幸せな無職の日常

27歳にして4度目の無職。
現在腰のヘルニア療養中…
自称「歩く波乱」の私が、人生を振り返りながら自分を見つめ直すブログ

記念日は思い出のダムへ

2020-10-18 18:26:08 | 幸せな無職の日常
昨日は無職1回目のときの話をしました。
シリアスな内容だったのに読んでいただきありがとうございます。

過去編はわりとシリアス成分が多くなるときもあるので、普段の生活も挟みつつバランスよく投稿しようかなと考えています。


ということで、今日は彼氏とドライブした話をします。


私と彼氏は中学の時の同級生で、先日交際2周年を迎えました!
この2年間の間も、安定の波乱の中にいたので、正直付き合いが続いているのは奇跡というか病的というか…笑
その辺のことも、過去編の中でお伝えしていこうと思います。


何はともあれ、無事2周年を迎えたので、思い出の場所へ行ってきました。
彼氏もなかなかクセの強い人で、ダムで私に告白しようと考えるようなユニークな感性の持ち主です。
実際はデートでダムへ行った後、別れ際に告白されたのでそう大差ないですね。

私の経験上、恋愛とダムの組み合わせは初めてで、やや不本意ながらダムが思い出の場所になりました。

とは言え、ダムもなかなか社会見学みたいで面白いです。
そこから見える景色も綺麗で、すっかり心の洗われて帰ってきました。

その景色を皆さんにもお裾分けしますね♪










死への誘惑 無職1回目

2020-10-17 13:35:44 | 幸せな無職の日常
昨日の続きです。
いよいよ人生のレールを脱線し、自分史上初の未知の領域へ足を踏み入れました。
なかなかショッキングなタイトルですが、正直な気持ちを書いていきます。



4月を迎え、友達は皆、新社会人になりました。
私は公務員試験に向けて準備を進めます。
それでも、自分も新社会人になりたかったという思いは強いままでした。


GWに仲の良い友達と会う機会がありました。
みんな、研修が大変だとか、先輩が面白いとか楽しそうに話していました。
私は相槌を打つくらいしかできず、その内、
腕に蕁麻疹が出始めてしまう始末。
それが相当ショックでした。


ガラスの箱に閉じ込められた自分が、階段を上っていく友達を下から見上げているような感覚です。
「ここから出して!」とガラスを叩きながら叫んでも誰にも届きません。


雑念に襲われ、孤独と戦ううちに、公務員に受かったら、今の苦しみが全部吹き飛ぶと信じるようになりました。

その当時、公務員にかける情熱は凄まじかったと思います。
命懸けと言っても過言ではないくらい鬼気迫るものがありました。

実際、第一志望だった市役所の試験を次々とパスしていきました。
筆記試験、小論、面接…恐ろしい倍率とプレッシャーに打ち勝って駒を進めていきます。

三次試験をパスし、いよいよ最終試験まで来ました。
1000人近くいた受験者も、ここまで生き残ったのは30人ほど。

最終試験のことは鮮明に覚えています。数え切れないくらい練習したおかげで、当日はまったく緊張せず、自分でも納得のいく面接でした。
結果を見るのが楽しみなくらいやり切りました。


それなのに結果は不合格でした。
この日のために生きていた私は、そのまま寝込んでしまいます。

もう何もない。
心の拠り所を失い、気付けば1ヶ月近く寝込んでいました。

体力・気力が削がれて、果ては生きるか死ぬかくらいしか考えられなくなっていました。
地震が来てそのまま死んでしまえたらなぁと考えては、死への誘惑に心を奪われていたのです。
その時の私は、死ぬことを考える時間が一番幸せだったのです。



数年前のことですが、この時は本当に人生のどん底と思っていましたね。
まだどん底はあるんですけどね。

当時付き合っていた彼氏は一足早く公務員になっていました。
彼は彼なりに叱咤激励してくれていましたが、それは骨折している人に走れと言うようなもの。

このすれ違いが原因となり、後に別れてしまいます。
結婚の話も出ていましたが、本当に人生はわからないことだらけです。




挫折からの脱線

2020-10-16 15:55:17 | 幸せな無職の日常
私の日記にいろいろとリアクションしていただきありがとうございます!
とても励みになります。


めちゃくちゃ充実していた大学生活からどうなっていくのか続きを書きます。
私の心の整理でもあるので、長々した文章ですがお付き合いください。



大学院入試に向けて日々奮闘していたあの頃。
勉強が忙しくて、当然就活はしていません。


しかし転機は訪れます。

大学院入試の1ヶ月前に、受験するのを辞めてしまいます。

一言で言うなら、自分の本心に気付いてしまったからです。

私の心の迷いは、バウムテスト(木の絵を描いて心理状態をみるテスト)でも現れ、教授にしっかり指摘されました。

心理学は大好きだし、成績も申し分ないけど、本当に心理カウンセラーになりたいのかわからなくなってしまいました。

そして、「なりたい」より「なるべき」という使命感の方が強いことに気付きました。
この辺は心理学を学んでるだけあって、自己分析が深くなってしまった結果でもあります。

