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民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

うに丼・・・・・・・

2011-03-20 17:07:00 | Weblog
朝食はうに丼!!!!「エッ本当、うに丼」丼を見せたら御飯は少しと言ってい

たが「いただきます、ん!!甘くて美味しい」ご主人はアットいうまに食べてし

まった、奥さまは「ホッケが美味しい」と言って食べている。

「兎に角美味しいんだな」「色々なおかずが残ってし合ったので御飯をお変わり

しょう、ホッケの皮を食べたいがお腹が一杯になってしまう」「ゆっくり食べて

下さい」

食事が終わって観光船に乗船する予定でいたが、風が強く船は欠航の予定で

羅臼のビジタ-センタ-によって中標津へ 三友さんのチ-ズ買いに民宿 

を別れ難く後にした。

明日見えるお客さんの人数が多いので、今日の内に出来る事を少しずつ

仕事を消化~~~~布団を見たり、布団部屋をかたずけ整理した。

料理の下ごしらえを少ししたり色々仕事は沢山ある。

夕方義兄夫婦が見え昔話を沢山した、義兄は大きな事故に何回もあって命拾

いは3回したと言うがお父さんも同じである。

昔は何でも機械など無い時代全て手でやらなければ成らない・・・・手巻きの船

を捲いている時に跳ねられ足の骨を複雑骨折、とんでもない所へ捩じれて付

いてしまったり、1年も歩けなかったと言う、2回目は吹雪で行き倒れになり

命拾いした時、3回目は交通事故で一瞬にして跳ね飛ばされてしまった事

良く今まで生きて来れた者だと自分で感心していた。

お互いに危険な仕事をしていたので何が起きるか解らない、事故は本当に

一瞬だと話していた。

「だんだん年を重ねてきたら何が起きるか解らないが、事故だけ気を付け

ないと命が幾つ有っても足りないな」と大笑い・・・・・

震災が起きて10日目  今日は明るいニュ-スが伝わった

10日も経ったのに80才の阿部寿美さんと孫の仁さんが瓦礫の下から

助けられた、良く元気でいれたものと思える救出だ、良かったなと思う

冷蔵庫のような物が両足の上にあり身動きが取れなかったという。

孫の仁さんが瓦礫の下から這い出し屋根の上で助けを求めていたと言う。

おばあちゃんには冷蔵からヨ-グルトを食べさせていたと言う、何にしても

「良かった」の一言だ。



「謙そん!?」


本日は、ゴマフアザラシが2頭港内におりました。
ぽりぽり頭をかいてますよ~



ぼへーっととても気持ちよさそうに寝ておりました。
時よりあくびなどもし、とても可愛かったです。



さて、本日は昨夜からずーっと風が吹いておりまして
流氷がぐーんと離れてしまったことと、波と風があり
9時便は遅らせて14時出航となりました。
お待ち頂きましたみなさま、ありがとうございました!!

ツチクジラはあちこちに浮上は確認出来たものの
ちょっと距離があり、近くで見ることが出来ませんでしたね・・・
近いところで見られたのが、こちらのなぞのクジラ1頭。



ツチクジラの仲間のアカボウ科のクジラのように見えましたが
何のクジラかは、わかりません。
特徴としては、噴気がほとんどわからずツチクジラよりは小さめ
傷はほとんど目立ちませんでした。

帰り際、またツチクジラを発見したのですがすぐに潜ってしまった矢先
黒い棒が!!!ま、まさか・・・シャ



いいえ、これは流氷時期特有の棒状の浮きなんですね。
この浮きをシャチと間違え『シャチ、シャチ、シャチ・・・』と連呼したのは
長谷川船長の友人・千綾さん!!
みなさんを驚かせてしまった千綾さんは、船首にて苦笑いです^^



確かに、浮きの傾き加減や逆光ということもありシャチのヒレと間違いやすいのです。
シャチは残念でしたが、色々な生き物が見られましたね。
ゴマフアザラシも沖合いで3頭は確認、流氷も離れ海鳥も目立ちました。
ケイマフリ、ウミガラス類やウミスズメ類など確認出来ました。