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ゴッホ展 巡りゆく日本の夢

2018年02月22日 | 日記
先日、池田市の知人と京都へ。当日は京都マラソン開催日で岡崎付近は人でごった返していました。国立近代美術館は日曜日もあって混雑していましたが時間をかけてゆっくり見ることができました。ゴッホが浮世絵に惚れ込んでいたのは知っていましたが本当に憧れていたのですね。雪景色を描いてこれはまるで日本のようだと言っている。確かに洋画の雪景色とはちょっと違う。彼の部屋の壁には浮世絵と思われる額が何点か、しかもベッドやいすには輪郭線が描かれていているし影もない。
日本画のように余白を残している絵もあるけれど、なんとなく妙な感じのものもあった。
生れたのが1800年半ば、黒船来航のころ。彼の伯父は海軍の軍人で来日している、伯父の家にも住んでいたことがあるらしい。話も聞いたであろうと思う。ゴッホがもう少し長生きしていたら日本の土を踏むこともできたかもしれません、それとも夢のままの方が良かったかしら。ジャポニスムの影響はすごい。  



絵をもとに作られた部屋


森泰昌のゴッホの自画像

セルフポートレートの手法で自分の身体を使って世界的に有名な絵画や人物を表現する人だが、
以前に実際になりきるところを見たけれど面白い。

平安神宮の鳥居