私たちの周りで起きる津波
普通常識では
海で起きた地殻のずれがによる地震と思っていました
2011年の東日本大震災などは記憶に新しいところです
このようにして起きた大地震は
何千キロも伝って津波を引き起こすことはよく知られたところです
1960年のチリ地震(地球最大級規模の大地震)
おじさんの実家のある浦幌町でも
海岸部は津波が押し寄せました
実家を離れて祖母のところで暮らしていたので
(当時中学生)
実際は見ていませんが
陸地を小舟で行き来したという話を聞いたような...
ということで
海洋で起きた地震は
規模によって津波の危険があると刷り込まれています
それが今日は
トンガで起きた海底火山の爆発で津波が起きたというのですよね
太平洋沿岸には
津波警報や注意報が出ているではありませんか
海底爆発で地殻がずれたわけでもないのに...
なんで???
気になって報道を注視していたら
こんな図解と説明がありました
今回の海底噴火は
1000年に一度くらいの大噴火(大爆発)だったということです
衛星写真で見ると
この噴煙の規模は
北海道を覆いつくすほどのものだそうです
こんな大噴火の際の爆発音は
とんでもない大音響を発するようです
太鼓の音でも
空気が振動で紙が震えます
これを空振というのだそうです
トンガの海底火山の爆発
大爆発でとんでもない空振が起きたようです
空振は周りの空気を押し込むので
同時に海水面も押し込まれるようですよ
海水面が押し込まれると
その反動で
海水面が盛り上がって
津波が生まれるのですね
8000㎞も離れた日本列島に津波が来るとは...
本当にデッカイ爆発だったんですね
※最初の衛星写真をよく見たら
噴火の周りの雲が外側に飛び散っているように見えますね
これって空振現象ではないかと思うのですが...
今回の津波の原因が
空振が原因と思われることが他にもあったようですよ
1 SNSではかなり離れたところで
大音響と体がゆすぶられているシーンがありました
2 爆発海域で起きた津波がやってくるより早い時間に
国内でも小さな津波が来ていたことが分かりました
これは噴火近くでできた空振による津波以前に
空振が遠くの海面に影響を与えていたからだと
幸いにも大きな災害にならなかったのは
幸運です!
地球という星に
自然に対する畏敬の念を
一層深めるおじさんです
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