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*ヒャクログ*

大好きな旅の記録&日記

瀬戸内アート旅 5 ~直島 naoshima・本村地区~

2014-01-21 | 国内旅行


直島、午後は家プロジェクトを中心に見て回りました。
この頃には雨もだんだんやんできて。よかったです

「角家」
200年前の建物を修復したとのこと。

こちらは「はいしゃ」
元歯医者さんの建物です。


中には自由の女神がどどーんといたりして・・・。


ANDO MUSEUM


ちょうどこのとき、安藤忠雄氏が来ていて講演していたので、すごい人でした。
ここは以前テレビでの特集を見ていたので興味深かったです。


そして、直島で特に印象的だった場所の1つが、こちら。
長い階段を登って行った先にある、護王神社
ここから見える海もきれいでした~。

杉本博司氏の作品「Appropriate Proportion」


地上の本殿と地下の石室は、このガラスの階段でつながっています。

地下の石室には、人1人しか通れないほどの細くて暗い通路を通って行くことができます。
(なので一度に1組ずつ、です)
懐中電灯を持って進む先にある石室は、神秘的な空間でした。
このガラスの階段が地下へも続いていて、そこから入ってくる光がきれい。。
感動しました

直島銭湯「I♥湯」

アートを感じながらの、銭湯です。
私たちは入らなかったけど、順番待ちの列が。

サクサクっとの記録になってしまいましたが、直島はこれで終了です。一日過ごした直島、豊島とはまた違ったステキがありました!観光客が多いのもなるほど、です。一度ベネッセに泊まってのんびりと直島で過ごしてみたいな。

そして夕方、また船に乗って高松へ帰ります。

この日の夕食は、うどんに続く香川のもう1つ?!のご当地グルメ、骨付き鶏を。
蘭丸さんというお店に行ってきました。

骨付き鶏とは、香川県丸亀市が発祥とされる鶏の骨付きもも肉をニンニクの効いたスパイスで味付けして焼き上げたもの。です。
2種類 あって・・・

「おや」
肉質が固くしかっりとした独特の歯ごたえが特徴的。肉の味は濃厚で、味わい深く噛み応えも充分。


「わか」
ふっくらと柔らかい肉質で食べやすくジューシーな味わいが特徴です。
こちらの方が食べやすいです。 他にも、カツオのたたきや何やら、いろいろと食べて香川グルメを満喫。

・・・のあとは、シメラーメンならぬ。。。

シメカレーうどん@鶴丸(この旅での讃岐うどん、3杯目)

こちらでの締めは、カレーうどんが主流だそう。 
さっき鶏肉あれだけ食べたのに・・・行きましたヨ。
鶴丸さんは夜の営業、20時オープンです。(ちなみに閉店は3時…)
20時少し前に着いた時は既に行列が。
でも店内が広いのか、1巡目で入れました。入り口近くでは、せっせとうどんを打ってる人がいます。
その姿を見ながらしばし待つと、カレーうどんがやってきました~!

直前までお腹いっぱいって思ってたのに、食べちゃいました。
旅は食欲を増進させます 

2日目の記録はこれで終了! 
翌日は最終日、小豆島です


瀬戸内アート旅 4 ~直島 naoshima~

2014-01-18 | 国内旅行

去年の夏休み記録の続きを・・・



旅行2日目は、直島へ!

・・・ですが、朝からザーザー降りの雨。


そして、朝からうどん。


夏は雨がなかなか降らず水不足が心配な香川県なのに、この日は朝から雨…しかも強雨…。
島内をレンタサイクルで回る予定だったので、この強い雨を前に行くのを諦めるということも考えたんですが、午後から雨は上がると信じて高松港から船に乗り、行ってきました!

さすが人気の島だけあって、昨日の豊島に比べて人も多い。フェリーからたくさんの人たちが降りていきます。
・・・やっぱり雨はやまず。
ですが、めげずに予約していたレンタサイクル屋さんへ行き、電動自転車を借りて、レインコートを着て・・・出発です!


