幸せな無職の日常

27歳にして4度目の無職。
現在腰のヘルニア療養中…
自称「歩く波乱」の私が、人生を振り返りながら自分を見つめ直すブログ

AT乗り換え騒動

2021-07-24 03:30:08 | 幸せな無職の日常
いよいよオリンピックが始まりましたね!
せっかくの明るいムードの中なんですが、過去編のブログは重くなっていきます…ごめんなさい(ToT)


宇宙人すぎて発達障害を疑っていた彼との同棲は殺し合いの日々でした。

彼が寝てから仕事と家事の残りを片付けていた私は、まるで赤ちゃんを育てる母親のようで…

彼の赤ちゃん返りと反抗期が同時に来たような過酷さでしたね。
実は、同棲を始めて1ヶ月くらい、彼が私の後追いをするようになったことがあります。仕事の時間以外は全部、私の隣に引っ付いて離れないことが1ヶ月ほど…
トイレに行っても、一緒に入ってくる徹底ぶり。もはや狂気の沙汰ですよね。
私もよく1ヶ月耐えたと思います笑

根性と忍耐力には自信のあった私でしたが、それでも彼に混じりけのない殺意を抱くほどに疲れ切っていました。


今から約1年前、彼のとある行動で私たちは強制的に同棲を解消することになります。

今回はその原因の1つとなった、AT乗り換え騒動の話をします。

言わずもがな、彼は車への愛が尋常ではありません。スポーツカーに乗り、改造することに人生の大半を捧げています。
しかし、私はAT限定免許のペーパードライバー。彼のスポーツカーは趣味の車ですから、生活用ではありません。
何より、住宅街には場違いなスポーツカーだったのは確かです。
今後のことを思ってATに乗り換えることを提案しました。

その時は彼も同意し、車を手放す決意をしてくれました。
(本来なら2台持ちが望ましいですが、同棲カップルには厳しい…)

しかし、彼は軽は恥ずかしくて乗れないし蕁麻疹が出ると言い、シビックのATをシャコタンにするならいいということで、乗り換えに応じてくれました。

ペーパーの私には厳しい条件ですが、ATに乗り換えることが彼の最大の譲歩でした。

無事スポーツカーからATのシビックに乗り換えたものの…
1ヶ月足らずで彼の様子がどんどんおかしくなっていきました。
日に日に塞ぎ込むようになり、売ったスポーツカーの画像を見てはメソメソとして、口数も減っていきました。
その姿は、彼女と別れた後も未練たらたらな男そのもの。
次第に彼は、私がAT限定解除をしないことを責めるようになってしまいました。

平行線の話し合い、大好きなスポーツカーを手放して情緒不安定になる彼…

心の安定を失った彼は、私に合わせるためにATに乗ることに疑問を感じ(売ってから気付くのもなぁ…)、私も彼に付き合いきれずに別れることを意識するようになりました。

今まで溜まっていた殺意もいよいよ限界に差し掛かります。

はっきり別れることを言い出したのは彼の方でした。
私も相当頭に来ていたので、わかったとだけいい、その後は突き放しました。
彼も何かを察したのか、ラーメンを食べに行こうと言い出しましたが、それも断りました。

そんな私の姿を見て、彼は唯一の理解者を失った絶望感に飲み込まれたそうです。

そして、とんでもない行動に出てしまいます。



続きは次回書きます。
今思えば、彼とラーメンを食べに行っていたら防げたかもしれませんね。
それでも、いずれ事件は起きていたと思います。
この時の私は、まだ彼を理解しきれていないこともあり、ただ振り回されるだけでした。

彼は情緒面が幼く、自分の気持ちをうまく伝えることができない人です。
あの時の不可解な行動も、そのうちの1つだったのでしょうか。



彼は発達障害?お互いを障害者だと罵り合う

2021-07-20 04:55:10 | 幸せな無職の日常
皆さんお久しぶりです!
本当に間が空いてしまってすみません。

実は、腰が重度のヘルニアになってしまいまして…現在自宅療養中です。
手術するかしないかの微妙なラインです。
そんなこともあり、とてもブログを書ける心境ではなく…
現在は気を取り直してできることからやっています。
前世で何か罪を犯したんでしょうか??


前回の過去編は、雲行きの怪しい同棲について書きました。
もちろん楽しいこともたくさんありました。(微笑ましいエピソードは新しいブログで書きたいです。ここではえげつないことだけ書きます。)

しかし、タイトルにもあるように、私の彼があまりにも宇宙人だったことから、私は彼の発達障害を疑うことも多々ありました。
同棲してたのでなおさら、確信に近いものがあります。

彼の母親役もこなしていた私にも、当然限界は来ました。
彼は癇癪を起こすと食事中でも机をひっくり返し、ゴミ箱をひっくり返し、棚を倒し…と社会人とは思えない暴れっぷりでした。
私の見立てでは、ADHDの衝動性から来るのでは?と思います。
後で彼に聞くと、「机に何もないと思った」と訳の分からない事を言っていました。

床に飛び散ったご飯などなどにドン引きしながら、私もついに堪忍袋の緒が切れて、恥ずかしながら取っ組み合いの喧嘩になりました。(もっと恥ずかしながら数回やってます)

たいていは彼が逃げる、ふて寝する、死んだフリをするで乗り切ってましたが…

ここまでやらかすなら、とっとと別れたらいいものの…
自分をコントロールできないことに苦しむ彼を見ていると、どうしても突き放すことができませんでした。

そうして、一般的な喧嘩からかけ離れた殺し合いをしていた私達ですが、ある日、たまらくなって彼に「絶対発達障害がある!」と面と向かって言ってしまいました。
そんな彼から返ってきたのは、「まいここそ障害者だ!」です。
そうしてお互いを障害者呼ばわりする最低最悪な罵り合いをしてしまいます。

私は彼に病院へ行くことをすすめ、反対に私も彼から病院へ行くことをすすめられるというカオスな展開になりました。

そんな一線を越えた罵り合いを繰り広げる中、どっちがおかしくてどっちがまともなのか訳が分からなくなってしまいました。

2人で病院へ行けばいいという結論に彼は不服でしたね。
相討ちでそんな約束を取り付けたのに、病院へ行く前に彼はとある事件を起こしてしまいます。

それは次回書きます。


この最低最悪な罵り合いから学んだことがあります。
私が見ている世界と、彼が見ている世界が違うということです。私の世界では彼は障害者で、彼の世界では私が障害者なのです。
その事実に気付き、今までの違和感に納得がいきました。

ちなみに、彼の世界では車が人間のような感覚らしいです。
彼は車を1つ1つ正確に識別できる代わりに、人間は大まかなジャンルとして捉えているそうです。
まるで私が車を見るような感覚ですね。

私と彼の見る世界は、どちらが多数派でどちらが少数派というだけの話なのかもしれません。自分と違うからと理解することをやめてしまっては、前には進めません。

私は言葉によるコミュニケーションを好み、彼は言葉を使わないコミュニケーションを好みます。
私達が分かり合えなかった1つの原因だと思います。

彼は感情を押し殺して生きてきたらしく、家族とも心の交流がなかったそうです。そのため、生まれて初めて人間相手に感情をむき出したような形になったそうです。その結果が大暴れですね。

裏を返せば、私が人間初の心の交流相手となったという訳です。

この考えに行き着くまでに随分遠回りしてしまいましたが、彼への理解が深まった出来事でもありました。