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やまなし地域文化フォーラム

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街中の明治期のレンガ造り

2025年04月16日 | 山梨の歴史文化ニュース
史跡甲府城跡(舞鶴城公園)の南側エリアが整備され、甲府市の歴史文化交流施設、交流広場がこの4月19日(土)にオープンします。
(山梨県甲府市丸の内1丁目250‐1)
甲府市ホームページ

この場所は、近世では甲府城の城下町の武家屋敷地でした



現在、その場所にたたずむレンガの壁。



壁は、今から117年前の明治41年に建設された甲府税務署のレンガ壁です。西側の境界の壁とされています。



高さは1.9m程。レンガの積み方は、フランス積みと呼ばれる工法。
レンガの小口(短い面)と長手(長い面)を交互に積み重ねて積み上げています。目地の美しさがありますね。

イギリス積み(小口と長手を一列にそれぞれ並べて積む工法)に比べ、フランス積みは強度が弱いとされ、この時期のフランス積みの構造物が残っているのは貴重だそう。

〇イギリス積みの構造物:2025年4月9日掲載「レンガでできた鉄道施設〜長禅寺架道橋〜」

こうしてみると、普通のレンガだと思っていた街中などにあるレンガの見方が変わってきますよね



さて、「やまなし地域文化フォーラム」では、山梨の歴史文化を基礎から学び直し、最新の研究成果に触れたい方々とコミュニケーションを図りながら歴史文化を保存・継承するため、月1回の山梨の歴史や文化をわかりやすく学べる講義・講座を開催します。

第1回目はいよいよ次の日曜日4月20日(日)
 講義「山梨の歴史文化の魅力を再認識・再評価」
 講座「甲府城の歴史」


ご興味がある回のみのご参加も可能です。アットホームな会ですので、お気軽に
ご家族、お友達などお誘い合わせご参加ください。お待ちしております。

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