日曜日の夕方にはわりと家事とかしていて忙しいのですが
それでもしっかりと鋼の錬金術師だけは見ていました。
二度目のアニメ化なので、前半はキャストが違うとかテンポがおやおやとか
絵の感じがうーむとか色々思っていたのですが、
さすがに前回映像化されなかった後半部分になってきてからはもりあがっています。
とくにアームストロング少将登場以降。
原作もこの6月でついに終わるそうで、アニメも同時に追いつきつつ終わるという
なんだかものすごい駆け足な気がしますが、いやほんとにちゃんと終わるんだろうか。
(私は単行本派なので情報はかなり古いです)
お隣の国の話とか伏線いろいろありすぎる気がしますが、連載終了後
まさか外伝とかスタートしたりせんよね。とか思っています。
でハガレンのアニメが終わると決まってから気になりはじめたのは、
日曜日の夕方というアニメのゴールデンタイム
(か、どうかは今ではもはやわかりませんが)、次になにやるだろうってこと
だったんですよね。
サンライズがスーパーロボット的ガンダム的な何かをやるんじゃないかと
根拠なく思っていたのですけども数週間前から予告が流れ始めていました。
戦国BASARA2。
まさかの夕方進出 いろいろとビックリしています。
ご存じないかたのために申し上げますと
戦国時代を舞台に、武将たちがあり得ない感じでいろいろ戦う作品です。
さっぱりわからん表現ですみません。
伊達政宗が織田信長・武田信玄・上杉謙信と同じ時代に生きている(美形)
謙信は男か女かわからんキャラで(美形)
真田幸村は何故か信玄に仕えており始終ぶん殴られている脳筋キャラ(美形)
とまあ
そんな感じの作品です。
ついでに政宗が 「Are you ready, guys?」とかのたまうアニメです。素で。
もとはゲームです。
私はゲームをやっていないので前回のアニメで初めて見たんですが
最初はあまりのこっぱずかしさに1話で脱落しました。
でも、ネタですよ!史実とは別物だから、それはそれとして!
というご意見をうかがったもんですから、見たんですよねCS放送時に。
録画しながらものすごくゆっくりと。
30分のアニメを数日かけながら見るとかはじめてでした。
そしたらね…わりと面白かったんだよ…最後らへん特に。
その頃にようやく 面白さ>こっぱずかしさ になった気がする。
ゲームやってないせいですかね 話の持っていきかたもちょっと新鮮でした。
うまくできてる、とは思いませんでしたけど、いろいろびっくりしましたしね。
まさかこの人これで死んだの?とか一瞬おもったりね(死んでなかったけど)
この人こんなとこで出てくんのとかね
この人この局面でこんな無駄使いされて、とかね。
どれも史実が好きな人にはマイナスポイントかもしれないんですが
強烈にキャラ立ちした戦国武将を何人か適当に引っこ抜いてきて並べてみた
ということ自体を楽しむべきであろう作品ですから、
作り手が彼らをどうやってさばいてゆくかを
見届けるのはなかなかに面白かったです。
歴史が好きすぎると ああもダイナミックに史実を無視して
実在の人物で遊んだりできないかもしれませんから、
アニメというかゲームのつくり手の中心のかた(存じませんが)は、
いい感じで史実と距離を置きつつ、その辺のこだわりをひょいと飛び越えちゃった人
なんだろうなあって気がしました。
でもアーYouレディはないだろう。あれはない。
そう思いながら7月から日曜日は2を見てしまいそうな気がしている。確実に。
ところで戦国関連のものといえばゲームの「采配のゆくえ」
私はこれしかやったことがないんですが
あまりにビジュアルが某ゲームのパクリくさい(オマージュというべきか)
と、言われており本当にそのとおりでしたが
内容は、史実をそこそこ重要視する者には嬉しいゲームでした。地味だけど。
まるで関係ないけども、島津の退き口を誰かゲームにせんかなあ。
最近読んだ桐野作人氏の
著作がえらい面白かったのでそう思ってしまう。