たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(十勝が丘展望台から日高山脈眺望12/2)

楼風庵・楼風窯

2011年10月01日 | 日記

 二つの行事を訪問し、今日の昼食は丘から日高山脈をウォッチングできる「楼風庵」に行ってきました。ここには、陶芸作家さんの窯「楼風窯」もあります。

「楼風庵」は、日高に夕陽が沈むまでの営業となっています。が何回か来ていますが、まともに夕陽が日高山脈に落ちるところには出会えていません。今日も無理でした。

「楼風庵」に着いてすぐ、窓の前に広がる田園と日高の山並みを1枚。ここは丘の中腹にあります。

                         

おじさんの昼食は、ドンブリ手打ちそばとテンプラにオニギリです。奥さんはザルそばにしていました。

                         

ソバ麺は、つなぎなしの10割そばだそうです。おまけに石うすでひいた粉を使っているそうです。少しつなぎはよくありませんが、こんなソバが好きです。

テンプラには、ここで育てているそばの葉のてんぷらもありました。癖のないあっさりした味です。

                         

食後のコーヒーは、おじさんもちょくちょく買っているMコーヒーをオーダーしました。焙煎が違うものなのか、我が家とは味も微妙に違っておいしかったです。

円卓テーブルの上に見つけたお花、センナリホーズキだとおかみさんが教えてくれました。

                         

奥さん興味を持ったらしく、なんやらかんやら話していたら、おかみさんが花の種やら茎ごと取ってきてくれました。帰って来てから早速、庭に種をまいていましたが、来春、芽を出すでしょうか。

建物の隣にある陶芸窯で、年に一回の登り窯をしているということで、これまた奥さんが興味を持ってしまい見学させて頂きました。

楼風庵の一角に楼風窯があります。入口には薪がびっしりと積まれています。いかにも焼窯だという雰囲気が伝わってきます。

                         

朝の4時から火入れをして、窯の中の温度が1200℃になるまで薪を燃やし続けるということです。明日の朝まで作業は続くと言っていました。

薪を入れる窯の口は温度も高く、薪を入れるのもタイミング良く手際のよい作業が求められます。

                         

許可をいただき、薪の燃えている様子を写させて頂きました。オレンジの炎がメラメラと揺らいでいます。

                         

炎は外の煙突まで上がっていました。すごい勢いで燃えていることがよくわかります。

                         

入ったときは、760℃台でしたが、ちょうど切れのよい777℃まで温度が上がるのを待って、見学を終わりました。木曜日の9:00頃窯出しをするといっていました。どんな作品に出来上がっているか、制作した皆さんは心待ちにしているにちがいありません。

                         

窯のある建物のほかに、「陶芸の館」という建物もあって、見学させて頂きました。

                           

出来上がった作品の販売コーナーがありました。どれも素晴らしい作品です。その他に、制作して乾燥させている作品や灯油窯もありました。離農した酪農家さんの建物を機能的に活用しています。母屋は休憩室になっていました。

                           

もう17:00近くなったので、楼風庵・楼風窯を出て帰宅となりました。

楼風庵のカフェは2階部分です。 

                         

少し離れたところから、焼窯の建物を見ますと、元牛舎の面影と煙突からの炎が見えてきます。

                         

こんな風景の中にいるとなかなか離れがたいものがあります。

車を進めて、また車を止めていました。

東側の夕焼け雲と豆畑と長イモ畑が見えます。右側には「陶芸の館」のD型ハウスが見えます。

                           

斜め左側には、十勝幌尻岳に降水雲ができていました。雨がぱらついているようです。

                         

先週は、美瑛の丘にすっかり魅了され、十勝を見失ってしまいそうでしたが、今日の一日は、行事訪問と十勝再発見・再認識の日となりました!

 


明野ケ丘公園

2011年10月01日 | 日記

 二つの行事を訪問する合間の時間、明野ケ丘公園にあるシンボルモニュメント「ピラリ」の上から、十勝の北西から東側の眺望を楽しみました。

ピラリのいわれが表示板に書かれてありました。

                       

「ピラ・リ」、アイヌ語で「偉大なる崖」を意味しているんだ。開町100年を記念して創られたこともわかりました。

ピラリの展望テラスに立つと、北西の方向から東にかけての十勝が眺望できます。今日は天気も良く遠くまで見通すことができました。

合成して一つにしたかったのですが、技術が追いつかなかったのでバラバラにして見てみます。

展望テラスの北西の方角の眺望です。

                       

左手奥には日高山脈が見えます。右奥は東大雪です。右側の丘陵には、激坂のある十勝ケ丘展望台があります。下は本町市街です。

下の写真は、ほぼ北側を眺望しています。

                       

左手奥に東大雪が見えますが、北側には目立った山はありません。丘陵が続いています。

ほぼ北東の方角の眺望です。正面の丘陵は、十勝ケ丘のある丘陵から続いています。

                       

右側奥には、阿寒連山も見えます。ズームアップしてみました。

                       

テラスからの東側寄りです。正面奥には池田町市街があります。「十勝ワイン」でよく知られています。

                       

明野ケ丘公園かららの眺望は、田園風景と丘陵のある十勝の風景を楽しむことができます。

これも十勝ならではの景観の一つです。

明野ケ丘公園内の桜の木も進みゆく秋を感じさせてくれます。

                       

公園からの空には、今日も彩雲ができていました。(太陽の周辺の雲に出来るので、直接太陽は見ないようにしています)

                       

たそがれカップルで、公園デートをしながら明野ケ丘公園でのひと時を過ごしました。

二つ目の行事訪問を終えて、13:00過ぎ、昼食も兼ねて「楼風庵」へ向かう途中、古舞の手前のカエデがうっすらと紅葉しかかっていました。