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CubとSRと

ただの日記

定型

2024年07月26日 | 心の持ち様
 見えてきた、ウクライナ戦争の終わり
  米軍のベトナム、ラオス、カンボジア、アフガニスタン、イラク撤退劇の教訓
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 健忘症のアメリカ人は歴史家でも戦略家でもないから戦争の教訓を忘れている。
 そのうえ、米国はウクライナへ軍事顧問団を派遣してはいるが、米軍の直接介入を避け、経済援助、武器援助と後方の支援に巨額を投じた(7月23日の『モスクワニュース』の報道によればハリコフ近郊で『外国人傭兵』五十名が死亡したとか。国籍は不明。三月には日本人の志願兵死亡も確認された)。

 現在のアメリカを蔽う空気は厭戦。ウクライナへの「援助疲れ」と虚無感。つまりバイデン政権にとっては、「後は野となれ山となれ」の心境ではないのか。
 いずれゼレンスキーは邪魔となり、海外亡命の準備に入るだろう。戦後の後始末は日本にさせる予定らしいゾ。

 1973年3月、ニクソン政権はJFKが始めた泥沼、ベトナム戦争の処理に追われ、パリ協定を成立させ、米軍は撤退を始めた。ニクソンは「名誉ある撤退」と言ったが、1975年 サイゴンが陥落した。
 親米派だった南ベトナム、ラオス、カンボジアから多くの亡命を米国は受け入れざるを得なかった。ちなみにラオスのモン族だけでも17万人が米国へ渡った。

 インドシナ三ケ国はホーチミンルートに拘わったため、ベトナム戦争に巻き込まれた。1970年にロンノルのクーデターで全権を掌握し、となりのラオスとセットだったが、75年にポルポトの独裁が開始され、カンボジア全土がキリングフィールドとなった。総ては米国の不始末が原因である。

 アフガニスタンは911テロの報復が動機となり、クリントンはミサイル攻撃を開始した。トマホークを洋上から50発お見舞いして、戦争準備を始めた。
 兵站がととのうと、米軍はアフガニスタン空爆を開始し、翌月にはカブールを奪還した。しかしタリバンは強く、泥沼が二〇年つづき、2021年8月、バイデンが撤退を命じた。じつに不名誉な撤退となり、アメリカが「育てた」アフガニスタン政府軍は雲散霧消、ガニ「大統領」は海外へ逃亡し、米軍が置き去りにした最新兵器は世界のテロリストに密輸された。
 ウクライナへ供与した最新兵器の一部はすでに世界のテロリストの手に渡った。

 イラクへの介入は2003年から九年間も続き、米兵の犠牲は4500人。2011年になんだかわけがわからないまま撤退した。イラクを治めたサダムフセインが死刑となって、イランが支援するシーア派が天下を取った。逆説的な結末だった。
 すべては派手に介入し、不名誉な撤退をなし、後は野となれ山となれ。明日のウクライナの命運が見えた。

 一方、イスラエルだが、トランプがカムバックすると、支援継続はかたちが変わるだろう。げんにネタニヤフは訪米して、バイデン政権とも話し合ったが、すぐにフロリダへ飛んでトランプとあう。事実上、アメリカを動かしているのはトランプということである。

     ☆◎☆◎ミ○☆◎☆◎ヤ◎☆◎○☆ザ◎☆○☆◎キ◎◎○☆□


 
 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和六年(2024年)7月24日(水曜日)
     通巻第8341号  より
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ホントにもう・・・

2024年07月25日 | 日々の暮らし
 7月8日(月)

 10時半、コペンの洗車に行く。
 行く度に一、二台拭き上げをしている車が目に入っていたのだが、今日は初めて他の車がいなかった。
 拭き上げている途中、一台やって来て洗車が始まったが、気が付いたらいなくなっていた。
 拭き上げなしタイヤの空気調整なし、の言葉通りの「ドライブスルー」。

 それにしても暑い。とにかく暑い。オーバーオールの下は半袖のポロシャツだったが、いつもの通り肩から胸にかけて汗ですっかり濡れてしまった。
 運転するときは例の麻のシャツジャケットを着るが、これはやはりポロシャツ一枚で乗るより数等良い。

 昨日の夕方だったか洗面所で、いや?ということは午前中か、洗面台の袋棚に筆を片付けようとしたら、いきなり「ガガッ」というような音がした。
 一瞬、地震?と思ったが違う。
 何故なら続いて襲ってくるはずの強い揺れが全くない。
 じゃ、家の中のどこかのドアが風で閉まった??
 それも違う。そんな平面的な音じゃない。ガサガサした大きめの音と振動。
 
 「でも、近くだったような??」と洗面台の鏡に触れようとしたらまた、「ガガッ」という音。
 今度は分かった。洗面台の上、三面鏡と袋棚がセットになっている箱がこちらに向かって倒れ掛かって来る!慌てて両手で受け止める。

