なんて日だ（中編）

（11/30(金)の日記のつづき）

帰りに母さん家へ。

昨夜の電話の件で詳しく状況を聞き、
必要であればこれからばあちゃんを迎えに行こうと思ったため。


まず、昨晩「迎えに行けるか」と自分に聞いたのは
もしかして「（昨夜の）今から」という意味だったのかと確認したところ
行ける日があるかという意味だとのことで安心。


更に母さんから詳しい話を聞き出したところ、
昨晩、名古屋の親戚の家に長期的に行ったきりのばあちゃんから、
心臓が痛いので迎えに来てほしいとの電話があったらしい。


そして今朝も電話があり、
母さんが迎えに行けないと言うと
ばあちゃんは「迎えに来ないならここで死ぬわ! 」
というような感じで激怒して電話を切ったとのこと。

それを聞いてばあちゃんの体調は深刻なのではないかと思えてきた。


今から迎えに行って明日医者に連れて行った方がいいと言うと、
連れて行けるか分からんという。

どうしてかと聞いたところ、
風邪ひいてるからとのこと。

はあ!? 自分が大事か!

そんなこと言っとる場合じゃないだろ!

と自分は激怒。


その後もズレたことをいろいろ言うため怒りは増すばかり。

「今から迎えに行くわ!

　（親戚の家に）すぐ電話して!」

と言って電話をかけさせた。

すると電話をかけるも誰も出ないとのこと。

今から行くから電話しといてくれと言って家に帰った。





帰宅するとポストに分厚い封筒が入っていた。

これはもしや……と思った。

見てみるとやっぱり、社員応募先からだ。

作品が返送されてきたんだ。


すぐに開封。

はい、やっぱり履歴書と作品。

そして不採用。


なんだ、この文面。

不快感。

ビジネス文書書くのヘタか!

こんな思いやりに欠ける不採用通知初めてだわ。

こんな会社に入らなくてよかったわ。



（つづく）