ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

京都で二番目に高いお山 峰床山3 ー八丁平編ー

2020年11月04日 | 山 近畿 京都 北摂

2020年10月25日(日) ☀ 鎌倉山~峰床山 周遊

峯床山山頂からの続きです

皆子山

 

 

頂上に着くまでの北風は強かったが

頂上に着いてからは なんだか優し気になった風

それならば…と 西側の端で食事休憩をする

 

風は冷たいが 冬とは違う

清々しく 優しいものだ

持ってきたおにぎりも 冷たすぎず まだ食べられる

冬のおにぎりは厳しい所があるが

まだまだ 大丈夫だ

そう思いながら 爆弾おにぎりを頬張り

あったかいスープを流し込む

あぁ~ たまらんなぁ~

ついつい 親父になる私 そして

京都方面の景色を眺めるこの一時がまた一挙!

 

あぁ~ お腹も満たされた

頂上にいらした先行者たちは 既に出発して

気が付けば チチと二人だけになっている

我が家もそろそろ出発しようか・・・

そして ゆっくりと腰を上げた

 

頂上から八丁平の分岐までは 一気に下っていく!

 

 峰床山の山頂

 八丁平へ向かって下る

 尾根を通る風は優しい

 分岐の標識

 八丁平への分岐

 

ここは三叉路に見えるが 四つ辻になっており

京都側に下りる 表坂峠方面と

もう一つの八丁平にも行く事の出来る フノ峠方面と

直に八丁平へと下る道に分かれる

もちろん♪ 直に八丁平へと向かう!

京都方面のルートを見送り

反対側の八丁平へと下っていく 

下り始めは 急な丸太の階段が迎え

その下った先に 広い谷間の空間が広がって見える

 

 直に八丁平への道

 

この誘われるように下っていく谷を

クラガリ谷というが

薄暗い中にも明るさを残した

静かな佇まいに心が休まる

 

 谷へと下る樹林帯

 谷間の流れに出会う

 流れに沿って歩いていく

 

小さな流れを見ながら下っていくと

湿原に近づくにつれ 明るくなり開けてくる

 

そして道は平坦になる 

自然の遊歩道が導くなか

冷たい風も 陽だまりの中では

優しく撫でる手のよう

 

あぁ~ なんて心地よいのだろう♪

 

 覆われた草木は明るく

 苔むした木の根は貫禄を見せ

 大きなマユミが背伸びをする

 

秋の青さにマユミが映える

 

 

分岐からの急坂を下り 流れに出ると

湿原の植物に覆われた広い谷間は

関西の尾瀬のよう 

い~い~これはいい~♪

テンションあがってどんどん進む♪

 

 平らな広場

八丁平

 

八丁平に着いた…?

思っていたほど規模は小さい…?

 

…そんな感じがした

 

周りの木々が取り囲む湿原は

その規模を隠しているようにも見える…

 

 案内板

 案内板の裏に説明盤板

 

新心荘の跡地

新心荘は 関西の尾瀬とうたわれた湿原地である 八丁平に1966年ワンダーフォーゲル部の山小屋として 部員たちによる尾越からフノ坂峠への歩荷作業によって建設された

15年間赤い屋根の山小屋は部の活動の拠点として また 多くの登山者の遭難場所として使用されていた

しかし 1981年に京都市より 八丁平は水源環境保護地である為 撤去勧告を受け、当時の部員たちにより移築され 現在は ダンノ峠と廃村八丁の中間に当時のままの姿で 同志社大学自然科学研究所として使用されている

    ー 説明板より引用ー

 

 京都北山 桂谷にある新心荘

 

4年ほど前だったか… 

佐々里峠より品谷山~ダンノ峠を周遊した事がある

その時に 桂谷にある同志社大学の新心荘を見て歩いたが

その移築前の拠点に 今、立っている事に 

なぜか感動してしまった

 

 水源環境保護地域の水路?

 湿原は木道が設けられている

 木道を左回り方向へと進む

 

八丁平の湿原を見られると思った…

地図上では縁に沿って歩く形になっていたが

中々樹林帯から抜けられず 行けども樹林帯の中…?

 

湿地帯特有の雰囲気が感じられないと思っていた

 

 八丁平の縁は樹林の中…

 

樹林帯を抜けると

突然 開けた景観に足が止まる!

目の前に 緩やかな草原の様な谷間が

秋色を呈してがっていた

 

 防鹿柵はイヌツゲの保護?

 広い谷間の縁を歩く

 

八丁平の湿原内には 多くの植物があるという・・・

ニホンイヌノヒゲ アオコウガイゼキショウ ミズオトギリ

ヒツジグサ ホタルイなどが生育しているという

 

だが 八丁平は 樹林帯に守られるように囲まれ

安易に水域に近づくのを拒むようで 近づけない 

道から外れる事無く 遠くから見つめる

 

 苔付きの丸太の橋

 人の集まる所は・・・?

 オグロ坂峠と中村の分岐

水域の流れに沿って更に進んでいく

 倒木のオブジェ?

 平坦な遊歩道?

 ニホンジカから植生を守る説明板

所々 湿原らしい土面が広がる

生態の確認もゆっくりと出来ず チチの後を追う

のんびり散策もまた ここは楽しかろう…

 中村乗越への分岐

 

公園の休憩場の様な分岐である

ここから八丁平を離れて

中村乗越経由 葛川中村へと下って行く事になる

 

立派な標識があり

中村乗越を指す方向を見ると

濃い踏み跡と途中から薄くなる踏み跡があった

 

乗越を指す標識の方向を確認し

踏み跡を見ながら

中村乗越へと登っていったのだが・・・

 

 

つづく

 

 



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