こんなに楽しい!みやび流押絵

各教室での押絵の作品や、道端で出会った季節の移ろい、クスッと笑えるテーマもありますよ~

お医者さんごっこ

2010年06月15日 | あれやこれや

子供の頃から聴診器や注射器が手近にあったので、それで遊ぶのが好きでした。
私がお医者さんで、患者さんはネコですけどmeromero2
今日からそれをまた、ほんとにやる日が来ました。
去年から立て続けに4匹を見送ってきた我が家。
今、最高齢のナツミちゃんは、人間だったらもう、三桁に近いくらい。
腎臓の働きが衰え、先月から点滴で水分を補ってやらないといけない状態です。
最初は1週間位もっていたのが、3日になり2日になり・・・
「一気に沢山入れてもたせるより、毎日少しづつ入れてやる方が、
体にも、時間、経済的にもいいから、家でしますか?」って先生。
今うちの子達は高齢化で、全員がお世話になってる、無くてはならない
素晴らしい先生です。
早速点滴の仕方をご指導。
首の上の皮下に針を突き刺し、リンゲル液の袋に圧をかけながら250cc程度。
骨と皮になってるナツミちゃんに針を刺すのって、わが身を刺されるみたいですが、
体が楽になれるんだと思うと、できるもんですね~
もう今、この水分しか受け付けない体なのに、ちゃんとトイレまで歩いて行って・・・
昔のように放し飼いにしている時なら、とっくに自分で逝き場所を求めて出て行ってたことでしょう。
家の中で最期を看取ってやれるようになって、こちらは安心ですが、ネコの立場からすると、イヤなんじゃないのかな・・・って思ってもみたり。
地震の前の年、拾われてきたナツミちゃん。
ネコなりにも、地震による大きな生活の変化がいっぱいありました。
夜はそんな思い出話を、寝ているだけのナツミちゃんに話しかける毎日です。