稲荷日記

新選組沖田総司さんを好きになって×十年!
沖田さんに藤原竜也さんを教えてもらいました・・・・・

恋の骨折り

2007-03-25 02:18:09 | 演劇

彩の国シェイクスピア・シリーズ第17弾『恋の骨折り損』
ストーリーナヴァールの若き国王ファーディナンドは、己が名声と国の発展を手にするため、臣下であり親友でもあるビローン、デュメーン、ロンガウィルの3人と共に 「3年の間、あらゆる欲望を捨てて学業に専念する」という誓いをたてる。国中に法令として発布されたその中身には、「1週間に1度断食をすること」「睡眠は1日3時間とすること」などと並んで、「女性には近づかず、恋もしない」という条項も含まれていた。
 そこへ折悪く、フランスの王女が3人の侍女、ロザライン、マライア、キャサリンを連れてナヴァールへとやってくる。病床の父王の代理として、両国の間の借金完済に伴う土地返還の交渉にやってきたのだが、件の法令があるために、国賓であるにも関わらず宮廷に入ることができない。そこで王たちは一計を案じ、野外に張ったテントの中で接見するが、なんと彼らは、それぞれが王女や侍女に恋をしてしまう。
 宮廷には、風変わりなスペイン人の旅行家アーマードが出入りしていた。彼もまた法に反してジャケネッタという村娘に恋をしてしまい、彼女あての恋文を田舎者のコスタードに託す。しかしコスタードは、ビローンからも侍女ロザラインに宛てた手紙を預かっており、取り違いが起きて全ての恋が発覚してしまう。
 そもそも法令に無理があるのは明らかであり、そのことに気づいた王は、王女たちのために宴を開く。そしてそこで恋心を打ち明けようとするのだが…

これを21日に見てきました。
言わずと知れた蜷川演出彩の国シェークスピアの中でも
異色の
男性俳優のみ(オール・メール)で演じるシェイクスピア喜劇第3弾

実は、このシリーズは第1弾の『お気に召すまま』第2弾の『間違いの喜劇』
これで3本全部見ているのです

実は第1弾の『お気に召すまま』が蜷川シェークスピアの初体験でした。
2004年の8月 何故か突然、1人で見に行きました。
とても、素晴らしく、それ以来、病みつきですが・・・
今年シアターコクーンで再演されるそうで、是非、また、見たい

昨年の『間違いの喜劇』もとても 面白かった
皆さん、素晴らしかったのですが、
中でもこの方のシスター姿には (@_@;)しました。鶴見辰吾さん

そして、今年の『恋の骨折り』は


過去2回に負けず劣らずのイケメンぞろいです

主役の北村一輝さん、過去2回の小栗さんに代わっての主役ですが、
実にセクシー あの目に女性はみんなめろめろかも
ナヴァール王のモデルは後にフランス王になったアンリ4世
今でもフランスで最も人気の高い 女好きの王様にぴったり
セクシーなだけではなく、貫禄が・・・・

相手役は劇団
Studio Lifeの姜 暢雄さん。
studio lifeは男性だけの劇団ですが、姜さんあまり女性役は見たことがない。
今回はフランス王女役、実に気品高く美しいので、驚きました。

王の学友で、皮肉屋のビローンを演じるのは蜷川組常連の高橋洋さん
このオールメールシリーズも全作品ご出演です。
昨年に引き続き大奮闘、一番台詞の多い役を、
さすがに素晴らしい台詞回しでこなされていました。

王女の侍女3人はどなたも素敵に可愛らしいのですが。

やはり 左から2人目マライア役の月川悠貴君の美しさでしょう
最初のお気に召すままでも、シーリアを演じられていましたが、
思わず、全員男性だったはずなのにおかしいと
プログラムを見直したほどでした。
女の子にしか見えませんでした。ブログを見ると皆さんそう感じられたらシィ。
今年は侍女の役 控えめに演じられていましたが、
その優雅な身のこなしは女性以上に女性らしい。



忘れてはいけないのは、洋さんのビローンの恋人オバサンキャラのロザリンドを
演じた内田滋さん一番左の方です。
昨年はエイドリアーナという小栗君演じるアンティフォラス兄の妻を
しっとり美しく演じられたのだが、2回目の女形の今年は
ガラッと変って、華やかに明るいキャラを熱演されていました。

実に楽しい舞台で
皆さん、楽しんで演じられているのが感じられて、
見ているほうも実に楽しいひと時でした

最後にやはり ここに行き着きます。
なぜなら、プログラムの最後に劇団☆新感線のいのうえひでのりさんのインタビュー
“TALK ABOUT 蜷川幸雄”が載っていて

そこまで追い込むか?というほど俳優を追い込む演出も、蜷川さんならではと思います。
『ハムレット』の藤原君の芝居がその代表ではないでしょうか。

どうして、そこだけ目が行くのでしょうか。

そして、もしも 竜也さんがオールメールシェークスピアに出演したら
一度は見たいな女形どうなるかな、こんな感じ

妖艶ではないだろうか・・・・・・

京都の続きも書きます。


 

 

 


 


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