ハンプティ・ダンプティ

おうさまのおうまをみんな あつめても
おうさまのけらいをみんな あつめても
ハンプティを もとにはもどせない

Hip-Hop

2011-09-09 23:11:55 | 芸術
友人がやっているHip-Hopの初音源が出来たということでCDを渡されました。
普段バンド系ばっかり聞いているので、久々にHip-Hop聞きました。
交友関係も音楽やってる人はバンドマンしかいないんで、けっこう新鮮だったり。

日常と宇宙を同じスケールで描く世界観がけっこう好きなんで、これかも頑張ってほしいな、と。
自分も頑張らなきゃと。

ここの一人とは一緒にクリエイティブの勉強してるので、いつか共同作品をアップしたいなと思っていたりするのです。

ノスタルジー

2011-09-04 21:13:15 | 芸術
この間、知人の個展に行ってきました。

その中のひとつの作品が、自分が忘れていた子供の頃を思い出させてくれて、心の中で今も溶けずに残っている感じです。

小さい頃の小さな感動、
当時すっごく不思議で、ちょっぴり怖くて、でもなんだか胸の奥がムズムズして、ワクワクして
ずっとずっと空に向かって懐中電灯を照らしていた。

時が経っていろんなことをしていく内に、夏休みに感じたその高揚は静まり、そして忘れてしまっていた。
きっとあの絵を見なければ一生思い出すこともなかったんじゃないかってこと。

でもあの絵を見て瞬間思い出した。
あの時の自分の心を包んだものは、「感動」っていうほど大それたものじゃないけど、でも「感動」よりも大切なものな気がする。
これが哀愁なのかな?
まだガキだから分からない。

ちょっと気付いたのは、思い出が蘇ると共に、当時の高揚感も蘇ること。
好きな人を思い出す時のようなドキドキがそこにある。
きっとこういうのを感じたくて、芸術が好きなのかなって思ったり。



自分も誰かにこの感情を与えたいな、と密かに思ったのであった。

もりもり

2011-08-26 22:07:40 | 芸術
フレンチ・ウィンドウ展、二回目行ってきました。

相変わらずローラン・グラッソの「ホーンの視覚」は編集点分からず・・・。
でも終わりはあるみたいでした。
ただ一回の再生に繰り返されるループの中で、絶対繋ぎ目があると思うんだけどな。
やっぱり気になるな。


そういえばフィリップ・ラメットの写真は合成とか一切してないんだね。
この間は説明書き飛ばしてしまったので、今回初めて知りました。

残念だったのはリーダン・アフィフの「どくろ」にセーフティロープが張られてあったこと。
こないだはほとんどなくて、360℃から見れたし、距離ももっと近づけたのに・・・。


まあフレンチ・ウィンドウ展、最後にまた行けて良かったです。


そして次は9月17日からメタボリズムを行うとのことで。
実はレポートの題材にメタボリズムを選んだりしてて、けっこう興味深々です。

ちょっとそこまでっ(メイちゃん風に)

2011-08-23 15:35:09 | 芸術
仕事で頂いてた映像素材が自分のパソコンでは再生されない・・・

せんせー!変換お願いします!

て、頼んでおいたものを直接受け取りにちょっとそこまで行ってきました。(電車片道460円)

ここ数日、いろいろと試しているのだけれど、どうしても映像が映らなくて、納期も迫ってきてたりで、デジタル恐怖症をこじらせてしまいました。
しかし先生のおかげで無事素材も揃ったしなんとかなりそう。

人脈って大事だな・・・てお話。


今日はあと、次の予定までちょっと時間があるんで、ちょっとそこまで美術館に行ってこようかな。(電車片道300円)
6月辺りにも一回行ってるんだけど、もう一回行きたいし、もうすぐ終わってしまうので。

今日を逃すともう行けなさそうなので、仕事は明日に回します。


ということでちょっとそこまで行ってきます。



「コクリコ坂から」観たいなー。

ジブリに癒されたい気分です。

美術館巡り

2011-08-19 22:30:00 | 芸術
国立博物館でやっている「空海と密教美術展」と、ブリヂストン美術館でやっている「青木繁展」行ってきました。大雨の中。




仏像、顔が複数あるのや顔の上に顔が乗っかってるのは、内側(生物学的に)どうなってるのかなー?って妄想をするのが楽しかったです。

ちょっと気になったのは、
菩薩やら観音やら明王やら四天王やらって何が違うのかな?
ランク的な解釈でいいのでしょうか・・・



仏像好きだけど、やっぱりお寺で見るのが一番いいな。
もしかしたらお寺の空気感も含めて仏像が好きなのかも。

とか考えながら、上野は雨の日も繁盛していました。


青木繁展はふらーっと立ち寄った感じ。
名前は聞いたことあるけど、作品とか作風さえも全然知らずに行きました。
波の描き方とか印象派っぽいかな。
こういう絵画は色彩感覚が刺激されます。
かさぶたを突かれるぐらいの微々たる程度ですが。感受性が乏しいので・・・

レンブラント

2011-05-29 23:56:44 | 芸術
この間レンブラント展行ってきました。

日本では「光と影の魔術師」という呼び名が付けられて、その生涯に渡って光の演出に力を注いだ人です。
正直あまり詳しくなかったんですが、「光と闇」というコピーに釣られました。

だいたい一つの作品の中に影が占める割合がほとんどで、だからこそ光の部分がより強調されるんですよね。
自分も作品づくりの中で白を如何に光に見せるか、に苦戦するので、レンブラントの光の演出はすごいなって思います。
しかしもう細かすぎて凄すぎです。

