ラジオエッセイ「名前」

今週のラジオエッセイは、船井りえアナウンサーの「紫陽花」です。
毎日19時台中頃に放送中、是非聴いてみてくださいね。

私は、ナローのため、途切れ途切れになってしまうのですが（涙）
しばらくの辛抱です・・


365日24時間音楽三昧のインターネットラジオ「これい～な　Non Stop Music Station」


では・・原稿紹介。
先週・先々週と2週に渡って放送してくださった、復帰作のエッセイ「名前」です。


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今、民放のラジオを聴くことが増えているんですけど。
その中で、こんな言葉を耳にしました。

「雑草という名前の草はない」

確かに。
私達が知らないだけで、それぞれにちゃんと名前があるんですよね。

でも、考えてみると。
その名前は、私達人間が、勝手につけたもので。
「そんな名前じゃないやい！」とか、思われてるかもしれないですけど（笑）

そして。
私達人間にも、それぞれに名前があって。
でも、この名前は、自分でつけたものじゃなくて。
親や親戚、挙句の果て、自分とはあまり面識がない人がつける場合も。

私は、自分の名前、平凡だなあ、っていつも思ってます。
結婚して苗字が変わってからは、ちょっとだけ雰囲気変わりましたけど。
下の名前はそのままですもんね。
高校時代の友人に、漢字もまったく一緒の名前の子がいて。
電話して親御さんが出て、その子を呼び出してもらう時、
「○○ちゃんいますか？」って、自分の名前を呼ぶんですよ？（笑）
変な感じがしますよね（笑）

自分の名前が気に入らない、っていう人、いると思います。
でもね、よく考えてみて。
あなたの名前をつけてくれた人の気持ち。
それがわかると、自分の名前、いとおしく感じるようになるんじゃないでしょうか。
実際、私がそうでしたから。

今、ハンドルネームやペンネームとか、自分でつける名前もありますね。
私自身も、ネットでのハンドルネームや、このラジオのアナウンサー名と、
本名以外に名前がいくつかあります。
本名と同じくらい、愛着がある名前です。
ただ、「深雪美里」っていう名前は、
最初呼ばれた頃はくすぐったかったんですけどね（笑）

あなたは、自分の名前、気に入ってます？
私は大好きですよ。