 手を離したら洗面台の上に落下する。ガラスが割れる、思わぬ怪我をする。救急車を呼ぶ・・・とはならないように、両手で支えながらも打開策を考えた。外してそのまま床に置く?
 いやいや。コンセントや照明用の蛍光灯が入っているからそれはできない。とにかく落ちてこないように片手で支えながら何とか留め具を調達しなければ、と辺りを見回し、雨天時に洗濯物を干す突っ張り棒が目に入った。
 片手で慎重に突っ張り棒を動かし、箱が前に倒れないよう左右の壁に差し渡す。プロレスで凶器攻撃されて額を割られたレスラーが、試合後に手拭いを鉢巻のようにして血止めをしているのに似ている。(変なたとえ)

 どうも洗面台の上の鏡の箱は、箱上部の二箇所を木ネジで留めているだけだったらしい。でもこの木ネジ、長さが十センチ以上ある。
 そんな「これでもか!」みたいな留め方をしてあったネジが二箇所とも見事にバカになって抜けてしまった。そんなことってあるか?

 能く見るとこの壁、石膏ボードだ。洗面所を風呂場と一緒に工事をしてくれた職人も、まさかこんなことになるとは思わず長い木ネジで設定どおりの工事をした。それが四半世紀経って、何の予兆もなくいきなり抜けてしまう。合板の壁だったらこういうことはまず起こらないだろう。

 というわけで、洗車後はホームセンターへ。取り敢えずは落ちてこないように箱の前に留め具を取り付ける。

 ホントにもう。
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炎熱地獄?

2024年07月24日 | 日々の暮らし
 7月7日(日)

 あまりの暑さにおそれをなして、コペンは言うまでもなくSRで外出するのもどんなものだろうと。

 しかしそれは却って「絶対安静」が身体に一番悪いのと同じ。
 エアコンの壊れている今、家に居るより
 「時速数十キロの風に当たり、目的地に着いたら冷房の利いた建物の中で一時間くらい過ごす」
 、方が身体によい刺激を与えることができる。
 そう結論付ける。

 今日の目標。
 電池の切れた時計を持って生協に行く。
 館内の書店で立ち読みして時間を過ごす。
 ついでに晩の酒の肴を買ってくる。

 缶ビール1缶。ハイボール1杯。レモン酒1杯。


 梅雨真っ只中「なのに炎熱地獄」の一日、を「耐え抜いた」ということで、今日は「◎」。
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高齢者講習 当日 (後)

2024年07月23日 | バイク 車 ツーリング
 幸いなことに自動車学校の試験コースを言われるがままに走った後、減点は全くなかったと言われた。ほっと一安心。

 うれしかったのはその後の視力検査。
 動体視力、夜間視力、そして視野。
 いずれも実年齢よりは若かったようで夜間視力は40代までのレベル、だとか。
 実際、動体視力の検査でマークが見えた時に合図をと言われ、目を凝らしていたら自身思っていた以上に早く見えたため慌てて合図をした。小さな声で「えっ?」と言われた。ここ数十年なかった「えっへん」という気分。

 夜間視力の方は歳相応だろうと思っていた。明るい中から真っ暗になって一分間以内で見えるようになるか否か。
 数を数えながらやってみた結果おそらく十秒かかってないから、これもおそらく合格ライン。
 視野も左は少し狭くなっていたが、右は全く問題なし。

 以前に経験した、景色が上下に二重になってしまう乱視の症状が出た時にはもうバイクは勿論、車も運転できないかもと思っていたが、ネットで見た治療法のおかげで今は何とかなっているらしい。

 「う~ん。大型バイクに乗っている人は動体視力が良いみたいですね」と言われたが、懐具合の関係でみんな手放し、もう十年以上乗ってない。
 大きさではなく「バイクに乗っていること」の方が大きいんじゃないかと思った。
 
 視野に関して思ったこと。
 バイクの卒業検定では、交差点での安全確認が重視される。右左右と確認してやっと出る。それを本当に確認したかどうか分からないのに検査員はチェックしなければならない。
 チェックする?遠方の、それも後方から見てできるはずないだろうと思うのだが、しなければならない。
 聞くところによると、ヘルメットの動きでチェックするのだそうだ。
 だから受験者は大袈裟なくらいに頭を右左に振らなければならない。そうすれば左右確認をした「ように見える」。
 それは検査員も重々承知の上で、受験者が左右を見てなくてもヘルメットの動きを見て「気をつけているのが分かれば」見ていると見做す。

 「とんだ茶番だな」。普通二輪の試験の時はそう思った。
 今はそうは思わない。「見てなくても」ヘルメットが大きく左右に動けば(依怙地にならなければ)、目もつられて動く。
 交通ルールというのは現実主義で作られているから、理屈よりも結果が重視される。公道通行時、頭を振る必要はない。しかし頭を大きく左右に振れば、見る気はなくとも左右をしっかり見ることになる。
 歳を取って視野が狭くなったって、走っている時、横着をしないで必要に応じて大袈裟なくらいに頭を動かす(つもりで)左右確認をすれば、問題のほとんどは解決する。それは車の運転時にこそ必要なことだ。右左折時、ハンドルを切ると同時にウィンカーを点けるなどというのは人命を軽視しているとしか思えない。

