VJ機材とソフト

ビデオジョッキーや、プロジェクションマッピングに関する情報のまとめブログ

VJ交代用にほしい機材

2013-08-31 14:19:44 | 日記

VJが2人以上いるときはやっぱり切り替え用の機材がほしい、だけどVJミキサーは画質が悪いし値段も高い、かさばるし重い。

でも、簡易でも良いから何か無いかなと考えていたところ、エレコム等から出てるPC切り替え機が使えることに気づいた。(上の写真はエレコムのKVM-HDHDU2)

こいつは良い、なぜなら

  • 入手容易だし、家電店でたったの数千円で買える。(ビデオミキサーより遥かに安い!)
  • 最近のPC切替機は電子式なので、切り替えてもあまり画像が乱れない。
  • 一瞬映像が途切れるが、そんなこと誰も気にしてない。
  • PC切替機はHDMI信号をそのまま出力するので無劣化。(ここはVJミキサーより優秀)
  • そもそもVJソフト自身に、かなり高度なミキサー機能が付いてるので、ほとんどの場合、切り替え機さえあれば十分。

VJ機器の接続方式: 旧来の方式と次世代規格について

2013-08-30 19:41:39 | 日記

旧来の規格であるコンポジット映像信号とは、映像信号を構成する同期信号、輝度信号、色信号を合成して、1本のケーブルで扱えるようにしたアナログ映像信号のこと。 約60年前に策定された規格であり、伝送品質は標準画質映像(SD映像: 実質10万画素)までがサポートされており、HD映像にはコンポジット信号規格はない。 カラーモニタに表示する際には、コンポジット信号を赤緑青の三原色信号に、映像合成処理などを行う場合は輝度と色差のコンポーネント信号に変換する必要があるが、一度重畳した各成分を完全に分離することが難しく、残留成分がノイズとなってしまう欠点がある。また、コンポジット信号は、ビデオカメラやモニタ、デジタル特殊効果装置は元来デジタルコンポーネント信号で処理するために相互変換が必要になり、画質が低下する。 MPEG (MPEG-1、MPEG-2、MPEG-4) などのデジタル映像へ圧縮(高効率符号化)を行う際にはコンポーネント信号に変換する必要があるため、コンポジット方式はデジタルビデオ機器とは相性が良くない。 尚、2014年以降の新機種では著作権が保護されたコンテンツはアナログ出力そのものができなくなる。 このため、次世代のデジタル規格へ早急に移行すべきである。

 

HDMIは今後の標準となるディスプレイや映像機器の接続規格である。 HDMIは映像のデジタルで伝送する。PCとディスプレイの接続標準規格であるDVIを基に開発した物である。HDMIは非圧縮デジタル形式の音声と映像を伝達し、音質、画質とも無劣化で伝送できる。これがコンポジット信号とは大きく異なる。互換性問題が発生したDVIの反省を生かし、自社製品に「HDMI規格準拠」を謳う場合は接続確認テストに合格しなければならない。 2014年以降に発売の映像機器は、HD画質・SD画質問わず全ての従来型(D端子、S端子、コンポジット各)端子によるアナログ出力が全面禁止になる。加えて録画・再生は既に(接続・操作が簡単でAV信号の劣化がない)HDMI接続主体に完全移行しているため、今後発売されるモデルでは(薄型テレビおよびBD/DVDレコーダー、AVアンプなど)は(D端子と従来型AV入出力端子を撤去して)HDMI端子のみ搭載が標準となりつつある。 これは入力側のディスプレイやプロジェクターにも波及していくと思われるので、HDMIに対応しないVJ機材は接続できないと行った事態が出てくるであろう。ただしVJ用ミキサーはHDMIタイプでも内部でダウンコンバート処理されて画質劣化するので、間には挟まない方がいい。

シリアルデジタルインタフェース (SDI; Serial Digital Interface)とは、映像信号伝送規格。 デジタルで映像と音声をケーブル1本で伝送できる。主に業務用映像機器に採用される。 高画質で最長で100m程度信号を延長でき便利だが、コンバーターがちょっと高い。


VIDVOX · VDMX5 ReWire&MIDI機器対応、ミュージシャンが操れるVJソフト!

