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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

桜鳥(むくどり)のマンマ 烏(からす)のマンマ 真っ赤に色づく

2019-07-20 11:40:56 | 草花

「カラスのマンマ 今赤く美味しそう!!」

幼児語で「マンマ」は「ご飯」の事。

むかしから私は「エゾニワトコの実」を「カラスのマンマ」と言っていました。カラスが食べる「御飯(マンマ)」ということだったのであろうと思います。

今、このエゾニワトコの木の実が真っ赤に色づいています。カラスは赤い実が好きで、赤いトマトを食い荒らしますので、多分エゾニワトコの赤い実も好みであろうとカラスのマンマと呼んだのでしょう。

美味しそうに赤く色づいて食べれそうです。ですがこの実をカラスが食べているのを私はまだ見たことがありません。

今はこの木の実はつやがあり綺麗ですが、これが熟してくるとムクドリが数百羽と群れ飛んできてついばんでいきます。あっという間に赤い実は姿を消します。

その姿を見ているので、私は「ムクドリのマンマ」と言った方が良いのではと思っています。

※ 札幌に月寒という地名がありますが、アイヌ語の「ムクドリの沢山いる沢」からの呼び方から名が付いたものです。むかしもムクドリは群れて飛んでいたのでしょう。

 永田方正蝦夷アイヌ語地名解にはこのムクドリに「桜鳥」の漢字を当てています。

 

群れてムクドリが、エゾニワトコの赤い実を一気に食べてエゾニワトコの季節は終わります。

 


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