一日目:小諸~海野
小諸市街地(旧北国街道)
小諸城大手門
小諸本陣
懐古園(小諸城址)
布引観音
海野宿
二日目:長野市街~川中島古戦場
善光寺
八幡原史跡公園(川中島古戦場跡)
長野市立博物館
三日目:松代
典厩寺(武田信繁菩提寺)
胴合橋
松代(海津)城址
真田宝物館
真田邸
松代藩文武学校
旧松代大本営地下壕
旧横田家住宅
矢沢家表門
という感じで三日間行動したわけですが
初日の小諸は愕然とするほど人がおらず、視界に人影がひとつも見えない瞬間もあって、思わず どんだけぇ~ と叫びたくなりました。たぶんタイミングが悪かったんでしょうが、あまりに静かでした。(その後乗ったタクシーの運転手が地元の人でしたが、さびれている、と率直に言っていたのが印象的でした。町並みが観光向けに整備されているわりに、商店街をはじめとした町の人たちの商売っ気がないのかもしれません)
人ごみは嫌だとか 静かなのがいい とか行く前は色々思ってましたが、やはり観光地にはそれなりの客数がいたほうがいいと思います。雰囲気的に。うんまあきっとタイミングが悪かったんだと思う。小諸の皆さんすみません。町自体はほんとに綺麗で静かでいいと思いますよ。
タイミングといえば、この旅はなぜか 修復中 というタイミングとばっちり重なっており、小諸では大手門が修復中、本陣が無期限休館、長野では善光寺の山門の半分が修復中、松代では真田邸と矢沢家表門が修復中でした。これまたどんだけ狙ってたのかという我々。
そんなわけでいきなり出鼻をくじかれた感じな小諸でしたが、時間が余っちまったので行くか、と目指した布引観音と海野宿が大変良かったです。
布引観音というのは山の中にあり、小諸市街からだと車(つまりタクシー)で行くしか手段がなく、往復で4000円かかるという大した立地なのですが、山間の、大変風情のある釈尊寺というお堂にいらっしゃる観音様のことです。鳥取に、絶壁沿いに建つ投入堂という有名なお堂がありますが、あんな雰囲気を想像して頂ければと思います。なんでも牛にひかれて善光寺参り の発端はこの布引観音にあるらしく、この観音堂の隣にある洞窟にはいっていくと(現在は立ち入れませんが)善光寺にたどり着く なんていい伝えもあるそうです。
本当は300段ある石段を登りきった果てにこの観音様を有難く拝む というのが正しい方法らしいのですが、そんな体力はどこにもなかったので、タクシーにすぐ近くの林道まで連れて行ってもらいました。小諸出身のタクシーの運転手さん自身が「(見るなら)小諸より布引観音」と力説してましたが、それも納得。木々の間から見える赤いお堂は神々しさを感じる美しさでした。実はここでも誰にも行き会わなかったのですが、それはそれでよかったかも…。タクシーに待ってもらいながら、ゆっくりと静けさを堪能できました。
その後、小諸にもどって電車で田中という駅に移動し、そこからまたタクシーで、海野宿とよばれる旧宿場町まで行ってきました。だいたい500メートルくらいはあるのかな?道の両側に、ほぼ昔のままと思われる旅籠風情の家々がずっと残っており、道端を水路が走っている静かな町並みでした。小諸の北国街道も古い街並みではあったのですが、わりに観光向けに整備しなおした感の強いところでもありました。一方で、こちらの海野宿は、古い家を増改築しながら(もしくは手入れだけでそのまま)住み続けている地元の人の暮らしぶりと、観光地としての売り方が、絶妙なバランスだったように思えます。車の往来が多く、しかもなかなかのスピードで走っているので、中にはそういう部分を興ざめだと感じて規制を望む観光客もいるようですが、私は(住む人の生活を考えると)ある程度は仕方ないようにも思いました。あそこを歩く観光客は「ちょっと通り抜け失礼します」といった謙虚さを持っていたほうがいいんじゃないかしら。あんなスピード出して走ってるのは、抜け道として使ってる他の土地の人かもしれませんが。
古い商家をそのまま使ったと思える喫茶室で休憩したのですが、どなたかのお家にお邪魔して、お母さんにコーヒーを出してもらう感覚。エアコンなどなく、扇風機がぶんぶん回っているのもまたご愛嬌。ほんと暑い日でしたが、生き返った心地でした。