「地中美術館」
(この入り口の先からは写真NGです)

すばらしい美術館でした!

この美術館は3人のアーティストの作品の為に建てられたものです。安藤建築です。



クロード・モネ「睡蓮」シリーズ



ウォルター・デ・マリア「タイム/タイムレス/ノー・タイム」


ジェームズ・タレル「アフラム、ペール・ブルー/オープン・フィールド/オープン・スカイ」
*3点の作品はHP「アーティスト・建築家 | 地中美術館 | ベネッセアートサイト直島」より


このアートを楽しもうと、た~くさんの人がいました。。 
すごい島だなぁ。

午後になるにつれてだんだんと雨もやんでいき。
でも、ほんとうにすごい雨でした。何度も心折れそうになり・・・。1人だったら間違いなく、折れてました。。

タイミングよく、ベネッセのアートツアーにも参加できたりして。


雨だったのであまり写真も撮れなかったけど、思い出はたくさん。
どうもありがとうございました!



直島、午後のまとめに続く・・・


瀬戸内アート旅 3 ~豊島teshima・豊島美術館~

2013-09-14 | 国内旅行

豊島ラストは、アーティスト・内藤礼と建築家・西沢立衛による豊島美術館
ここ、とんでもなく素敵な場所でした


入り口は、坂の途中にさりげなくあります。

反対側には・・・

海に向かって、美しい棚田の風景が広がっていて・・・
青々としていて、本当に美しい景色

 
まず、これが受付・チケットセンター。
地中にあるあれが、それです。 


そして、この球体が美術館。
左がカフェ&ショップ、右が美術館です。
・・・というか、この敷地全部が美術館で、建物が作品って感じです 

すぐそこに建物があるのに、順路の矢印は、写真一番左に見える道を進んでください、となっています。
そして、ぐるーっと歩きます。(お友達を撮ってみた)
山をぐるっと5分くらい?!海を眺めながら歩いていくと・・・


見えてきました。
上に穴空いてます。

これが入り口です。靴を脱いで入ります。(この先は写真NG)
このトンネルのような入り口の先には・・・

こんな空間見たことない!!!とても素敵な空間が広がっています
・・でも入る前に「音を立てないように、静かに」と言われているので、歓声をあげたりとかはできません。話し声もヒソヒソで。

作品名は「母型」
曲線だけの建物内の上には、大きな穴が2つ。
空が見えて、風がそよいで、足下からは水が生まれてて。
皆さん寝っ転がってのんびりと流れる時間を楽しんでます。

私たちもそれぞれ、ぐるぐる歩き回ったり、横になったりしてたら・・・
寝てしまいました、笑。
それくらい心地よかったんです! 


ここは、カフェも素敵な場所でした。
これは入り口。


太陽光と照明のバランスがいい感じでした。
円形のところに座って、私たちもロールケーキとドリンクでひと休み。
ここも靴を脱ぐし、とても安らげました!

上の穴はこんな感じになってます。
とっても気持ちがいい
・・・ちなみに美術館の方の天井の穴はガラスなど何もなく、開けっ放し状態でした。雨が降ってきたらどうするんだろう??


ショップエリアはこのような感じ。

豊島美術館、いい場所だよとは聞いていたけど、具体的にどういう所かは分からないまま行ったのですが、行ってみて本当に感動しました!
こういう美術館の形もあるんだなーと。 

・・・建築家、西沢立衛氏は以前、建築のノーベル賞といわれる賞を取った時にちょうどニュースで特集をやっていて印象に残っていたので、旅行後にこの人について復習していたら、この豊島美術館と、数年前に旅行で行った金沢の21世紀美術館の建築家が同じ人だったということを発見。21世紀美術館もとても面白かったのを思い出しました~。

このあとは船で高松に戻り、夕食は海の幸を堪能。
どれもとってもおいしくて印象的なお店だったのだけど、写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました


豊島まとめはこれで終了。
いろんな歴史のある島だけど、隣の直島とはひと味違うアートの島、楽しめました

翌日は直島、そして小豆島と続きます~。


瀬戸内アート旅 2 ~豊島teshima・唐櫃地区~

2013-09-08 | 国内旅行

さてさて。家浦港からバスに乗って20分ほどで唐櫃港に到着。
ちなみに・・・バスと言ってもマイクロバス、そして乗り切れないときは次のバスを待たなければなりません。 次のバスといっても1時間後だったり、とかもあって。時間に余裕を持って動かねば、でした!

