野山の香り

高尾山や近くの野山に自然に咲く花が
好きです。

絹の道

2010-11-05 09:11:35 | その他
私達のすむ団地の直ぐ近くに「絹の道」と言う道があります。
この道はかつては「神奈川往還」または「浜街道」とも呼ばれていました。
1859年に横浜が開港し、その後鉄道が発達する明治の中ごろまで
輸出用の生糸が多く運ばれたルートの一つです。
八王子近郊はもとより長野・山梨・群馬などで生産された生糸はこの道を通って
八王子宿に集められました。そしてこの道を通って横浜に運ばれました。
その生糸の取引で短い期間に巨額の富をなしたのが「鑓水商人」です。
今でもその代表が「小泉屋敷」といって当時のままの形で残っています。






絹の道の石碑と大塚山公園です。
20年位前までは堂了尊という建物が建っていたのですが、その後荒れて廃屋に
なってしまいそこを壊して整備して今は大塚山公園として絹の道の出発点に
なっています。




ここが絹の道で昔ながらの手付かずの道が1・5kmほど続き文化庁選定の
「歴史の道百選」にも選ばれています。この坂を下りきったところに
「絹の道歴史資料館」がたっています。








この遣水付近はまだ自然がいっぱい残っていて、ホタルの里としても
守られていました。
絹の道を散策しながら見つけた草花をご紹介します。


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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
絹の道 (ohisama)
2010-11-05 10:42:13
手つかずの自然歩道がとてもよいですね。
ゆっくりと歩いてみたくなります。
野菊の種類はなかなかわかりません、
さすがおみやさんです、長年の経験のたまものですね。
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Unknown (Unknown)
2010-11-05 11:35:00
>昔ながらの手付かずの道が1・5km

おみやさんこんな道を歩くの大好きです

昔のまま残っているのがその当時の雰囲気を感じることができますね

菊科の種類は同定が難しく奥が深いです

とても覚えられません 
返信する
あわてんぼう (お母ちゃん)
2010-11-05 11:37:00
上のコメントお母ちゃんでした 
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絹の道 (かもめ)
2010-11-05 13:30:36
昔からそこにある道にたたずむと時の流れを超えて昔の人たちとつながっているような気がします。
太古からこの道を通って交易が盛んだったのでしょうね。
歴史資料館の山門や資料館の屋根の模様がきれいですね。
波打っているように見えますが光の関係で写ったのでしょうか・・・
シロヨメナは真っ白できれいです。シラヤマギクやリュウノウギクは葉に違いがあるんですね。
ツタにも花が咲くなんて!初めて見ました。
ホタルがすめるようなきれいな水場はいつまでも残って欲しいです。
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絹の道 (ohisama さんへ)
2010-11-05 14:25:04
コメント有難うございました。
休日になるとこの絹の道を散歩している人が結構います。石がごつごつ出ていて歩きにくいのですがお天気も良いので出かけて見ました。
周りにも小さな山が沢山あって昔の面影があります。以前この近くで「セリ摘み」をした事もあります。この近くで竹の子堀も出来るのですよ。
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昔ながらの道 (お母ちゃんへ)
2010-11-05 14:30:03
こんにちわ
ここの所まさに秋晴れで気持ちの良い天気です。昔のままの道がそのまま残っているところで、この道へ行くとその頃を想像したくなります。お花は殆どが雑草で日の当る場所にありました。紅葉は少し始まってきたようです。
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絹の道 (かもめさんへ)
2010-11-05 14:36:22
こんにちわ
里山の近くにこの道はあります。昔のままの
面影を残してこの道に入るとタイムスリップしたような気がします。お天気が良ければ良いのですが、そうでないときは一人では一寸怖いです。

ツタに花が咲くなんて今まで知りませんでした。はじめてみたのですが、余り小さくて
上手く写っている心配でしたが
何とか成功しました。
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絹の道は (花ぐるま)
2010-11-05 16:11:36
絹の道というのが八王子の法にあること、知りませんでした。
塩の道は良く聞くのですが~歩いたこともありました。
日本のシルクロードですね。
昔は蚕を飼って絹糸を生産していたんですから~
それを横浜港に運んでいたんですね。

その道で出会ったお花に何と気の毒な名前が~と思ったことがありました。
そのお花にまた合えました。ハキダメギクや
ベニバナボロギク、一体何方が付けた名前でしょう。この時期も黄色いお花が多いですね。
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絹の道 (花ぐるまさんへ)
2010-11-05 18:08:21
コメント有難うございました。
昔のままの道がそのまま残っています。
僅か1・5kmの距離しかありませんが、
昔を思い起こさせる道です。
一人で散歩するのは一寸勇気が要ります。

ハキダメギク・ベニバナボロギクのなまえは
牧野富太郎先生がつけたときいています。
花は可愛いのに一寸かわいそうですね。
返信する
可愛い花々 (はたやん)
2010-11-05 22:29:40
こんばんは~

生糸が運ばれていた道「絹の道」が未だに残っていて
往時の面影が残っていますね。
自然いっぱいの絹の道に咲く可愛い花々がとても
ステキに撮られてますね~

ハキダメギクやベニバナボロギクなど
ちょっと可哀想な名前をもらってますが
咲く花はとてもきれいですよね。


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