源氏は一目ぼれ。一目逢ったその日から恋の花が咲いてしまった源氏。願ってもない美人を
手に入れることができてほくそ笑んだに違いない。
嫌な男に無理に結婚させられそうになり夜逃げのようにして来た玉鬘が落ち着いた先は六
条院だった。世間には実の娘と言い夕霧には姉と紹介した。しかし実は源氏は養父であり玉鬘
は養女である。養父に言い寄られ手まで握られさらに添い寝までされたら身の危険を感じてし
まうのは当たり前だ。源氏が手を握ったときのことを「...手つきのつぶつぶと肥え給へる
身なり、肌つきのこまやかに...」夏の薄絹の単衣で肌が透けて見えているかと解説にある
。想像するにエロい感じが匂い立つようだ。
源氏35歳玉鬘21歳ぐらい。愛人関係なら何でもないが世間には親子で通しているから源
氏も今一歩が踏み込めない。世間体が気になるようだ。これが夕顔を連れだした時のように若
かったらと思うと...。
右近は玉鬘を内大臣よりは源氏に知らせたほうが利があると判断したに違いない。玉鬘の
母は若く死んだ夕顔であり実の父は内大臣、昔の頭の中将である。
玉鬘の存在が知れると文がたくさん届き返事などを書かせてやきもきさせることが源氏の楽
しみのようになる。だがつまらぬ男に結婚させるつもりはない。亡き夕顔と玉鬘が重ね合わせ
たように見えてくるころからますます思いが募り玉鬘にはそれが疎ましく嫌なものと思えてな
らない。
明石の件に続き玉鬘が現れてまた苦悩する羽目になった。亭主の浮気癖が治らず心労の絶え
ない妻と謂ったところの紫の上だ。
さて 玉鬘は誰と結婚するのだろうか。養父としての誠意を貫けるか、愛人にしたいすきご
ころとタイトルマッチをしているのだろう。あわれだ。
日本の古典はエロいな~と思うこの頃だ。
手に入れることができてほくそ笑んだに違いない。
嫌な男に無理に結婚させられそうになり夜逃げのようにして来た玉鬘が落ち着いた先は六
条院だった。世間には実の娘と言い夕霧には姉と紹介した。しかし実は源氏は養父であり玉鬘
は養女である。養父に言い寄られ手まで握られさらに添い寝までされたら身の危険を感じてし
まうのは当たり前だ。源氏が手を握ったときのことを「...手つきのつぶつぶと肥え給へる
身なり、肌つきのこまやかに...」夏の薄絹の単衣で肌が透けて見えているかと解説にある
。想像するにエロい感じが匂い立つようだ。
源氏35歳玉鬘21歳ぐらい。愛人関係なら何でもないが世間には親子で通しているから源
氏も今一歩が踏み込めない。世間体が気になるようだ。これが夕顔を連れだした時のように若
かったらと思うと...。
右近は玉鬘を内大臣よりは源氏に知らせたほうが利があると判断したに違いない。玉鬘の
母は若く死んだ夕顔であり実の父は内大臣、昔の頭の中将である。
玉鬘の存在が知れると文がたくさん届き返事などを書かせてやきもきさせることが源氏の楽
しみのようになる。だがつまらぬ男に結婚させるつもりはない。亡き夕顔と玉鬘が重ね合わせ
たように見えてくるころからますます思いが募り玉鬘にはそれが疎ましく嫌なものと思えてな
らない。
明石の件に続き玉鬘が現れてまた苦悩する羽目になった。亭主の浮気癖が治らず心労の絶え
ない妻と謂ったところの紫の上だ。
さて 玉鬘は誰と結婚するのだろうか。養父としての誠意を貫けるか、愛人にしたいすきご
ころとタイトルマッチをしているのだろう。あわれだ。
日本の古典はエロいな~と思うこの頃だ。