ここからは電動自転車をレンタルして巡りました!初めて乗ったんですが・・・超快適、楽チン
上り坂が多かったけど全く苦にならず。というか、上りだろうが何だろうが、とにかく楽チンで。バスで回ると時間を気にしないといけないし、歩いて回ることもできたけど時間かかるし大変だし・・・結果、レンタルして大正解
しかし・・・レンタルは予約ができなかったので当日の運任せ。私たちは少し待った後無事に借りられたけど、私たちの直後に自転車屋さんに来た人たちは借りられず。豊島人気、すごいです。

唐櫃地区に着いて、まず向かったのは、ここ。

「勝者はいない−マルチ・バスケットボール」

ゴールがいっぱい、笑。
バスケットボールも置いてあって、自由に遊べます。 

ゴールのバックボード(調べたら、こう呼ぶらしい)は、豊島の形でした。
(ちなみに・・・調べたついでのメモ。ゴールのリングは305センチの高さに設置されているらしい。高いっ) 


次に向かったのは、浜辺に建っているこちら。

「心臓音のアーカイブ」

海水浴場を通り過ぎて、奥の奥にあります。最後は、結構な細い道で・・・
この建物を見つけたときの最初の印象は、いいロケーションだな~と。


海側から見た外観。

ここは、中は撮影NGでした。

入り口を入ると、真っ白な空間。白衣を着たお兄さんが迎えてくれます。病院?実験室?のようです。
ここでは、世界中の人の心臓音を録音して保存し、その音と光を合わせて・・・という試みとのこと。
この部屋はとても不思議な空間でした。(若干、怖いかも。。)

自分もその一員になることもできます。その場合はお金を払って、自分の心臓の音を録音します。その音はCDにして持ち帰れるので、赤ちゃんがいる人にはいいな~と思いました。
・・・赤ちゃん、お母さんの心臓音を聴かせるとスヤスヤよく眠るって聞いたことがあるので。

静かで穏やかな海のそばに建つこの建物。
海辺にレジャーシートでも敷いて、のーんびりしたくなるような場所でした

でもあんまりのんびりもしていられないので、またまた自転車で移動です。


軒先に吊るされているタマネギ。
昔ながらのお家が並んでいる横を進んだり

港からここまで上ると、こんなにいい景色が
景色を楽しみながら電動自転車でどんどん上っていきます

「島キッチン」
島キッチンは豊島でも人気の場所とのこと。レストランはいつも激混みだそうです。
・・・私たちが着いたときはもうランチタイム終了してました。
この、外にあるテラスでは自由に過ごせます。
皆さん、思い思いに…という感じです

それにしても、この屋根、面白い~。
中から見ても外から見ても、面白い造りでした

この辺りには、アート作品が集まっているので、いろいろ見ながら歩いて行くと・・・次はここに到着。

「すいかお接待
お接待とは・・・お遍路をしている人に地元の方々が食べ物やお賽銭を差し出すことを言います。豊島にも、古くからこの風習があり、訪れる人々を温かくおもてなしをする心が根付いているとのこと。
ちょうど何かお腹に入れたいなーと思っていた絶妙のタイミングで、このお接待に遭遇!


