ここは何でも「究極の普通のラーメン」「普通のラーメン最高峰」等の賛辞が連なる、いわゆる「昔ながらの中華蕎麦」系のお店。
入店したらもちろん「ラーメン」をオーダー。
おぉ！
普通だ・・・ｗ。
スープは透明度の高い醤油味の清湯。
薄く油膜が浮いていて、それがまた普通っぽさに輪をかけていますが、このスープ、ふくよかな旨味と適度な味付けで美味しくごくごく飲めるタイプ。
麺は中太のストレートでこれまた普通。
ですが、良い感じで旨み十分のあっさりスープを絡めてくれて、バランスが絶妙です。
普通じゃないのはチャーシューですね。
脂のほとんどない部位を、低温調理と思しきピンク色に赤身を残した、絶妙の調理加減。
なので、肉本来の弾力と美味しさをうまく引きだしています。
他の具はこのメンマと言い、海苔にゆで卵とこれまた普通。
ただし、このメンマも歯ごたえがしっかりで適度な塩味、ゆで卵は黄身は固ゆでですが、ぱさぱさになる手前の微妙と言うか絶妙の煮加減。
こうしてみると、普通の味を研ぎ澄ました感が満点のラーメンであることに気づきます。
こういう飽きが来ない感じのラーメン店に限って身近にないのが残念なんですけどね。
11月は3食目で、2015年通算135食（90すすり・40つけ・5まぜ）になりました。
