MITOYA ー羊毛フェルトー

ウールで出来た人形や雑貨を制作販売をしております。

目玉と大和。

2014-09-23 01:11:44 | 羊毛 金太郎シリーズ
羊毛『ニホンザル』

羊毛『ニホンイノシシ』


をつまみ食いみたいに
ちょこちょこ作ってみました!


足裏とお尻が見える感じ。




そんでもって
つまみ食いの羊毛の結果。


猿が猪の頭持ってらー!!!!
(あれ?『持ってら~』って方言か?伝わる?)



お猿さんは猪を食べたりしませんもんで、


こりゃ儀式みたいなアレですかね?謎。




そういえば、
何処かで豚の頭が陳列されてて、
ギョッとした事があったなぁ~。


食べてみた結果
豚足もちょいと苦手なのですが。



世界には色んな食べ物がありますよね。


もちろん、
ウゲーってなりがちな幼虫なども、
現地の方々からすれば大事な食料です。


(余談ですが、カエルは美味しかったです。)






ちなみに、
北欧やロシア、カナダなどではトナカイを食べるそうです。

敗戦後、色濃く浸透したクリスマスイメージの所為か、
私個人的には
『サンタさんのお友達食べるの!?』


と感じた事もありましたが、
それが文化、極寒の地で生きる人達の術なのでしょう。




ヒンドゥー教の国の方々からすれば、
牛は神聖な動物で、
殺し食べるなど禁忌です。

それは尊重するべき、文化です。
でもヒンドゥーの方々が他宗教の人や国に、
それを強要する事はないですよね。




また
密猟などで絶滅の危機にさらされている動物もいれば、

人間が過剰に保護した結果、
『その動物が更に小さな動物を食べつくしてしまい絶滅する』
なんて事もあるわけで。




日本が今立たされている捕鯨の問題が
その例だと思います。


捕鯨を制限されてから、
クジラが増えた為に
イワシなどの魚達が減少しているという事も現実。




何処までを保護し、
何処までは食べてよくて、
何までが食用動物なのか、



安易な感情で判断してはいけない問題なのだろうと思います。





『日本人だけど私はクジラ食べないから、関係ない』
でいいのでしょうか。



クジラ漁で生計を立てている人達は?

ずっとクジラの料理を伝統として受け継いできた人達は?


クジラ料理って戦後もずっと学校給食にも出ていた料理です。




IWCから脱退し商業捕鯨を続けているノルウェーが鯨肉を輸出している相手国は日本です。
日本は捕鯨をIWCから停止に追い込まれている為に他国から輸入しているわけです。
つまりは、鯨肉の文化を残している地方はあるという事です。





アイヌや琉球の文化は守る為に莫大な税金が注がれてるのに、
クジラ文化は守られないのはどうして?






これは良くて、あれはダメ。
線引きが曖昧で
そして、
強い意見に流されてしまいガチですが



感情論ではなく、
多角的な観点から想像し考えてみたい問題です。




自分達のルーツ。
日本のこと。





という事で、
生贄の様相なイノシシじゃアレなんで、
ちゃんと目玉と魂を入れてあげようと思います(笑。

一頭目よりは上手に作れるといいな♪




人気ブログランキングへ

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 羊毛フェルトへ
にほんブログ村


(ランキングに登録しております。クリックして頂けたら幸いです。)