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CubとSRと

ただの日記

ホントにえらい

2020年12月28日 | 日々の暮らし
 12月20日

 昼まで雪が降る、と。寒くて外に出られない、と。
 だから家に居るしかないと、9時過ぎまで暖かい布団の中でうとうとしていて。
 これじゃいかん、と起きは、する。起きは、するが、ネットニュースを見たりブログを見たりしていたら昼になり、ますますこれじゃいかん、と朝食を摂る。
 昼食?本人が朝食だと思ったら朝食。中身は確かに朝食だし。

 だが、まあ、昼を過ぎて朝食というのも何だかなあ、と思いながら、一昨日買ってきたパンと、カップパスタスープ(?)を食べて、録画していたテレビ番組を見ていたら一日が過ぎた。
 これじゃまるっきり昨日と同じだけど、何もしてないわけじゃない。掃除や洗濯はしていなくとも、ごろ寝してテレビ番組を見ていた。ここ、大事。

 阿川佐和子の番組(サワコの朝?だったか)に、千日回峰行を達成した塩沼何とかいう坊様が出ていたのを見て、まだ五十半ばにも至ってないのにえらいなあ、と。
 まず、単純に感心しながら、そんなニュース最近あったかなあ、コロナに隠れた?それとも「いつだって桜問題」の陰でニュースにならなかった?などと思っていると、回峰行を終えたのはもう二十数年前、三十過ぎのことと分かり、じゃあその時からえらいなあ、と再び感心。
 記憶にあるのは確か酒井雄哉という人が以前に達成、それも二回行ったのでは、くらいだったが。いや?他にもいたんじゃなかったか?
 そうこうするうちに1200年の間に達成したのは2人だけ、という話も出てきて、「ええ?もっといたんじゃなかった?」、と頭の中が「?」だらけになる。
 で、今やってることはというと、護摩供養だったりするし、金峯山寺という名前が出てきたりして、「あ、これ比叡山のじゃなくて、高野山のか」とやっと気づく。

 命懸けでやるのはどちらも同じだけど、高野山の方が格段に厳しく、その故に達成した者はないに等しい。それに現在は行者道が崩壊したとかで、行そのものが何百年も途絶えているということも聞いたことがあった。おそらく酒井師の行達成時、テレビか何かで聞いたのだろう。

 今はとてもじゃないけど、あんなことのできる体力はありませんと言っていたが、体力はなくとも気持ちを切り替える(自在に進路変更ができる)ことを常にしている、それができるらしい。ここがホントのえらいところだな。
 何故って「耳順う」、だ。孔子が「六十にして耳順う」と言った、それを五十過ぎでもう何年も前から当たり前にできている、と気負うこともなくさらっと言ってる。「日々是道場」を行っているわけだ。
 そしてそれが「更参三十年(更に参ぜよ三十年)」、「悟ってからも三十年参禅を続けてやっと分かったと言える」の結果をもたらすのだろう。

 夕食を摂ってうたた寝をして、このまま一日が終わるのはもったいない、と思って散歩に出た。ごろ寝して見ていたこの番組に影響されたか?
コメント
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