 「法定速度遵守で、結果、追突されて大怪我を負ったとしても、あなたは悪くない」。
 昔、こう言われて切符を切られた。「裁判に勝って障害が残ったとしても、それは埒外」ということで、何とも言いようのない腹立たしさを覚えたのだが、それは逆に言えば「クルマ社会では『交通安全』が全て。ルールとか裁判の勝ち負けは二の次」ということでもある。

 そして、「敢えて、目を動かすのではなく頭を左右に大きく動かす」ことで「確実により広い視野を手に入れる」ことは何よりもの交通安全。視野が狭くなったって頭を動かせば全く問題はない。後続車はその様子を見て、つられて自身も左右確認をする(可能性も出て来る)。
 これは車にも言えること。いや、車こそそうするべきだろう。

 で、また思い出してしまった、一番いやな光景。
 走り出してから、おもむろにシートベルトをする親父。
 若者は意外にそういう大雑把な運転をしないんだよね。
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高齢者講習 当日 (中)

2024年07月22日 | バイク 車 ツーリング
 高齢者講習受講費、こちらは一万円なのにその女性は五千円。
 これだけでも「何それ~~!」なのに、講習の後、女性は視力検査だけで放免。その分講習時間もはるかに短い。ホントに「やめてよ~~~!」
 男女平等ではないのぉ~~!LGBTはどこ行ったのよ~~!(何で女言葉?)

 こちらは普段あまり乗らない実車講習まである。
 「普段あまり乗らない」だけではない。自動車学校は普通車だろ?
 自慢じゃないが「軽」しか乗ったことないんだぞ。普通車のサイズ感覚なんて分からんよ~~。

 後でその理由が分かった。その女の人は原付免許のみ、だった。(それでも以前は原付の運転をさせられたらしい。その伝で言えば、二輪だけだったら中型二輪で試験コースを走らされる、大型なら大型二輪で試験コースを、ということ?それも無茶な話だ)
 本来なら定員8名、2時間講習だけれど二人だけだから一時間半くらいで終わるような話。 
 
 それにしても・・・。免許の更新は七十一歳になる日だから有効期間は4年間になるのだそうだ。更新日に七十歳になるのなら有効期間は5年。ただしそれは優良運転者(ゴールド免許)だけで、後はおしなべて3年。
 加えて次回からは認知能力検査という名の(検査ではなく)試験が行われる。
 以降、違反があるたびに認知能力検査。
 
 もうこうなるとただの年寄りいじめの様相を呈してくる。
 瞬間の反射能力と平常の観察能力とだったら、交通安全により大きく寄与するのはどっちだ。答えは言うまでもない。
 その結果、反射能力で劣っている老人の方が若者よりも事故件数が少ない、ということを国民はどの程度分かっているのか。

 そう考えたら、取り締まる立場の警察がそれを知らない筈はない。
 つまり、やっぱり天下り先確保・開拓のために行われるのが高齢者講習じゃないか、と考えるのは正常な思考展開ではないか。

 さて、そんなことを考えながら、これからの交通安全に対する取り組み方を色々聞いて、視力検査をやって女の人は終了、下校(?)。
 女の人が視力検査にかかったところで、こちらは懸念材料の中心、「実車講習」。
 ただし「今回は試験ではないから、100~70点以下となっても問題はない」ということで、車の方へ。
 
 「今回は電気自動車です」。
 ええ~~っ!一番乗りたくない奴。
 プリウスかぁ~。プリウスだろうなぁ~。他にないものなぁ~。

 ・・・・と思っていたら、テレビくらいでしか見たことのないプリウスより一回り大きい日産のリーフが。リアに「Leaf」と書いてある。
 「うえ~~っ。思った以上にデカい!」でも、逃げられない。
 
 説明を受ける。サイドブレーキは左手でグイっと・・・じゃなくって、指先でクイッと。ドライブもバックもみんな指先を引っ掛け気味にしてチョン押し。ゲーム機か!(やったことないけど)

 ツインとコペンしか乗ったことがないから、何だか金持ちの居間に通されたみたいだ。
 ブレーキ解除もスタートもボタンだけ。当然のことながらエンジン音がないので、走り始めに回転数が上昇するのに並行して起こる気分の昂揚感が全くない。
 気分の昂揚より一桁上のパフォーマンスを、あまりにも自然に車がやるから人車の一体感というのも感じない。一体感はまるでないのに車は手足のように動く、という妙な感覚。
 ・・・・う~ん、今のところ買いたいとは思わないな。

 まあ、買いたいと思っても先立つものがないから、考えるだけ野暮だけれど。
 でも、明日か明後日かコペンに乗って、無意識に比較し、どんな気持ちになるかはまだ分からない。
 「電気自動車も意外にいいかも」と思うようになるのだろうか???


 (続く)
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