を取ります。


それをアルミホイルで丁寧にくるみ、円柱状に成型。

なるほど、お店で食べるものが丸いのは成型しているからなんですね。

数か所爪楊枝で穴をあけ、蒸し器で20分蒸します。


その間に、北寄貝をさばきます。

うむ、良い大きさの北寄貝ですね。

北寄貝をさばくのも2回目なので、初めての時よりはスムーズにできます。
まずは貝柱を切断し、貝を開きます。


水管や内臓を取り、貝ひもの黒い部分を取って食べられる部分だけにした状態です。

身の部分は半分は生で半分は湯引き、貝柱は生、貝ひもは湯引きにします。

さあ、準備もできたところで、今日は魚介と蕎麦で美味い日本酒を頂くぞ!
今日のお供はつい先日手に入れた静岡の銘酒「磯自慢」。

本醸造なので、多少醸造用アルコールは入っていますが、しっかりした飲み口で美味しいお酒です。

生蕎麦は茹でて冷水で締め、自家製つゆと山芋すりおろしと海苔で頂きます。


アンキモは今日は半分だけ頂きます。

ポン酢と万能ねぎをぱらり。
これ、見た目的にもお店で食べるアンキモです。
こんなに上手く行くとは・・・。

そして北寄貝の刺身です。


湯引きした身はほんのり桜色。

心地良い弾力に北寄貝独特の甘み。
美味い・・・。

生はと言うと、しゃきしゃき感を残した食感に磯の香り。

貝柱は磯の香りの奥に貝柱独特の甘さもあって美味し。

やべえ、これ1個128円で2個で256円なんて、お店じゃ何倍するんだよ・・・。
アンキモもパックで原価500円ちょっとですが、居酒屋に行くと3切れくらいで何百円もしますよね。
自分の労働力がプライスレスだとしても、今日の飲み代は料理含めてどう見ても3,000円をはるかに下回っています。

これをもし外で頂いたら、どんな値付けか。
自分が居酒屋で払っても良いと思う金額で値付けしたら・・・。
 磯自慢:3,500円
 冷たいとろろ蕎麦:600円
 ホッキの刺身2種盛:780円
 アンキモ:500円
〆て5,560円・・・?

こりゃもう、外でお酒飲むのが馬鹿馬鹿しくなりますね。

ただ、外で飲むことは人との会話を楽しむとか、家で食べられないものを食べるとかの付加価値あってのものなので、一概に外飲みを否定するものではありませんが。
コロナ禍のこの2年でさらに家のみメニューが増えたのは自分にとってもうれしいこと。

このようなご時世ではございますが、是非居酒屋もむでんで飲みたい方がいたら、一声かけてください。
その日の仕入れで提供できるものは全く変わりますがw。
特にアンキモや生北寄貝は入手困難ですので。

結局三連休の宿題の話から、やりたい放題で自分の酒の肴を準備したという話にすり替わってしまいすみません。

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