唐櫃の清水という、湧き水があふれている所です。
島の人たちの「食べてー食べてってー」との声に甘えて、スイカ、イチジク、ウリを頂きました。
どれも冷えてて甘くてとても美味しかったです!実はイチジクは苦手だったのですが、食べてみたらとっても美味しくて大好きになっちゃいました。
島の子どもたちもいて、その子たちがまた素直でかわいくて
温かくてとても心に残るおもてなしをしていただきました


上ってきた山を今度はチャーーーっと下って、次に目指すは豊島美術館です。


瀬戸内アート旅 1 ~豊島teshima・家浦地区~

2013-09-07 | 国内旅行


初・四国!
8月下旬に、念願の瀬戸内国際芸術祭へ行ってきました。


雨が降って大変な時もあったけど、アート祭(&うどん)がこんなに楽しいとは・・・
充実の3日間になりました


この芸術祭はトリエンナーレ、3年に1度の開催で、今年は第2回。
今年は春・夏・秋にそれぞれ30~40日間ずつ開催されています。

今回の旅は2泊3日。1日ずつ、豊島・直島・小豆島を巡ってきました
(ちなみに、瀬戸内海に島はいくつくらいあるんだろうと思って調べたところ、なんと大小合わせて3000とのこと

写真NGな所も多かったですが、それでも結構撮ってきたので、いくつかに分けてまとめます


・・・・・

まずは、1日目の豊島(てしま)まとめ

朝イチの便で羽田→高松へ。
リムジンバスで約40分、高松駅へ。湿気はあまりないけど、日差しが強い!暑い



早速、讃岐うどん1杯目@一代
駅近くにあるお店で、冷やしぶっかけを。

茹で置きしてあったのかしら・・、期待しすぎていたのかしら・・、なんだか少し残念な感じの麺。
でもでも、感動したのはお出汁。びっくり美味でした!具もこんなに乗っているとは。「小」を頼んだのだけど。。。
ちなみにこの時点で、まだ10時です。


高松港から高速艇に乗って50分、豊島へ
芸術祭、すごい人気だな~・・・、80席のこの船、満席でした!
(ちなみに、乗れなかった場合は、数時間後の便に乗るしかないそうです



豊島到着!一気に島モードへ。ゆったりとした空気が流れてます。

豊島は周囲20キロ、人口1500人の島です。
私たちは船が着いた家浦地区を歩いて見て回り、その後バスで唐櫃地区へ移動。そこからは自転車を借りて見て回る計画です。


まずは、その家浦地区を・・・。


早速、瀬戸内らしいものを発見。
小豆島で栽培が盛んな、オリーブ!もう少しで収穫、な感じです。

オリーブの木って初めて見ました。 

そして向かうは、豊島でとれるというイチゴを食べに・・・


かき氷@いちご家
イチゴの自家製ソース、氷もふわふわ、とっても美味しかった
見た目は結構な大きさだったけど、暑さと美味しさで1人1個、もちろん完食でした~。 

さて。腹ごしらえも完了!?笑
ここからアート三昧の一日がスタートです
まずは家浦港周辺を歩いて巡ります・・・

見えてきました、記念すべき私たちの第1アート作品。
赤い、赤~い!


「豊島横尾館」

古い集落を改修して、塔は新たに作ったというこの美術館。とにかく、まずはこの「赤」にびっくりです。
この入口からも少し見える、奥の庭。赤いガラス越しなのでこっち側からは庭全体が赤に見えるのだけど、実際のお庭は・・・衝撃でした~!


次は歩いて数分の古民家へ。
写真NGだったので撮ってませんが、おばあさんの絵が3枚、展示してあります。後ろ姿のおばあさん、なんだかジワーっときます。
「100年の闇ほか」木下晋


そしてこちらもすぐ近くにある作品兼カフェ。

「あなたが愛するものは、あなたを泣かせもする」トビアス・レーベルガー


中はこんな感じです。


カフェタイムをゆっくりと楽しんでいる人もいたけど、こういう異空間で、果たして”ゆっくり”って可能なのかしら?と思ったり。
でも、座ってしばらくすると、案外落ち着いてくるのかも?

この後は、バスで唐櫃地区へ移動です。