
オットー・ニコライ - Otto Nicolai (1810-1849)
歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」 - 序曲
Conductor: Christian Thielemann
Wiener Philharmoniker
Composer: Otto Nicolai
Author: Salomon Hermann Mosenthal
Conductor: Claudio Abbado
Berliner Philharmoniker
Composer: Giuseppe Verdi
Lyricist: Arrigo Boito
Non Lyric Author: William Shakespeare
🎵 ♪ ♫ 🎶 ♬
ATTO PRIMO
Prima parte
L’interno dell’Osteria della Giarrettiera
Una tavola. Un gran seggiolone. Una panca. Sulla tavola i resti d’un desinare, parecchie bottiglie e un bicchiere. Calamaio, penna, carta, una candela accesa. Una scopa appoggiata al muro. Uscio nel fondo, porta a sinistra.
(Falstaff è occupato a riscaldare la cera di due lettere alla fiamma della candela, poi le suggella con un anello. Dopo averle suggellate, spegne il lume e si mette a bere comodamente sdraiato sul seggiolone.)
DR. CAJUS
(entrando dalla porta a sinistra e gridando minaccioso )
Falstaff!
FALSTAFF
(senza badare alle vociferazioni del dottor Cajus, chiama l’oste che si avvicina)
Olà!
DR. CAJUS
più forte di prima
Sir John Falstaff!!
BARDOLFO
al Dr.Cajus
Oh! che vi piglia?
DR. CAJUS
sempre vociando e avvicinandosi a Falstaff, che non gli dà retta
Hai battuto i miei servi!...
FALSTAFF
all'Oste, che esce per eseguire l'ordine
Oste! un'altra bottiglia di Xeres.
…(中略)…

(Google翻訳)
ACT ONE
Part One
The interior of the Garter Inn
A table. A large chair. A bench. On the table the remains of a dinner, several bottles and a glass. Inkwell, pen, paper, a lit candle. A broom leaning against the wall. Exit in the back, door on the left.
(Falstaff is busy heating the wax of two letters in the flame of the candle, then seals them with a ring. After sealing them, he puts out the light and begins to drink, comfortably stretched out on the chair.)
…(中略)…

〘 …「ファルスタッフ」
ときは15世紀初め
イングランドのウィンザーという場所が舞台です。
登場人物
サー・ジョン・ファルスタッフ:騎士。お腹が太鼓のように大きく、酒好き女好きの困ったおじさん。英国王ヘンリー5世が若い頃の遊び仲間でした。
フォード:裕福な商人
アリーチェ:フォードの妻
ナンネッタ:フォードとアリーチェの娘
フェントン:ナンネッタと恋仲にある青年
ドクター・カイウス:医者。ナンネッタと結婚したがっています
メグ・ペイジ:アリーチェと仲良しの人妻
クイックリー夫人:アリーチェやメグの友人、シェイクスピアの複数の劇に登場するキャラクターです
バルドルフォ、ピスト―ラ:ファルスタッフの従者
<第1幕>
・第1場
… 序曲も前奏曲もなくいきなり始まります。
幕が開くとそこは居酒屋ガーター亭。
居酒屋といっても赤ちょうちんがあるようなお店ではなく、昔のヨーロッパの、酒屋と宿屋が一緒になったようなところです。
ファルスタッフが従者のバルドルフォ、ピスト―ラと酒を飲んでいたようです。
ファルスタッフは何やら、2通の手紙に封をしています。
そこにドクター・カイウスが怒鳴り込んできます。
「ファルスタッフ!こらー!!」
冒頭の音楽はカイウスがドタドタとやって来る様を表しています。
カイウスは、酔っぱらったファルスタッフがカイウスの家の使用人や馬に乱暴をはたらいたことに文句を言いに来たのでした。
またバルドルフォには酒をたくさん飲まされて酔わされた、ピスト―ラはカイウスの金をくすねた、などと次々に主張するのですが、当のファルスタッフたちはどこ吹く風。
カイウスは、
「もうお前たちのような奴とは金輪際飲まないからな!」
といった捨て台詞と共に去っていきます。… 〙
〘 PRESIDENT BOOKS 掲載 2025/06/01 10:15
「江戸の呑み倒れ、京の着倒れ、大坂の喰い倒れ」とも謳われた酒の都・江戸。その呑みっぷりはすさまじく、来日した宣教師たちは目を疑ったという。江戸庶民の食文化をいまに伝える編集者ユニット〈江戸呑み連中〉は「ランキングが大好きな江戸っ子は、酔っ払いの度合いもランク付けして楽しんでいたほどだ」という──。
※本稿は、江戸呑み連中『江戸呑み』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。
■昼酒OKの江戸時代
半休して呑む昼酒、営業先からの直帰酒など、人様が働いている時間に呑む酒の味は、背徳感も手伝って乙(おつ)なもの。
明るいうちからの飲酒は、現代に生きるサラリーマンならではの楽しみかと思いきや、実はこれ、江戸時代からの伝統なのであった。
お江戸日本橋の賑わいを詳細に描いた『熈代勝覧(きだいしょうらん)』という絵巻がドイツのベルリン国立アジア美術館に所蔵されている(東京メトロ三越前駅の地下にも、拡大した複製図が飾られている)。これを眺めているといるいる、昼から呑んでいる御仁が。
図①の幸せ者もそんな一人。日本橋本町三丁目あたりにある居酒屋で、実にうまそうに酒を呑んでいる。
店先には蛸(たこ)や魚が吊るされている。こちらは本日入荷の食材。客は店に入るとまず、酒を注文し、そして小僧さんなどが告げに来る「本日できますもの」の中から肴(さかな)を選ぶ。… 〙

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