地蔵通り商店街をちょっとぶらついて、美味しいラーメン店を新規開拓したわけですが、この後の所用までまだ少し時間があるので、更にぶらぶらしてカロリーを消費しようと思いますw。
「麺創庵 砂田」を出たら、高速道路側に出て西へ歩いてみました。
西巣鴨駅のある交差点が見えてきたので、何の気なしに左折して旧中山道側へ。
すると、肉の焼ける香りと数名の行列ができているお店を発見。
おしゃれなハンバーガー・サンドイッチのお店のようです。
店名は「AMBER PLACE」というようですね。
本格バーガー店なのでお値段もそこそこするようですが。
旧中山道にぶつかって右折すると、道路沿いに大正大学が見えてきます。
その敷地の東端には不思議な建物が・・・。
「すがも鴨台観音堂」という、らせん状会談のいわゆる「さざえ堂」です。
どなたでも参拝可能とのことですが、そんなに信心深くないのでスルーです(苦笑)。
ふと右を見ると・・・。
なんじゃこりゃ・・・。
タコ・・・?
台座の下にある説明書きを読むと、この「オクトパス君」は南三陸町のゆるキャラらしいです。
何故南三陸町のゆるキャラ像があるのかと言うと、大正大学が震災後のボランティアで南三陸町を訪れ、オクトパス君のブロンズ像を地元の神社に奉納し、同じ像を大学の敷地内に設置したのだそう。
地元でも、「オクトパス」=「置くとパス」にかけて、「オクトパス君を机の上に置くと受験にパスする」という縁起物として人気だそうです。
そしてまたしばらく歩くわけですが、都営三田線の巣鴨駅・西巣鴨駅は豊島区で、その次の新板橋駅は板橋区ですが、西巣鴨駅と新板橋駅の間は実はまるっと北区だったんですね。
西巣鴨を超えて新板橋まで歩こうかどうしようか迷っていたら、レトロな商店街に”祭”ののぼりが見えたので引き込まれるように歩いてしまいました。
シャッターの降りているお店も多いですが・・・。
この車2台がようやくすれ違う道から、車が入れないほど細かい道が多数伸びていて、歴史のありそうな街並みです。
人とすれ違っても気づかない、なんてことがなさそうな細い路地が入り組んでいます。
”祭”ののぼりに書かれていた八幡神社を探そうとはしていなかったのですが、適当に歩いたら偶然行きつきました。
途中、街の方の寄り合い場所的なところを通ったら、「今日は神輿出さないから」と言っていました。
神輿以外に何かあるのか、お祭りそのものが中止になったのかはわかりませんが、神社の境内は静かです。
ちなみに、この八幡神社、旧滝野川村の鎮守で正確には「瀧野川八幡神社」と言い、何と創建820年。1202年の建立だそうです。
公式HPを見ると例大祭が9月15日になっているので「祭」とはそのことなのでしょうか。
良い感じで用事の時間になったのでこの界隈を後にしましたが、知らない土地の散歩はなかなか楽しいです。
西巣鴨駅と新板橋駅の間が豊島区か板橋区だと思い込んでいたら、実は北区だったというのも新鮮な発見でした。
近隣住民からするとキョロキョロしている怪しい人に見えたかもしれませんが・・・。