写実的な自然の光を再現するだけではなく、精神的な光に重点を置いた作品が好きでした。
キリストが発光しているのは面白かったです。
なんかテキトーな表現ですが・・・。

作品が非常に細かくて(とくに版画)細部の影の中の人の表情であったり、暗いところの描き方みたいなのが気になって見ていたのですが、かなり疲れてしまいました。
翌日以降、首がずっと痛いです。
展示されたものを眺めるのにはあまり向かないような・・・。
とくに国立西洋美術館は人が多くて大変でした。

細かいとこまで気になっちゃう、見たくなっちゃう作品ばかりなので、
自分の気になったもののハガキなんかを、最後に購入すると良いかも知れません。

ホーンの視覚

2011-05-02 21:04:25 | 芸術
2週間ぐらい前に森美術館で行われているフレンチ・ウィンドウ展に行って来ました。

面白いものから、「これはどうかなー?」ってものまでいろいろだったけど、
個人的にいろんな意味で印象に残ったのが「ホーンの視覚」。ローラン・グラッソの作品。

山道をひたすら進んでいく主観的映像作品で、
ときたまこうもりだか鳥だかの群れが、自分を追い抜くように画面を覆うように現れて去っていく。
それ以外はひたすら山道を進むだけの映像。

その何が気になったかって、無限ループの繋ぎ目が全然分からないこと!

途中急な方向転換をして画面上、映像が横に素早く動くのだけれど、そこでも編集の形跡は見えない。
こうもりだか鳥だかが画面をほとんど覆うところでも、編集の形跡は見えない。

一体どこでループしているんだ?!あああああってなった。

たぶん3、4パターンの山道を進んでいるのだけれど・・・。

もしかして本当に同じところを回っているだけなのかな?
だとしたら非常にがっかりだよ。

というより編集の粗を探して6周ぐらい見てしまった時間はなんだったの、てなる。

でもなんだか森の迷宮に迷い込んだみたいで、なんとなく引き込まれてしまう。
ときたま現れる何かの群衆が(個人的にはこうもりだと思ってるんだけど、隣のカップルは鳥っていっていた)なんとなく美女と野獣の森のシーンを連想させる。
まあこの山道の映像はすごく天気の良い日中に撮られているので、全然不安を煽るようなところはないけど。
美女と野獣のアレは怖いけどね。

ほんとうに印象は「気分良くハイキング♪」て感じの映像。
途中画面を覆う何かの群衆が現れても、映像が無限ループでも、怖い印象は全くない。

映像の中が夜だったら、それはただひたすら不気味なものになるし、
たぶん自分がこういうの撮るとしたら不気味に見せたがって暗いシーンを選ぶと思う。
あと暗い方が無限ループさせるところの編集でごまかしが効き易そうだし・・。

そういうのもひっくるめて、すごくレベルが高いなーって思った。

真っ昼間の明るいところで撮影した事で誤摩化しかけづらいにも関わらず全然編集点が分からない。完敗だ。

本当に回っていったとしても、最初と最後のつなぎ目が全然分かりません!

カメラワークが素晴らしいのか、編集が素晴らしいのか、両方なのか・・・、そりゃ両方素晴らしいんだろうけど・・・。


ローラン・グラッソ、「ホーンの視覚」
興味のある方、是非見て頂きたい。
そしてどこに映像の繋ぎ目があるのか、さっぱりな私めに教えて頂きたいです。



ちなみに同展示会にはリーダン・アフィフの「どくろ」という作品がありまして、
こちらとにかくものすごいです。
分かり易いです。
「ホーンの視覚」は自分が映像をやっているという色眼鏡がかかっていますが、こちらは純粋にものすごいです。
インタラクティブとして、個人的に実際に体感したものの中で一番面白いかも。

これは是非皆さんに体験してもらいたい。


森美術館のフレンチ・ウィンドウ展は8月までやっているので、自分もまた一回は行くかも。
「ホーンの視覚」も気になるし、「どくろ」をまた体験したい。
この他面白いもの、いくつかありました。
プリュノ・ペナドとかキャロル・ベンザケンとかフィリップ・ラメットとか・・・。個人的好みですが。

Le Dépiquage des moissons

2011-04-27 19:56:35 | 芸術
好きな絵画。

出会いは2年くらい前。
芸術に興味を持ち始めたぐらいの頃に行った西洋美術館にて。
アルベール・グレーズが描いたキュビスム絵画なんだけど、
なんでこれが気に入ったかって、その最初の触りはとにかく大きかったから。
たぶんあの時展示してあった絵画の中で一番大きかったんじゃないかな?

なんかデカイ絵がある

って見てました。
デカイだけでなんだかすごいもののように感じませんか?

まあキッカケはどんなであれ、この絵が「すごいもの」と思い込んだ自分は、けっこうしっかり見たんですね。
といってもキュビスムのその絵は、どんなものが描かれているのか全然理解出来なかったんだけど・・・。
ただ、見る程になにか感じるものがあって、すごい引き込まれているのは分かった。

後日ネットでこの絵について調べた時に
その絵の意味、社会的背景・・・ついでに作者も知って改めて感心して以来ずっと好きなんです。



で、今度その絵画を題材にしようと思ってたり。
だからもう一回生で見たいんだよなー。

ネットに画像があるけどサイズが小さくて。


今彼はどこにいるのだろう・・?
もう一度会いたい。

なんだか恋をしているみたい。


なんてね。