しかし、限定麺も新メニューもほとんどなく、唯一見つけたのがこれでした。

「ほぉ、俺の好きな鶏白湯か・・・。」
このお店のウリである黒マー油も鶏油を使い、チャーシュー代わりに鶏から揚げを乗せるなど、鳥の旨味で勝負しようと言うチャレンジングな意欲が見て取れます。
出てきました。

つけダレには一面黒マー油。

「なんつっ亭」らしさがあふれますね。
麺はこのお店にしては太目ですが、世の中で言う中太程度。

冷たく締めて歯応えと舌触り良く調理してあります。
早速麺をつけダレで泳がせると・・・。

いい感じの白濁した鶏白湯ベースのタレがお目見え。
鶏白湯の旨味に焦がしネギの黒マー油は良いアクセントになり、適度に麺に絡みます。

が!
味付けがしょっぱいですね・・・。
最初の一口は「少し濃い」ですが、食べ進むと舌がびりびりする塩辛さです。
もやしやキャベツの野菜があるので少し舌が休まるものの、チャーシュー代わりの鶏唐揚も味付けが濃く、途中で水を飲まずにはいられないくらいです。
スープ割りもお願いしましたが、割りスープの量が少なくやはり塩辛い。
鳥の旨味たっぷりのつけダレに新しい黒マー油と、良いパーツを壊してしまっているような気がしてが残念です。
ここは、通常のラーメンも味付けが少し濃い目なので、傾向としてそうなるのはわかりますが、自分には少し度を越えていました。
たまたま醤油ダレを入れすぎたなどの手違いなら良いのですが、次に試したときにまたこれだけしょっぱいとショックなので、もしかしたらもう頼まないかもしれません。
濃厚な鶏白湯の旨味は捨てがたいんですけどね・・・。
味付け薄目とオーダーできるならアリですね。
7月は2食目で、2012年通算55食目(41すすり・13つけ・1まぜ)となりました。