節分が近いこともあって、能面の顰(しかみ)を基に聡甫が創った赤鬼の短冊です。
下絵を描きながら、私の顔の横へ持ってきては「うわ~、そっくり!!」
聡甫は昔から、私の顔を見ては、獅子やオニにそっくりだと言っては笑うのです。
それを聞きながら絹甫だって「よくそんなこと言うね~!」とか言いながら、自分だって納得の大笑い。
そこへ学校から帰ってきた一輝にも同意を求めた聡甫が、「この押絵、誰に似てる?」と聞いたところ、「お母ちゃんの横顔!」
ホホホのホ~~~!!!ざま~ご覧遊ばせ~でした!
もともと、仏像などでも憤怒の様相は、ただ単に怒りや怖ろしさだけでなく、こんなに道を示しているのに、まだわからんか~~という表情だそうですから、それを思うと、潜在意識の中の母親像なんでしょうね・・・
私が鬼似ということではなかったという証明です。