昨年は三周年ということでミシュランガイド掲載店の「モナリザ丸の内店」にちょっと贅沢なランチをしに行きましたが、今回も（なぜか）同等クラスの店に行こうと「ラトリエ・ドゥ・ジョエルロブション」に行ってみました。
ランチコースは2,900円～からとリーズナブルですが、今回は前菜・メイン・デザートをそれぞれ選べる3,900円のコースにしてみました。
飲み物とコースをオーダーすると、プチ前菜とパンが出てきます。
パンは4種類。お店でも売られており、それぞれに特徴があって美味しいです。手前は石畳をイメージしたふんわり食感のパン。真ん中が少し固めのライ麦パン、酸味が特徴です。右がプチバゲット、かりかりして美味しいです。良く見えませんが左上にもフランスパンのようなパンがあります。
プチ前菜は説明を忘れてしまいましたが、カリカリに焼いたパンに魚の身のディップみたいな感じです（いい加減ですみません）。
前菜です。
これはzunkoの「長茄子のキャビア見立て ほのかに香るカレー風味で 歯ごたえのある季節の野菜を乗せて」（長い！）。
長茄子をカレースパイスで味付けし、フードプロセッサで細かくしてキャビアに見立てた一品です。ほのかなカレー味で滑らかな食感のある茄子に、根菜しっかりした食感の根菜類が上品な一品です。
これは自分がオーダーした「ホタテ貝のソテー 酸味を利かせた根セロリのピュレとともに 根セロリのサラダを乗せて」（これまた長い）。
岩手産のぷりぷりのホタテに野菜のフレッシュな風味をあわせた一品です。赤いソースは唐辛子が入っており、違った味わいも楽しめる心憎い演出。ホタテの下には火を通した細切りのきゅうりをパスタに見立てたものだそうです。
いよいよメインです。
zunkoは肉料理をセレクト。「子羊鞍下肉を野菜とともにクレピネットに」。
クレピネットってなんだかわかりませんが、脂の少ない背中の肉を野菜とハーブを混ぜたひき肉ではさんで網脂に包んで焼き上げたものだそうです。レアに焼き上げた肉はとってもジューシーで美味しかったです。
自分は魚料理にしました。「アイナメのポワレ」です。
Webのメニューでは真鯛のポワレでしたが今日は違うメニューだったみたいです。貝で取ったソースに、空豆やさやえんどうなど複数種類の豆をあしらったさっぱりした一品です。上に乗っているのは山口県産のイカです（種類は失念）。小さいですが、プリッとした歯ごたえが心地よいです。
デザート行きます。
自分のオーダーした「なめらかなショコラのガナッシュ オレオクッキーでコーティングしたカカオのソルベとともに」（長い・・・）。
真ん中はカカオのソルベです。ドーナツ型のチョコの下にはチョコのムースと生チョコレートクリームが隠れており、4種のチョコの味と食感のハーモニーが素晴らしいです。チョコはカカオの分量が多めでビターの効いた大人の味わいです。
zunkoの「ヴァニラのたっぷり入ったクレームブリュレにフランボワーズのソルベをのせて」。
Webにも写真が載っていましたね。バニラビーンズたっぷりで少し甘めのブリュレに、甘酸っぱいソルベが良く合います。
という感じで、どれも粒ぞろいで簡単に出会えない美味しさでした。
ちなみに、どれも自分が食べたような書き方をしていますが、zunkoのものも全部一口以上は食べています。
4周年という節目でもなんでもない年に贅沢してしまったことで、毎年恒例化してしまうのかどうかが気になりますが・・・。
