忘れな草の花籠

確かハンドメイドブログだったはず・・・

ターメリックラテ

2020-05-26 18:44:45 | 料理
夕方からけっこう本格的に降りましたねー、雨。
蒸し暑かった!

この蒸し暑い中、とってもあったまるドリンクを作りました。(笑)
ターメリックラテです。
こちらも「リンネル」に載っていたレシピ。
カラダをあっためてくれるヘルシードリンク。
ターメリック&シナモン&しょうがを使います。
ターメリックがけっこうクセありますね。
ターメリック=秋ウコンです。
肝臓に優しいスパイスですね。

甘味はハチミツにしました。
うーん、ぽかぽか。
…てか暑い!
でもきっとカラダにはいいはず。
薬と思って飲めば大丈夫です。
ターメリックは気持ち控えめにした方がいいかも。

ターメリックラテを飲んで
けっこうおなかが膨れたのですが、
その後、珍しく次女が
「紅茶飲むから作ってあげようか?」と
優しいひとことを。
レアなこの機会を逃すまいと、作ってもらいおいしくいただきました。
うーん、おなかたぷたぷ。(笑)


ということで雨の中、本日も1日お疲れさまでした。
おなかたぷたぷ状態で眠れるのか!?
しかも久々に20分ほど遠くの世界に旅してたし。
ではおやすみなさい。
うーん、おなか苦しい…。
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美内すずえ対談集 見えない力

2020-05-26 12:28:50 | BOOK
♪ミエナイチカラで 誰もが強く繋がっている
何も大したことじゃないよ そばにいても離れていても
昨日 今日 明日と
笑顔のあなたはいつでも この胸にいるよ♪

・・・歌わなくていいです。

今日は蒸し暑いですね。
一応外干しできてよかったですが。

さて先日本を読みました。
美内先生の「アマテラス」がとってもおもしろかったので
そういえば何か本、ほかにも出版されてたよな~というのを思い出し
さっそく検索。
すると対談集が出版されていたのでさっそく購入しました。
「美内すずえ対談集 見えない力」という本です。
美内すずえ先生がその道を究めたお三方と対談したお話と美内先生自身の体験されたお話です。
お三方はそれぞれ、
能楽師・梅若実氏
古武術家・甲野善紀氏
物理学者・大栗博司氏
です。
失礼ながらこのお三方、まったく存じ上げていませんでした。(恥)
でも本を読み進めていくうちに、
すごいお三方なんだなぁと実感いたしました。(←また浅い感想)

どの分野も私は素人です。まったくわかりません。
でも自分の知らない世界のことを知るのっておもしろいです。
3つの中だと「能」だけは授業でやったので
少しだけなじみがあるかな。(少しだけね)
中世文学で恩師が能の講義をされていたのですが
これがとってもおもしろくて、単位はとったのに
次の年もしれっと後輩たちにまぎれて受講してました。(笑)

本の出版は2018年と比較的新しいのかな。
で、あとがきにいろいろなことが描かれていました。
2005年にご主人の経営しているお店が火事。
さらにご主人は倒れて(出版された時点で3年ほど経った、と描かれてあるから
2015年ごろの話?)、要介護5で自宅療養されているとのこと。
なるほどマンガを描いてるような状況ではなかったのですね。
(マンガがそのあと出版されてない理由については
直接描かれてませんが、おそらくこれも大きな原因なのでしょうね)

そして美内先生は幼いころからいろいろな不思議体験をされていたそうです。
まったく知りませんでした。
たしかに実際に不思議な体験をしてないと描けない部分ってありますよねー。

第一章は「思い」という見えない力について
梅若氏と対談されてます。
梅若氏は「紅天女」を能で演じられたそうです。
本読むとこの「紅天女」、見たくてたまりません~。
どんな感じなんだろう。
さがせば動画、あるかなー???
でも実際に足を運んでこの目で見てみたいです。

