今回の北朝鮮によるミサイル発射は正直言ってびっくり。昨日のブログでこの事件に対する意見を書きましたが、色々書きすぎてわかりにくいという意見もあると思い、危険を承知で今回の事件の教訓を寓話として発表します。
北風と太陽
あるとき、北風と太陽が力比べをしようとする。そこで、どちらが旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をする。
まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとするが、旅人は寒くなったので かえって上着をしっかり押さえてしまい、脱がせることができなかった。次に、太陽が燦燦と照りつけると、旅人は暑くなって今度は自分から上着を脱いでしまう。これで太陽の勝ちとなった。
教訓
手っ取り早く乱暴に物事を片付けてしまおうとするよりも、ゆっくり着実に行なう方が、最終的に大きな効果を得ることができる。これは今回のミサイル発射事件になぞらえてみれば、ミサイル発射という強硬手段よりも、6カ国協議の場に早く復帰することのほうが最終的には利益になることを説いている。と同時に、経済制裁は相手の反発を買うだけで、目的(核放棄、ミサイル開発放棄)を達成する効果は期待できないことを示唆している。
狼少年の話
村はずれの牧場で羊の世話をしている羊飼いの少年が、いつも一人ぼっちで淋しいし退屈なので、いたずらして大人たちを脅かしてやろうと考え、狼が来てもいないのに、「狼が来たぞ~」 と叫ぶ。その声に驚いて、大勢の村人たちが手に手に棒を持って駆けつけてきたが、どこにも狼は居ないので、やがて帰ってゆく。面白がった少年は、来る日も来る日も嘘をついて 「狼が来たぞ~」 と叫ぶ。初めのうちはその度ごとに村人たちが駆けつけて来たが、そのうちに、村人は少年を信用しなくなり、「狼が来た」 と叫んでも、どうせまた嘘だろうと思って、誰も駆けつけて来なくなってしまう。
ところが、ある日、本当に狼がやって来た。少年は 「狼が来た」 と必死で叫ぶが、村人は誰も来てくれず、少年は狼に襲われて喰われてしまった。と云うお話である。
教訓
このお話は 「嘘をついてはいけません」 と云う教訓として、子供たちに話し聞かされる。この話はうそばかりついている北朝鮮への教訓とも取れるが、またうそをついていると高をくくっていると本当に狼(本当のミサイル)が来るかもしれないという意味では、日米への警鐘でもある。
北風と太陽
あるとき、北風と太陽が力比べをしようとする。そこで、どちらが旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をする。
まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとするが、旅人は寒くなったので かえって上着をしっかり押さえてしまい、脱がせることができなかった。次に、太陽が燦燦と照りつけると、旅人は暑くなって今度は自分から上着を脱いでしまう。これで太陽の勝ちとなった。
教訓
手っ取り早く乱暴に物事を片付けてしまおうとするよりも、ゆっくり着実に行なう方が、最終的に大きな効果を得ることができる。これは今回のミサイル発射事件になぞらえてみれば、ミサイル発射という強硬手段よりも、6カ国協議の場に早く復帰することのほうが最終的には利益になることを説いている。と同時に、経済制裁は相手の反発を買うだけで、目的(核放棄、ミサイル開発放棄)を達成する効果は期待できないことを示唆している。
狼少年の話
村はずれの牧場で羊の世話をしている羊飼いの少年が、いつも一人ぼっちで淋しいし退屈なので、いたずらして大人たちを脅かしてやろうと考え、狼が来てもいないのに、「狼が来たぞ~」 と叫ぶ。その声に驚いて、大勢の村人たちが手に手に棒を持って駆けつけてきたが、どこにも狼は居ないので、やがて帰ってゆく。面白がった少年は、来る日も来る日も嘘をついて 「狼が来たぞ~」 と叫ぶ。初めのうちはその度ごとに村人たちが駆けつけて来たが、そのうちに、村人は少年を信用しなくなり、「狼が来た」 と叫んでも、どうせまた嘘だろうと思って、誰も駆けつけて来なくなってしまう。
ところが、ある日、本当に狼がやって来た。少年は 「狼が来た」 と必死で叫ぶが、村人は誰も来てくれず、少年は狼に襲われて喰われてしまった。と云うお話である。
教訓
このお話は 「嘘をついてはいけません」 と云う教訓として、子供たちに話し聞かされる。この話はうそばかりついている北朝鮮への教訓とも取れるが、またうそをついていると高をくくっていると本当に狼(本当のミサイル)が来るかもしれないという意味では、日米への警鐘でもある。