青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

駒止湿原&前沢曲屋

2014-07-30 15:36:53 | 旅ハイク

日  時 :2014年7月29日(火曜日) 晴れ

場  所 :駒止湿原こまどしつげん & 前沢曲屋まえざわまがりや集落

      福島県大沼郡昭和村 & 福島県南会津郡南会津町前沢

当日のコースとタイム(自家用車

      自宅(4:30)→東北自動車道(白河IC)→甲子かしトンネル→南会津町 前沢曲屋集落(8:00~9:00)→昭和村 駒止湿原(10:00~11:40)→羽鳥湖はとりこ→東北自動車道(郡山南IC)→自宅(16:15) 移動距離440 ㎞

 

◆ 駒止湿原 ◆

駒止湿原:高倉宮たかくらみや以仁王もちひとおうの馬の歩みを止め 休ませる程の急な坂の先に有った峠の為、この峠は駒止こまど峠と呼ばれ、峠近くの湿原を駒止湿原と呼んだとか??。駒止湿原は福島県昭和村と南会津町の境界付近に位置し、標高約1100㍍、 面積約150㌶のブナ林に囲まれた高層湿原である。 初夏はミズバショウやワタスゲ、タテヤマ リンドウを初めとする多くの花々、秋はブナの紅葉がすばらしく、昭和45年12月 国の天然記念物に指定されました。湿原には散策用の木道(往復約3時間)が完備され、4月下旬のミズバショウに始まり、春から夏にかけ様々な花が咲き乱れ 訪れる人々を魅了しています。 

パーティ :二人

コースとタイム(山行形態:駐車場からの周回)

     南会津町側駐車場(10:00)→大谷地おおやち入口→低層湿原・中間湿原→高層湿原(キンコウカの群生地 20分休憩)→大谷地出口→白樺谷地しらかばやち入口→農道→南会津町側駐車場(11:40) 注意(大谷地内は一方通行で戻れません)

 

駐車場からは緩やかな坂道を下り大谷地湿原へと向かいます

ヨシが伸びて来た湿原入口付近

青空の元、広々とした湿原に爽やかな風が気持ち良い

綺麗なカキラン(驚くほど多い)とミズギボウシが広がる湿原内  花が写真に写らないのは残念

大谷地湿原出口近くキンコウカの大群生地

見頃を迎えたキンコウカ(金黄花)

キンコウカがお目当てのアマチュアカメラマン

大谷地湿原の最後は白樺の樹林帯

暑い日差しを受け駐車場へ一方通行(農道)を戻ります

 

当日出逢った湿原の植物

ヨツバヒヨドリ・ミタケスゲ・ミズギボウシ・ミズギク・ミカズキグサ

    

ミヤコグサ・ノリウツギ・ニッコウキスゲ・コバノトンボソウ・ツルコケモモの実

    

クロズル・キンコウカ・カキラン・コオニユリ・ウツボグサ

    

 

当日の駒止湿原案内図

 

当日の様子

花の多い湿原として 近年注目される様になった駒止湿原も、今の時期 咲く花も少なく訪れる人も少ないようです。青空の広がるこの日は、眩しい太陽に強い日差し、高層湿原に吹く爽やかな風だけが救いの日となりました。ヨシが伸びて来た湿原も 奥に入るに従い奇麗なカキランが目に付きます、ワーーー、スゴィ!!スゴィ、奥にも、手前にも、辺り一面がカキランです、これ程のカキランの群生を見るのは初めて、感激!!。更に奥に進むとその奥は黄金色こがねいろ キンコウカです、こちらも凄い数のキンコウカが一面に広がります。おやつを食べながら のんびりとコーヒータイム、美味しい空気に見頃のキンコウカ、気分は満足。更に白樺谷地まで足を延ばしましたが ここから先は特に目新しい物も無く、白樺谷地に入った所で 駐車場へと引き返すことにしました。

過去の記録:駒止湿原2011

 

帰り道(188㎞)

駒止湿原発(11:50)→林道→国道289→国道121→国道118→県道29→県道47→郡山南IC 東北自動車道→国見IC→国道4→自宅着(16:15)  時間は途中 昼食・休憩3回を含む

帰り立寄りランチ店 👉 はだかや 当日の日替わりランチ(750円)👉コーヒー付

 

◆ 前沢曲屋集落 ◆

奥会津の昔を今に伝える「前沢曲家集落」は 人と同じくらい大切にされてきた馬と一緒に暮らすのに 便利な造りにできています。明治40年(1907年)に、この前沢集落が全戸消失するという大火に遭い、その後、同一の大工集団によって一時期に各戸を建築したことによって、統一的な景観が生まれました。16世紀の終盤に横田城主・山内氏勝の家臣、小勝入道沢西という人が移り住んだことから始まった集落。曲家のほか 復元された水車小屋や民俗を伝える曲家資料館があります。集落では今でも普段通りの生活が送られており、懐かしい風景に昔の生活が思い起こされます。平成23年(2011年)6月、この統一的景観保護のため 国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。

 

近くの前沢展望台から見下ろす曲屋集落

集落入口に建つ そば処曲屋(古い曲屋を移設改造)

復元された水車小屋にバッタリ小屋(手前に隠れ見えない)

集落へ続く生活道(一般の車は入れません)

集落最初は曲屋資料館

村里の原風景(茅葺屋根の民家)を のんびりと散策して来ました

 

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

 

集落最後に曲屋資料館(他からの移設曲屋)に戻って来ました

 

前沢曲屋集落とは(クリックで詳しく) → 茅葺屋根の集落

 

 

 



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