梅若氏のお父様がアテネで「隅田川」という能を演じたとき、
動きが少ないので
はたして外国のかたにうまく伝わったのだろうか?ということでしたが
これがかなりびしばし伝わったそうです。
親子の愛というのは国境を越えて、
たとえことばがわからなくても
その思いというのは伝わるものなのだな、と実感されたそうです。

美内先生が感動されたのは9.11事件の翌年、
鎮魂のために「祈り」の能をニュースでご覧になったときのことだそうです。
女神が白いバラを一輪、舞台にそっと置く、
ただそれだけのことなのに
そこに女神の慈悲を見た、とのことだそうです。

能舞台はそもそもは屋外開催でした。
なので演技としても劇場空間としても光と影で表現されているそうです。
とくに時間や季節で演目を変える、というのは初めて知りました。
計算されてあるそうです。すごい!
日の出とともに始めるのは「翁」という演目。
登場したあとに舞台で能面をつけるのは「翁」だけだそうです。
そこで「翁」という神になるそうです。
舞が終わると面を外してから舞台を去る、とのこと。
つまり舞台の上でしか翁の面をつけない、ということなんですね。
なので観客はふつうの人間が神さまになる瞬間を見ることができるわけなのです。
そして「翁」は日の出の時刻にきちんと始めると
華やかな曲にさしかかったとき、影がなくなるそうです。
そしてちょっとくらい演目は
少し日が落ちてきたときにやるそうです。
さらに妖怪変化が出る演目は、
舞台の半分がちょうど真っ暗になるころにやる、とのこと。
暗いところから登場することによってふっと妖怪変化が現れたように見える、
全部計算されている、とのこと。
すごい!
天地自然とともに演じるのが能、ということなんですね。

そういえばふと思い出したのですが、
大事な夢だったけど内容をほとんど覚えてなかったという夢を以前見ましたが、
そこに登場していたのはじさま。
翁!?まさかの神さまだったのか!?←まったく内容を覚えてない不敬な私です・・・

さてさて能も「ガラスの仮面」もロングセラー。
そのロングセラーの秘訣、それは流行を排除する、っていうことだそうです。
なるほど。確かに「サザエさん」も「アンパンマン」も「ドラえもん」も
流行のものって見かけませんよね。
それでも絵の流行はあるし、建物も電車も時代とともに変わる・・・と。
いちばん困ったのが電話だそうです。
たしかに「ガラスの仮面」を読みながら
「あ!携帯電話だ~!」って思わずガン見しちゃいました。
「ガラスの仮面」に携帯電話が登場するイメージってなんとなくなかったんですよね。(笑)

え~っと、第一章だけで
すごく長い感想になってますが・・・。
詳細はぜひ本をご覧になってください。
あっという間に読めちゃいます。

能は面をつけるので呼吸しづらいのでは?という質問に対して梅若さん。
若い時はどうやって呼吸をしていいかわからなかったけれど
今は割と自然に吸ったり吐いたりができるようになったそうです。
そして呼吸はたぶん、エネルギーを吸ったり吐いたりすることでしょうね、とのこと。
全身の毛の穴じゃないけれど、そういうところから
体にズゥーッと何か絞るように入ってくるという感覚だそうです。

そして梅若氏は若いころ、お父様からある演目の稽古を受けたそうです。
そのときに言われたのが
「今日は外側だけ教えとくから、中はお前さんが作んなさい」とのこと。
「今作れっていうんじゃなくて、何十年かけてもいいから」と。
型は教えても内面は自分で作っていきなさい、とのことなんですね。
思いがあるかないかで、同じ型をしてても全部違ってくる、
それがまさに見えない力ですね、と美内先生。

貴重な対談でした。そして「紅天女」の能、見たいなぁと思ってしまった私です。(笑)
対談を終えての『「紅天女」不思議考」もかなりおもしろかったです。

第二章・第三章についても描きたかったのに
第一章だけでかなり描いてしまい、
ちょいヘロヘロです。
途中お昼ご飯も食べつつ、2時間かけて描き上げました。(笑)

続きは描けるかな~???

とりあえず今日は蒸し暑いですが
本日もがんばりましょう!
よい午後を♪
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