今日の夕刊紙の地域版
おじさんがわくわくするような記事
上士幌町にある三国峠は
年に一度は自転車で行きます
今年はコロナ禍の中 行きそびれています
その峠下あたり一帯が
十勝三股カルデラだったんだ!!
自然に興味関心があるはずのおじさん
初めて知りました
不覚の至り...
記事をざっとまとめると
・十勝三股カルデラは100万年前に5回ほどの噴火でできたカルデラ
・長径は 北東から南東にかけ14㎞ほど
・短径は 南北に10㎞ほど
・噴火で出た噴出物の量は 130立方キロメートル
・当時の十勝は内海が広がって 新得や士幌辺りまでは海になっていたが
噴火の火砕流や火山灰で帯広以北が陸になった
・30万年前までは十勝三股カルデラは湖だったが音更川の浸食で湖が崩れて
湖は消えた
・十勝三股カルデラはすり鉢状の形がはっきり分かり
大樹海が広がっているのが特徴だ
新聞にも写真がありましたが
あえて外し
昨年 三国峠に行ったときに撮ったものを紹介します
2019年10月6日撮影
なるほどカルデラの一部ですが
すり鉢状になっていますね
こんな記事はおじさんの探求心をくすぐります
まずはいつものように
グーグルマップで見て見ましょう
音更川の浸食跡もはっきり確認できますね
等高線であらわされた十勝三股カルデラあたり
十勝を自転車で駆け巡り(ほんの一部だけですけど)
農業景観など自然を楽しんでいますが
今日の夕刊紙から
太古の自然の営みの上に十勝があることを学びました
さらに...
この前(10月2日)
新得‐鹿追辺りをサイクリングしたとき
十勝川の河岸段丘で見たこの写真(ブログでも使用)
御影の国道北の裏街道
さらに
屈足を出て美蔓丘陵で見た崖
十勝三股カルデラを調べていたら
こんな資料に出くわしました
御影も屈足も
十勝三股大噴火の火砕流や火山灰が積もった地域になっています
説明では
御影あたりでは最大40mも積もったところがあると記されていました
あの時見た
河岸段丘や崖は
十勝三股または石狩山地の噴火によってできた地層ではないか?
ほぼ確信した次第!!
※上の青い部分は80万年前は盆地となっていることは
もとは海だったところが地形の変化で盆地になったということかな
三国峠ヒルクライム
気になってきました!!
じっくり理解が出来る様に、ゆっくり読みました。
カルデラがすごく大きいですよね!
新得まで海だったとは。。。
昔はどういう形をしていたんでしょうか。
こんばんは。
コメントありがとうございます。
身近なところであり
年に1~2度は足を運ぶ三国峠。
こんなところの地形が太古のロマンあふれる場所とは
知りませんでした。
カルデラの大きさは阿蘇には及びませんが、
かなりの規模ですね。
十勝平野の形成に大きく関係していたこともわかりました。
十勝平野が海だったころは、
大樹あたりが入り江になっていて、
日高山脈や石狩山地近くまでぐるっと海だったようです。
今の芽室‐新得‐士幌‐足寄辺りが海岸線のようです。
足寄化石博物館には海生動物の化石も展示されています。
知りたいという気持ちが湧いてくると
時間ばっかり食っています。
気がつけば午前3時だったり。
健康によくないので適当に楽しみます。
美味しいごはんづくり、パン食が多くて
まだ次のご飯炊きができていません。