2013-08-21 22:58:14 | 日記

クラブやライブハウスでミュージシャンと共にライブを盛り上げるVJを手軽に楽しめるソフト、VIDVOX · VDMX5を好評発売中です!

無料のデモ版をダウンロードする
公式ホームページへ

基本性能が強力

 


VDMX5は無制限チャンネルのレイヤー、100を越えるビデオエフェクト/トランジションを搭載しています。リアルタイムなカメラ入力にテキスト、フラッシュにも対応。使い方次第で自分だけのビジュアル・ショーを演出できます。

 


QuickTime, mpg, mp4, qtz, AIC, Hap, HapQ, Flash(ActionScript3対応)をはじめ、ほとんどの主要な映像フォーマットに対応しているので素材作りの時間短縮にもつながり、手早く好きな映像を組み合わせて演出することが可能です。

 

柔軟で自由に映像をミックスできるソフトウェア

 


VDMX5のソフトの使い方はは自由自在に映像がミックスできるようになっています。


インターフェースは変幻自在、好きな位置に映像選択のBankを配置して、好きな位置に、エフェクトの窓を追加できます。あとは映像を重ねたり、画面を切り替えるなど曲に合わせて自由にパフォーマンスを行なっていけばいいでしょう。一画面で作業が完結できるため、迷うことなく制作に集中できます。

 


先ほど解説したMIDIキーボードで映像演出をするなら、好きなGUI部品にキーをアサインすればOK!これでキーボードを演奏すれば、映像をコントロールできるわけですね。

 

「ReWire」と「MIDI機器」で映像をコントロールできる!

 


さまざまなVJソフトがある中、VDMX5は「ReWire対応」と「MIDI機器対応」が注目のトピックと言えるでしょう。

 


動画を見てもわかるように、VDMX5ソフトに仕込んだ映像をMIDIキーボードやMIDIコントローラーでリアルタイムにコントロールすることができます。このようにVJソフトを使ったことのないミュージシャンが操れるように工夫がされています。MIDIキーボードの「C3」は映像1、「D3」は映像2、「E3」は映像3を流すといったように設定しておくだけで切り替えもスムーズに行なえます。

 


またReWireに対応しているので、DAWと同期することができます。つまり、DAW(曲)に合わせてVDMX5ソフト(映像)を追従させられるのです!例えば、あらかじめDAWのMIDIトラックに映像用のデータを仕込んでおけば、MIDI信号のタイミングに合わせて映像を流したり、映像を切り替えることが可能。「DJとVJを一人でこなす」ことも難しくありません!

Ableton Live and VDMX - Visual Performance Tutorial


ラップトップのVJスタイルを確立するのに最適なVDMX5は、動作が軽くてストレスを感じさせません。DJプレイだけでも会場を盛り上げることができますが、サウンドに映像が加わることで、よりオーディエンスの記憶に残るイベントが繰り広げられます!

 


ぜひこれを機に、「VJデビュー」してみてください!!


コンポジットビデオ出力とHDMI

2013-08-20 20:33:24 | 日記

画質が違いすぎるww

  • コンポジットビデオ信号: 実質12万画素
  • HDMI: フルHD対応(207万画素)

コンポジット信号 = 縦300 x 横400 = 12万画素

コンポジット映像信号用のピン端子

参考: Wikipedia NTSC

フルHD = 縦1080 x 横1920 = 約207万画素

HDMIケーブル端子

 

これは酷いっw、今年2013年に発売されたばかりのVJ機材の実力っw

右の小さい四角がVJ機材、真ん中がプロジェクター直結、左は作業モニタ。

ローランドの機材は本当に質が悪い。

 

ちなみにHDMIケーブルは、5mがたった1000円程度で買えるよ。

HDMIケーブルでPCとプロジェクターを直結すれば劇的に画質が改善するよ!