入試直前まで悩んでしまったのは、やはりプライドがあったからだと思います。そして、見えない期待に応えたかったのかもしれません。


心理の世界はとても厳しく、
実際、大学院へ進学した友達数名はうつになりました。
やりがいは大きいものの、非常勤の仕事が多いため収入が安定しない、研修費が高いなどいろいろ裏事情があります。


この大きな挫折は、私の大学生活の輝きを否定するようなものでした。
頑張って成果を出したから、就活するという選択肢を見失ってしまったと自分を責めました。
頑張らなければ良かったと心底思い、行き場のない後悔に気が狂いそうになりました。

まったく就活をしていない人間が今から動いても不利なことばかり。
悩んだ挙げ句、既卒で公務員を受けることにしました。
それは、人生で初めてレールを外れる決断をしたことを意味します。
就活留年しなかったのも、私のプライドです。

周りの友達は内定式や受験を終えて、卒論に取り掛かっています。
ほとんど全員が進路を決めている中、私は公務員の勉強と卒論を並行してやっていました。

春休みも、卒業旅行にも行かずひとり勉強していました。
自分だけ進路が決まっていないという現実が苦しくて、次第に泣いている日の方が多くなります。


みんなと違うのがこんなに苦しいなんて…
自分を強く持つだけの心の余裕はありませんでした。


今だから言えるのは、この時の決断は間違っていなかったです。
疑問を持ったままで大学院生活がうまくいくとは思えないし、仮に新卒で普通に就職していたら、今の自分には絶対になれなかったと自信を持って言えます。

その時は気付かず、散々ひとりで苦しみ自爆しましたが…
今の自分のように、レールのない道を切り拓く人生。全く後悔はありません。

これは、あの時の自分に言ってあげたい言葉です。きっと信じてくれないと思いますが。


嘆き出せば底なし沼

2020-10-15 19:15:05 | 幸せな無職の日常
輝き出した20代まで振り返りました。
正直なところ、無職と縁のない人生だと思っていました。
どうして今のようになったのか、追って書いていきます。


今日は、無職の中で気付いたことを書いてみようと思います。


無職最大のメリットは時間があることですが、時間があるというのはとても厄介な一面を持っています。

特に今後の見通しが立っていない人は、世間から取り残されたような強烈な孤独感を永遠と感じ続ける日々を送りがちです。

今までは会社と家を行き来する中でオンオフを切り替えていたのに、それがなくなる。
何時に家を出て何時に家に帰って…
そんな何気ない日常がなくなってしまい、
自分の中でメリハリをつけられなくなります。

そうなると、ネガティブな思考に襲われたとき、一日中考え続け、次第に寝込んでどんどん心が蝕まれてしまうのです。

忙しいと、目の前のタスクに否が応でも取り組まなくてはなりません。一日中泣いたり嘆いたりする暇はないはず。
特に社会人なら、ショックなことがあったとか、漠然とした不安で何日も会社を休むことは許されません。

でも、何のしがらみも制約もなければ、何日でも泣き暮らすことができてしまいます。

泣き暮らしても現状は変わらず、そんな現実に絶望してまた泣く。
それはまるで底なし沼のように、1度踏み入れると一瞬で堕ちていきます。

無職1回目のときの私も、この底なし沼に堕ちてしまったのでしょう。
生きるか死ぬかだけを考える世界は、まさに白黒の世界です。
自分の存在意義までもわからなくなってしまう…


今となって思うのは、自分が幸せだと思えば幸せ。誰も自分を不幸にはできないということです。
肩書きがほしいなら作ればいいし、堂々と名乗ればいい。
そう思いませんか?


輝きながら始まった20代

2020-10-14 12:58:21 | 幸せな無職の日常
私の大学生活はおつりが出るくらい充実していました。

学業、遊び、恋愛、バイト、サークル。どれをとっても悔いなく一生懸命取り組みました。
モテ期も到来で話題に事欠くことはありませんでしたね笑

大学生になってからは、平凡からリア充に
華麗なるシフトチェンジ。
見た目は変わらないのに、中身はとても豊かになったと思います。
おとなしかった頃の面影はすっかり消えていました。


自信を持つきっかけになったのは、1回生のときに出た学内のスペイン語暗誦コンテストです。
巻き舌や発音を中心に猛特訓していたら、
なんと優勝!
1番から程遠い人生だった私には大きな衝撃でした。

それからと言うもの、真面目な性格が功を
成して、学部でトップクラスの成績になるほど成長しました。
皆の前で表彰されたときの感動は今でも覚えています。

今まで以上に熱心に学業に励み、
皆が就活を始める頃は、図書館にこもって
大学院の入試対策をしていました。

心理カウンセラーは天職だと、信じて疑うことすらありませんでした。
その当時、私の頭の中には、大学院に進学する選択肢しかなかったのです。


20代はキラキラと輝きながら始まりました。自分の可能性、目に見える成果、きっと大丈夫だと思える自信。
これからももっと輝けると、まだ見ぬ未来に思いを馳せていました。