ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

秋の雨乞岳 千種越え編

2021年11月07日 | 山 近畿 御在所 鎌ヶ岳

2021年11月3日(水) 雨乞岳 奥の畑谷~杉峠・千種越コース

 

体の調子もいい感じなので

秋のお山を愉しめたらと 少し足を延ばしてみた

 

基本は 人の少ないお山!

そして まだ歩いていないコースを歩く事!

選んだお山は雨乞岳!

どんなコースなのか ワクワクしながら支度をした

 

 藤切川と書かれた橋付近

 

夜明け前の時間に車を走らせて

着いた時は もう周りは明るく 駐車スペースには

10台ほどの車が既にまっていた

 

 駐車スペースから新道を少し戻る

 千種超え入口のここは鳴野?

 ここもクマ出没!~!

 岩ケ谷林道起点から出発だ

 

の木の落葉の絨毯が最初のお出迎え

以前ツルベ谷から大峠経由で雨乞岳に登った時に歩いたが

ここに朴の木がある事すら気付かなかった

 

  説明板と千草街道の散策行程

 

案内板が見られた辺りから 舗装道は終わり

落葉に包まれた、歴史的にも有名な

菰野町千種から根ノ平峠を越えて

滋賀県永源寺町甲津畑までの千種越えの一部を歩くのである

 

 杉谷善住坊かくれ岩 かくれ岩の説明板

 

かくれ岩は川の左岸にあり、

対岸である右岸が旧来からの千草街道の古道である

 

かくれ岩の事件とは・・・

 元亀元年(1570年)5月19日 上洛帰途の織田信長は、東海道や八風街道まで、佐々木氏や浅井氏、一揆勢に道を塞がれ やむなく千種越を利用して通ったところ、六角承禎の密命を受けた杉谷善住坊が、この岩に隠れて信長を狙撃した。銃弾は信長の身体をかすめたものの命に別状はなく、無事に岐阜に辿り着いた。

 杉谷善住坊は逃亡を図ったが、高島郡で捕らわれ、首だけ出して立ちながら地中に埋められ、7日間その首筋を竹のノコギリで曳き殺すという凄惨な処刑を受けたという

 

 そんな歴史は落葉の中・・・

 

歴史の積み重ねの様に 落ち葉が重なり合い

深い色に包まれて晩秋の趣を佇ませていた

ただただ 落ち葉の踏む音だけが響く・・・

 

 治山施設砂防堤が見え

 かけられた橋を渡ると・・・

 桜地蔵が見えてくる

桜地蔵尊

 

説明板によると・・・

 千草街道の岩ケ谷林道終点近くに祀られている地蔵尊のすぐ横に、大きな桜の木があった事から「桜地蔵尊」と呼ばれるようになった。 だが、この地蔵尊がいつ、だれによって祀られ、どのような由来があるのかは、よく知られていない・・・と書かれていた

 

地蔵尊の傍に大きな桜の木は見かけなかった・・・

代わりに造花がそなえてあり 綺麗に管理されていた

 

そのまま 渋川沿いに延びる道を進む

 

 静かな街道

 渋川にかけられた橋が見えてくる

渋川

 

橋を渡って2分ほどの所に タイジョウの分岐がある

その分岐を 道なりに杉峠方面に向けて進む

 

 タイジョウ分岐方向へ

 甲津畑避難小屋が見えた

 丸裸のトイレ付き 使用可

 小屋は通りして 先に進む

 ここにもの木の落葉どっさり!

 またまた3つ目の橋を渡る

 トラバースはを付けて!

 4つ目の橋もわたって

 細道をどんどん進んで…を付けて!

 5つ目の橋を渡ると・・・?

ツルベ谷出合

 

ツルベ谷出合は 峠と峠の分岐である!

 

ここで大きなミスをしてしまい

迷わず 右のツルベ谷方向へ進んでしまう・・・

久々の山に浮かれて? あぁ 勘違い!

大峠の途中から取付くと考えていたのか

そのままツルベ谷へと向かってしまったのだ…

本当は真直 千種超えを進むべきだった

 

 この時はまだが付かず

 渉らなくてよい渡渉をする事に…

 渉ってすぐに気がつき 引き返す

千種街道へ戻った !

 

チチ曰くは橋を渡った所にある分岐!

勘違いしていたようだが

早く気が付いて良かった・・・

 

道の修正が終って目にした紅葉が癒しとなり 

気を取り直して出発した!

 

 取付きの分岐は何処じゃ~♪

 6つ目のこの橋が目的の橋?

 杉峠への標識?

奥の畑谷の分岐

 

橋を渡ってすぐに分岐点があった

しかし、右へは通行止めの様にが置いてあった

地図で確認すると 

ここが目的の分岐間違いない

 

ここから奥の畑谷へと取付くが

この先は 地図コンパスが手放せない

ルートファインディングを必要とする破線のコースである

久々のバリルートに 私自身が高揚した

 

つづく

 

久々のバリルートですが 自身の目線で書き残しておこうと考えます

自己満足のブログとなりますが お付き合い頂けると嬉しく思います

どうぞ宜しくお願い致します

 

 

コースタイム

 

6:55 岩ケ谷林道起点 → 7:49 タイジョウ分岐 → 8:01 ツルベ谷出合 → 8:35 奥の畑谷分岐 → 9:17 ミズナラ大木 9:23 → 10:33 清水の頭 1095m → 11:10 南雨乞岳 → 11:25 雨乞岳1237.7m 11:57 杉峠1042m 12:25 → 12:42 一反ぼうそう920m → 13:03 阿山高山跡780m → 13:24 蓮如上人の跡 13:29 → 13:30 奥の畑谷分岐 → 13:41 ツルベ谷出合 → 14:20 かくれ岩 → 14:40 岩ケ谷林道起点

 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (matsunorida)
2021-11-07 09:20:59
ミッちゃん おはようございます!

しっとりした良い感じのエリアですね!
なんだか歴史もあるみたいで、街道好き歴史好きとしては、非常に興味深く拝見しました^^

近頃はすごくマイナーな山でも TrailHeadのParkingにたくさんのクルマがあると聞いています
南アルプスの時もすごかったです。 マイカー登山が流行ってるんだなぁ…と

つづき 楽しみにしています
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Unknown (mituhouse)
2021-11-07 20:39:09
matsunorida様 こんばんは♪
歴史好きのmatsunorida様の気持ちを 少し揺さぶりましたでしょうか(笑)
千種街道は歴史を積み重ねた街道らしい趣がありますね

コロナ禍の影響なのでしょうか?
本当に人の少なかった山域に 人の姿をよく見かけるようになりました 
少し山に対する向き合い方にも変化がみられている様な・・・
それぞれに 自分に合った楽しみ方をしていけるといいですね

つづき 頑張ります(笑)励みになります♪

コメントありがとうございます
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