海野宿
あっなんか初日だけで長くなった。ほんとつまんないので読み飛ばしてください。
小諸市街地(旧北国街道)
小諸城大手門
小諸本陣
懐古園(小諸城址)
布引観音
海野宿
二日目:長野市街~川中島古戦場
善光寺
八幡原史跡公園(川中島古戦場跡)
長野市立博物館
三日目:松代
典厩寺(武田信繁菩提寺)
胴合橋
松代(海津)城址
真田宝物館
真田邸
松代藩文武学校
旧松代大本営地下壕
旧横田家住宅
矢沢家表門
という感じで三日間行動したわけですが
初日の小諸は愕然とするほど人がおらず、視界に人影がひとつも見えない瞬間もあって、思わず どんだけぇ~ と叫びたくなりました。たぶんタイミングが悪かったんでしょうが、あまりに静かでした。(その後乗ったタクシーの運転手が地元の人でしたが、さびれている、と率直に言っていたのが印象的でした。町並みが観光向けに整備されているわりに、商店街をはじめとした町の人たちの商売っ気がないのかもしれません)
人ごみは嫌だとか 静かなのがいい とか行く前は色々思ってましたが、やはり観光地にはそれなりの客数がいたほうがいいと思います。雰囲気的に。うんまあきっとタイミングが悪かったんだと思う。小諸の皆さんすみません。町自体はほんとに綺麗で静かでいいと思いますよ。
タイミングといえば、この旅はなぜか 修復中 というタイミングとばっちり重なっており、小諸では大手門が修復中、本陣が無期限休館、長野では善光寺の山門の半分が修復中、松代では真田邸と矢沢家表門が修復中でした。これまたどんだけ狙ってたのかという我々。
そんなわけでいきなり出鼻をくじかれた感じな小諸でしたが、時間が余っちまったので行くか、と目指した布引観音と海野宿が大変良かったです。

本当は300段ある石段を登りきった果てにこの観音様を有難く拝む というのが正しい方法らしいのですが、そんな体力はどこにもなかったので、タクシーにすぐ近くの林道まで連れて行ってもらいました。小諸出身のタクシーの運転手さん自身が「(見るなら)小諸より布引観音」と力説してましたが、それも納得。木々の間から見える赤いお堂は神々しさを感じる美しさでした。実はここでも誰にも行き会わなかったのですが、それはそれでよかったかも…。タクシーに待ってもらいながら、ゆっくりと静けさを堪能できました。
その後、小諸にもどって電車で田中という駅に移動し、そこからまたタクシーで、海野宿とよばれる旧宿場町まで行ってきました。だいたい500メートルくらいはあるのかな?道の両側に、ほぼ昔のままと思われる旅籠風情の家々がずっと残っており、道端を水路が走っている静かな町並みでした。小諸の北国街道も古い街並みではあったのですが、わりに観光向けに整備しなおした感の強いところでもありました。一方で、こちらの海野宿は、古い家を増改築しながら(もしくは手入れだけでそのまま)住み続けている地元の人の暮らしぶりと、観光地としての売り方が、絶妙なバランスだったように思えます。車の往来が多く、しかもなかなかのスピードで走っているので、中にはそういう部分を興ざめだと感じて規制を望む観光客もいるようですが、私は(住む人の生活を考えると)ある程度は仕方ないようにも思いました。あそこを歩く観光客は「ちょっと通り抜け失礼します」といった謙虚さを持っていたほうがいいんじゃないかしら。あんなスピード出して走ってるのは、抜け道として使ってる他の土地の人かもしれませんが。
古い商家をそのまま使ったと思える喫茶室で休憩したのですが、どなたかのお家にお邪魔して、お母さんにコーヒーを出してもらう感覚。エアコンなどなく、扇風機がぶんぶん回っているのもまたご愛嬌。ほんと暑い日でしたが、生き返った心地でした。

海野宿
あっなんか初日だけで長くなった。ほんとつまんないので読み飛ばしてください。