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CubとSRと

ただの日記

50年

2025年03月29日 | 日々の暮らし
 通夜から納骨までの一連の法事が終わって、受け取った仕出し弁当を持って宿舎に帰り、着替える。
 
 礼服が窮屈で往生した。
 考えてみれば、職に就いた翌年だったか職場に出入りの服屋さんが「必ず必要になるんだから作っておいた方が良い」、と半ば強引に作ってくれたものだ。
 つまり、ほぼ半世紀前に作ったもの。
 当時の体重は58キロから59キロ。今は65キロから66キロ。

 7,8キロの体重増加ってのは結構色んな変化を来たすようだ。
 ダブルの礼服のボタンを留めて座っていたら、本当に窮屈でたまらない。
 鏡に映る姿はほとんどイタリアーノ。ほぼ(知っている人は知っている)「ウルトラ警備隊」の制服。

 一時期は毎年500グラムずつ太っていた。そのまま行けば10年で5キロ太るという計算になるから20歳から計算すると50年分は25キロ。
 ん?80キロを楽に超えるな。そこまでになったことはない。
 
 ただ、7,8キロも太ると「胴がきつい」だけじゃなく背中や肩回りもきつくなる。まとめるとやっぱり「窮屈」の二文字。
 でも歳を取ると脚は細くなる。だからズボンはストレスなく穿ける。それは逆に情けない。
 更に、ストレスなく穿けるがベルトは以前より窮屈で、留めづらくなっている。腹周りが育った証拠だ。ああ情けない。

 胴回りが大きくなったのが嫌なら腹筋や背筋を鍛えればいいのだが、そして、70が80になったって筋肉は鍛えられるそうだが、腰痛のせいで大した運動はできない。
 「となると、やっぱり食事制限しかない、か」。
 
 そう思いながら、毎夕二人前分以上食べている。
 「これが一番の『痩せられない』理由、か」、と仕出し弁当を食べながらそう思う。
 一人前、というのはこんなに少ないんだ、考えてみれば。

 
 

 
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