「秋が一気に進んでいます」
昨日報告しましたように、入院して外に出ることなく15日間・・・。退院した時にはまわりが一変していて、浦島太郎の心地でした。一気に外の空気は変わり、これほどまでに周りが一変しているとは思いもよりませんでした。
10月13日のあの見事な定山渓の紅葉は、今年の紅葉の見納めになりました。
入院中に初雪も降り、退院の時の夕方にはまた雪が降り出しました。
庭の小ツリバナの真っ赤な葉も地面に落ちて、赤い実だけがさみし気に自分を誇示していました。
いつもは季節の変化を観察して過ごしているのですが、今年は一気の周りの季節の変化です。
29日(日)は北大のイチョウ並木も黄色に色づいて見事とのことでしたが、21号台風の大風と雨で、イチョウの並木の葉も一気に落ちて、秋の終わりを告げています。
小さな竜巻にイチョウ葉が道で渦巻いていました。身を縮める寒さの中の風情です。連日寒い朝でした。
自宅に戻ると、まわりの街路樹のナナカマドたちは見事に葉を落とし、赤い実だけが目立つ様になりました。冬へ移り変わりの様相を見せています。
私は、今年の秋の変化は一気に来た感じと受け止めているのです。
別荘の周りの他の人たちの畑は綺麗に片付いて、我が家だけの畑の片づけなく、私の一層の心の遅れがそこにありました。
まわりが一気に秋が過ぎ、冬に向かって行っている様は、浦島太郎になった心地なのです。