たとえHDMI対応でも、上記の通りVJ用の機材を使用すると著しく画質が劣化するので厳禁。VJの交代で画面を切り替えたいならVJ用の機材を使わずに、ELECOMのHDMI切替器KVM-HDHDU2を使うといいよ。これならFull HD対応だから、比較にならないぐらい画質がきれい!

このELECOMの機材は、こうやってHDMIケーブルでつないで使います。


一目でわかる!VJの機材構成

2013-08-20 18:58:48 | 日記

VJコントローラー

コントローラーといっても実はいろいろな選択肢があります。一体どの機材を選べばいいの?ここでは様々なコントローラーの中から、人気の製品や、私がオススメしたい機材をピックアップします!

KORGnanoKONTROL2

VJに一番人気のあるコントローラー。MIDIは今のVJソフトならほとんどが対応している。小さく軽いので持ち運びに便利。USBバスパワーで動くのも良い。同じシリーズのnanoPAD, nanoKEYもいい感じ!

メーカーへのリンク

touchosc

最近ユーザが増えているコントローラー。最近はほとんどのVJソフトが対応している。WiFiでつなげるので、PCから離れてフロアで映像をコントロールすることなんかも出来る。

開発元: hexler.net


TouchOSC & VDMX - Vimeo

Luminair

照明をコントロールするための規格DMXのコントローラー、VDMXやModul8などのVJソフトはDMXでコントロールすることも出来る。これもWiFiでつなげる。ENTTECなんかの機材と組み合わせれば、照明と映像を同時に1つの端末でコントロールすることが可能になる!

開発元: Synthe FX

 

 

 

映像入力、ビデオミキサ

今時のVJソフトはフルHD出力が当たり前ですが、未だVJ用のビデオミキサはHDにすら対応できません。しかも高価(なのに実質SD画質の映像しか出力できない"フェイク"HDMI端子が付いてたりする。)しかし、そんなハードウェアミキサに頼らずともミキシングする方法があります。

ビデオキャップチャを使って映像を取り込んで、PC上のVJソフトウェアでミキシングすれば、ハードウェアミキサよりはるかに安く、しかもHD画質でミキシングが可能で、機能的にも上、しかも荷物も軽くなり、ハードウェアミキサにメリットはありません。

UltraStudio Mini Recorder

シンプルで、手のひらに乗るほど小さい HDMIキャプチャ
堅牢な金属筐体で、フルHDをキャプチャー可能。

メーカー商品紹介


画面切り替え

画面の切り替えなら、エレコムなどから出ているPC切り替え機が使えます。HDMIタイプもあります。


マルチスクリーン、ケーブル延長

HDMIは5m程度までしか延長できないので、それ以上引き延ばす場合はコンバータなどを用意する必要がある。

Blackmagic Design Battery Converter

フルHDの映像を1本のケーブルで最長100m先まで延長できる。堅牢なアルミ筐体。バッテリー内蔵で、取り回ししやすい。

SDIとは: Wikipadia

メーカー商品紹介


サンワサプライ VGA-EXHD


HDMI延長機: 中継にCAT6のLANケーブル2本を使う。

メーカー商品紹介

ZOTAC MDP2HD - MiniDP to HDMI x2 変換アダプタ


1つのモニタ出力で、2画面マルチモニターの接続を可能とする外付けグラフィックボックス。パソコンと本機をMiniDisplayPortで接続することで2台のHDMIプロジェクターやモニタが接続可能になります。ACアダプター不要。PCとの接続にMiniDisplayPortを使用するため、グラフィックボードの増 設が出来ないノートパソコン等でもマルチモニター機能を使用することが出来ます。(ThunderboltポートはMiniDisplayPortとして 使用できる。)

レビュー: ZOTAC mdp2hd

Matrox TripleHead2Go T2G/DP


このTripleHead2Goはお使いのパソコンに、「ものすごい横長のセカンドディスプレーが付いている」と認識させ、出力された映像を3つに分割するという機材で、簡単にマルチモニタ環境を構築することが可能です。