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松本千重blog

街の修理屋

2008-01-10 | Weblog
1967年製のES-335というギターを所有していて、
ここ4~5年はずっとケースに入れっぱなしだったのだが、
この頃なにかと使う機会が多く、

その接触不良というか、電気系のノイズがどうしても気になってしまうので、
いつも世話になる、小さな修理屋へ持って行く。

大きな楽器屋に行くと、
やれ弦高が、とか、フレットが、とか、マニュアル店員に言われ、
する必要もない修理を、しかも委託とかでするから、嫌なのである。

ここは、都内某所の民家にまぎれて、ひっそりと営んでいる店で、
地元の人でもなかなか気付かない。
僕も、高円寺を散歩している時、たまたま見つけたくらいだ。
あ、場所言っちゃった。いいや。

結局、店のオーナーのH沢さんに、
「昔の楽器というのは、そういうものだから、なおす必要はないですよ、変にいじらない方が良いです。」

といわれ、

「だって、そのかわりに、ほら、<音>の見返りがあるでしょ」

と、トドメの一言を言われ、あっけなく納得してしまった。

まったく商売っ気のない店である(笑)

けどH沢さんは、僕の音源とかも聞いてくれていて、
僕が、どうやって使っているのかも、理解したうえで言ってくれてるので、
非常にありがたい。

で、僕が考えている事の解決策は、

オールドではなく、新しいギターを買ったほうが良いのではないですか、という事だった。

トホホ。。まだまだ小僧である。