宮島沼日記

ラムサール条約登録湿地「宮島沼」を応援する「宮島沼の会」のおもしろ楽しい活動日誌です。

マガンはいなくなりましたが。

2017年05月10日 | 宮島沼日記

5/10の沼日記。

センターの中にいても聞こえるくらい風がゴウゴウと吹いています。

これからお天気は下り坂なのでしょうか。

マガンはいませんが、突堤や観察小屋周辺のヨシ原ではノビタキさんのカップルをよく見かけます。

 

 

お客様から聞くと、東明公園の桜が満開とのこと。

こちらも満開、絶賛開花中です。

遠くから見ると枝がボコボコして見えます。

センター横のヤチダモです。

これは雄花。ヤチダモには雄株と雌株があります。雄花が先に咲きます。

ヤチがつく名前の通り、川や沼の近く、もともと湿地だったところなど、水気の多いところが好きな樹木です。

 

サクラ以外の木の花見、悪くないと思いますよ♪


マガン、わずかに残っています

2017年05月06日 | 宮島沼日記

今日は朝から曇ったり、風が強く吹いたり、雨が降ったり。

沼はとても静かで、コガモが岸で休んでいるくらいで、水面に泳ぐ鳥は見られませんでした。

しかし、観察小屋付近の木立やヨシ原ではニュウナイスズメやアオジ、アカハラなどがにぎやかに鳴いていました。

ニュウナイスズメさんは、ほっぺが黒くないんですね。

 

ノビタキも来ています。

これはメス。

 

夕方になるとマガンがパラパラと小さくねぐら入り。

これじゃ、どこにいるか見えないよ。マガンさん。

オジロワシ3羽に襲われかけたマガンがいましたが、根くらべの末、オジロワシは去りました。

ああ、カメラ持っときゃよかった...。

 

宮島沼には鳥だけでなく植物もあります。

突堤ゲートの両端にあるエウロアメリカポプラ(改良ポプラですよね?違っていたらごめんなさい)。

枝先からぶら下がっているのは、雌花。

葉も展開し始めています。

 

林の下で地面を見ると...。

マムシグサがニョキニョキ。

春、後半戦です。


マガン、たくさん渡りました。

2017年05月05日 | 宮島沼日記

更新が遅れてすみません。

昨夕5月4日のねぐら入りは、1080羽。

パッと見、マガンがいるかどうかわかりません。

あ、いました。

というくらい、少なくなりました。

 

昨日、今日のお天気で季節が一気に進んだようです。

ヤナギは満開。地面にいくつも花が落ちています。

センター横のコブシは散り始めました。

 


マガンさん、ロシアへ。

2017年05月03日 | 宮島沼日記

今朝、かなりたくさん渡ったようです。

今日のマガンねぐら入り数は、6,000羽でした。

残ったマガンたちも、もうすぐ旅立つのですね。

秋になったら、ロシアで生まれた子どもたちを連れてこの沼にやって来てくれることでしょう。

どうかご無事で、マガンさん。

 

マガンのねぐら入り数が10,000羽を切ったので、早朝トイレの開放は明日までとします。

突堤ゲートの夜間閉鎖も解除します。

明後日からは、早朝トイレなし、月曜日休館となります。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 


沼でまったり

2017年05月02日 | 宮島沼日記

マガンの数は35,000羽に減りましたが、今朝のねぐら立ちはフライングした群れを除いて全羽飛び立ち、というなんとも迫力あるものでした。

東の空に分厚い雲が広がっているのでちょっと暗いです。

 

午前中、8:30頃から沼に集まり始めたマガンたち。

ずいぶん早いね、マガンさん。田んぼで、ちゃんと食べてきたの?

今朝もこれだけ晴れていたらなぁ、なんて思うくらいの青い空と白い雲。

 

 

沼開けの頃に咲いていたフクジュソウは、すっかりこんな姿に。

 

マイヅルソウが顔を出し始めています。

春の真ん中を過ぎた、と思うのは私だけでしょうか。