慈恩のぶろぐ

アセンションに向けて、
ワクワクに生きる方法や
楽になっていく意識改革について
お伝えしています。

迷い

2011-03-27 00:33:51 | 自分


私がいる郡山は、

避難勧告がでている、相馬市、いわき市よりも、

放射能レベルが高い地区です。

前は、2マイクロシーベルト台でしたが、今は4に近い数値を

いったりきたりしています。

自衛隊の知り合いから、発表数値の10倍だと思ったほうがいい

そういう忠告もうけました。

もしそうだとしたら、今は40マイクロシーベルト近くあるのかもしれない。

100マイクロシーベルトになったら、避難準備。

1000マイクロ=1ミリシーベルト(1年に受ける被爆量)

になったら、即避難したほうがいいとのこと。


当然、外出時は、マスクをして、なるべく車のがよい。

不要な外出は避ける。

着ていた服は、除染の為に、洗濯。

外にでたら、なるべくシャワーを浴びて放射線を洗い流す。

そういう情報がテレビを流れてる。


私の今の生活は、普通です。

避難所に比べたら、到底被災地といえないほど

普通に生活が確保できてます。

食料品は、わずかですが、日々売ってるから困っていません。

ガソリンと灯油が足りないくらい。


でも放射能の恐怖は、他の地区の比ではない。

現時点で、東京や他の何も問題がない地区の40倍近いのですから。


だけど、私は洗濯物を外に干してます。

これは、私の最後の迷いでした。


郡山に戻ってからは、換気もせず、外にも殆ど出ないで

石油ストーブも換気が必要だから使用せず、電気ストーブで

何とかしのいで・・


でも、放射能が蔓延してるって、自分で何となくわかって。

もう福島県だけの問題じゃなくて、全土に広がってるって。

何を食べても、飲んでも同じ・・

自分で今後健康に留意していくより他ない。

そう思ってからは、換気もして、外にも平気ででるようになった。

でも最後の砦、洗濯物を外に干すことができなかった。

どっかで、最後の迷いがあったんだと思います。

心で心底思うことは、全ての行動に一貫性があると思うから。


洗濯物を干せない自分は、まだどっかに放射能に対する恐怖が

死に対する恐怖があったんだと思いました。


このブログで、人間は放射能では死なない、寿命だ!

本当に怖いのは、放射能汚染じゃなくて、核爆発だ!

そういう自分に、一貫性がなかったなって(苦笑)


それじゃ、説得力も何もない・・(爆)

寿命だと信じていたら、洗濯物も干せなきゃおかしい。


私は、原発の廃炉運動を推進しながら、

自分自身を解放していくという道を模索しながら

震災後過ごしています。


スピリチュアルカウンセラーとして、何ができるか

今日、古き友人から、忠告をもらいました。

自分の中の闇に焦点をあてて、自分の内面を見ていく作業が

ホントに今、多くの人がやっていかねばならないことなのじゃないか・・

それを伝えていくのが、我々の仕事じゃないか・・


確かに理論はそうです。

私は、洗濯物を通して、自分の中にある「恐怖」「死」というものに

フォーカスして、常に考えてきました。

洗濯物を干せば、放射能に汚染されるでしょう。

それを取り込み、着れば、体内被曝の原因になるのかもしれない。

うちのマンションで、洗濯物を干してるのは、私だけです。

でも私は、寿命を信じてるから、干しています。

意地ととられるかもしれないけど、気持ちはそうではないのです。


恐怖に縛られてる自分を解放したいから。


幸い、放射能は見えないから(笑)

洗濯物に、変化はありません(笑)

太陽、そしてその先にあるグレートセントラルサンからの

エネルギーを、私は信じている。

だからそのエネルギーを洗濯物に注ぎたいから。



古き友人のように、私はできたカウンセラーじゃないので

このブログで、きのきいたことをいえてるわけじゃない。

原発の署名を集めるより、やることがあるのじゃないか?

友人にそういわれたけれど・・

今の私には、署名を集める方が優先だから!(笑)

原発から50キロの地区に住んでる私だから

原発が要らないっていうことが、叫べるんだと思うから。

避難避難と、人は簡単にいうけれど・・

普通の避難じゃないのです。

2度と戻れない、この家をでたら・・・

そういう避難になるのです。

それが原発のそばに住んでるということなのです。


皆今、自分の内面とは、向かい合っている。

恐怖や、色々な自分の闇と戦っている。

でも行動しなければ、

体験しなければ、わからないことだってある。

自分の内面と向かい合うって、具体的にどうするのか?

わからない人だって一杯いるんです。

原発の署名をするということは、今の生活を改めるという

自分の中の決意になるはずなんです。

そこから、自分を改めるという道につながる。

又逆もしかり・・・


原発を維持してほしい・・・

そういう人にも戦いはあります。

どうして必要か・・

色々なものをみていくにつれ、自分の思いは変化していく。


だから、実は原発の署名を集めることが重要なのではなくて

その行動を起こす自分の思いが重要なんであって・・

私は、まず行動を起こした人達が、

私なんかが、偉そうにいわなくても、

きっと行動を起こしながら、何かを気づいていくと信じてるから。

何をしていいかわからなくて、苦しんでる人に

原発という、一つの題材について、投げかけてるつもりでした。


そしてそれをいう自分が、一貫性を持てるよう

心を整えていく。

その作業を日々やっていってる・・その一つが

洗濯物を外に干すという行為なんです。


古き友人には、バカにされるかもしれません。

でも私は真剣なんだ!!

ずっとずっと、被災してから、悩まなかった日々はない・・


ここに引っ越してきて、一度原発を見に行こうと思っていた。

見に行きたかった。

でもそれが叶わないうちに、震災が起こって

やっとの思いで、ここにもどって。

大地の揺れを感じるたび、核物質の苦しみを思うたび

被災地の受けた傷、人の涙、多くの人の死をみて

平気でなんていられない。


ブログに発信することなんて、もう要らないかもしれない

被災前は、そう思っていた。

でも、被災して、色々思うことがあって

ひどい文章だと自分で情けなくなりながらも

何か言わずに、書かずにいられなくて・・

誰かの役に立つとか、そんな思いもなくて。

ただただ、核物質を、こんな風に使う原発は

絶対不要のものだと思うから。

活動をしているにすぎない。

でも、私のブログを、支えとしてくれる人もいるという。

だとしたら、何か私ができることとして、

発信していくのが、今私に与えられた仕事なんだと思って

えらそうに書かせてもらってます。


現実って言うのは、本当に凄いこと。

これが、私が東京にいたら、もっとこのブログの論調も

変わっていたかもしれません。

でも私は、紛れもなく、原発のそばにいる人間なんです。。。

今は、ただただ、日本全土の原発を止めて

本当に人間が、人間らしく生きていく道を模索して

その中で、自分と向かい合い、

内面をみていくという、宇宙の法則にのっとった生き方を

伝えていける時間を与えてもらえるよう

この日本を、物理的に守る為に

その行動をしているに過ぎないのです。

でも友人に感謝してます。

友人のメールをみて、体中の力がぬけて

考え込んでしまったら、それが休息につながった。

又命が少しのばせた(笑)

有難いことです。


 








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