稲荷日記

新選組沖田総司さんを好きになって×十年!
沖田さんに藤原竜也さんを教えてもらいました・・・・・

京都に行ってきました① 京のお雛様

2007-03-13 03:42:20 | 旅行

その目的のひとつがお雛様でした。

余り女らしいことに縁のない私ですが、
昔から、お雛様を見ることは好きなのです



平安時代そのままの衣装を着た 
お内裏様にお雛様をはじめとする、雛たちが
精巧にできた数々のお道具と一緒に飾られて
昔の生活を垣間見ることが出来るのが好きなのです。

2月から3月にかけて各地でお雛様が公開されますが、
1000年の古都 京都で公開されるお雛様たち
前から一度 見たかったので、この機会にと金曜日に出かけました。

まず、最初に訪れたのが、人形寺として有名な宝鏡寺です

宝鏡寺は
西山(せいざん)と号し、百々御所(どどごしょ)という御所号をもっている臨済宗単立の尼門跡寺院です。代々皇女が住職となっておられたのでこの名前があるそうです。
一生1人で過ごされる皇女を哀れに思われたのか、
父君である天皇から 季節ごとに人形が贈られたそうです。

そのため、寺には多くの人形が保存されています。
昭和32年から春夏公開されて今回で100回になるそうです。
記念して今年は『人形展100回記念 源氏物語とひいな

紫式部が迎えてくれました 

お寺が所有される数々のお雛様が、展示されています。
主に江戸時代後期のお雛様たち、天保という年代に反応しながら
綺麗なお顔、当時の貴族たちそのままに精巧に作られたご衣装。

なかでも、気にかかったのが、この御所人形




孝明さんというお名前です。
孝明天皇が亡くなった後、お形見として可愛がっておられたこの人形が
宝鏡寺門跡に贈られたものだそうです。


このお人形は 幕末 御所でおきた出来事を見ていたのでしょうか

想像が膨らみます。お顔も孝明天皇に似ているそうです。

思文閣美術館へと次にには向かいました。
始めて名前を聞いた美術館ですが、京都大学のある
百万遍にありました。

こちらでは『雛とミニチュアのお道具展2』が開催されています。



お雛様も好きですが、そのお道具も大好き

多くのお雛様は お嫁入りの道具として持ってこられたそうです。
そして、そのお嫁入り道具をすべてのミニチュア作って
お雛様と一緒に飾ったとか・・・・

つまり、お雛様は花嫁行列だったのですね

実に精巧に作られた 様々なお道具を拝見しました。
お膳、食器 貝あわせの貝殻、籠と・・・・・
江戸とことなり、段飾りではなく御所飾りで平面で飾られた上方のお雛様。
必ず 水屋 台所が付けられたそうです。

実に細かく、食器から かまどまで作られたお台所が飾られていました。

そして、可愛らしいのが 遊び道具の数々です。



小さな美術館ですが、昔の職人さんの技術を堪能しました。

百万遍は出町柳の近く、夕方で、並ぶ人の人数も少なかった
出町ふたばの豆餅を買って、河原町に向かいました。

まだまだ続きます。

 


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