稲荷日記

新選組沖田総司さんを好きになって×十年!
沖田さんに藤原竜也さんを教えてもらいました・・・・・

京都に行ってきました ② 着物と南座

2007-03-19 04:42:20 | 演劇

京都旅行の2日目はパニックから始まりました。
2日目から友人が合流して、夜は歌舞伎を見に行く予定でした。

今回の密かな目的がもうひとつありました。
それは着物で京都を歩くこと。
着物は事前に送っていたのですが・・・
どうも時間がない中で、ばたばた荷造りしたのが
なんと、長襦袢が入っていませんでした。
気が付いたのは前日の夜・・・
とりあえず、ネットで調べて、宿の近くにある呉服屋さんをリストアップ。
朝、電話をかけると2件目で、ヒット
宿から15分ぐらいのところにリサイクルを扱っているお店がありました。
堀川通りの1本西よりで、普通のお家でしたが、素敵な長襦袢を手に入れました。

お店の近くにはこんな神社もありました。

あわてて宿に帰って、着付けです。
所要があって出かける友人を見送って、1人で奮闘
久しぶりなのと、慣れない襦袢の襟で一苦労
何とか、時間に間に合って、待ち合わせの八坂神社へ

神社にお参りもそこそこに、軽く腹ごしらえと
南座隣の松葉屋へ 有名なにしん蕎麦ではなくいくら蕎麦を頂いて
いざ劇場へ。

実は南座は2回目です。
1回目ははるか昔、学生時代に『燃えよ剣』の舞台版を見ました。
あれが島田順司さんが沖田さんを演じた最後、だったようです

本日の演目はこちらです。

『霧太郎天狗酒醼』、あまり、聞いたことがないと思ったら
111年ぶりの復活上演だとのこと。
舞台は鎌倉時代、3代将軍実朝に変って
天下を握ろうとする怪盗霧太郎の物語。

なんと言っても、藤堂平助 じゃなくて
中村勘太郎さん七之助さん兄弟が出演



勘太郎さん演じる北条義時七之助さん演じる遊女櫻木
平ちゃんの勘太郎さんの歌舞伎は是非見てみたかった。
今回の役、北条義時は隣の櫻木と恋仲の2枚目の役どころ、
生真面目な若侍をきりりと演じていて素敵でした
七之助さんも一度見てみたかったので
綺麗でした遊女櫻木 まさに 時分の花ですね。
いまが、盛りの美しさ、健気な遊女がぴったりです。



でこらが主役、中村橋之助さん演じる怪盗霧太郎

他に、片岡愛之助さんが、薬屋喜之平を、
義時の家来であると同時に霧太郎の手下でもあるという複雑は役を
上方らしいやんわりと演じたらっしゃいました。
魅力的な方です。

歌舞伎を見るのは久しぶりでしたが、
舞台装置と衣装の美しさ、特に最後の桜吹雪が圧巻でした

イヤホーンガイドを借りたのですが、
芝居の説明だけではなく役者さんのインタビューも聞けてお得でした。

お芝居の後は、先斗町へ
司馬遼太郎さんもいらしたという酒場で
京都の夜を締めくくりました





 

 


Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 京都に行ってきました① 京の... | TOP | 恋の骨折り »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 演劇