私、らしく・・・前へ。

乳癌だった私。治療終了後不妊治療へ。2008年5月女の子を出産

冷たいの?それとも、私が過剰なの?

2007-09-26 12:05:24 | 4周期目
つわりに悩まされる日々ですが。
吐いたりもしますが、やっぱり食べてるし。
ダイエットまではいってませんw

さて。
昨日の職場での休憩の時の話。

その看護師さんには、先妻さんの娘さんがいるらしく。
その娘さんが、めでたく懐妊したものの9週目で赤ちゃんが育っていないのが発覚。流産のため処置をしなくてはいけなくなったそうで。

その娘さんに対してその看護師が今日付き添いをして流産の処置に行くらしい。
で、
「もう、たまらん。なんで、私がついていかないかんの?でも、行かんかったら私看護師やのに姑になんてつめたいヤツって言われるし。流産なんかそんな大袈裟なことちゃうのに。そりゃ、初めての子供やったからショックやったかもしれんけど。あかんもんは、あかんやん。処置してうまいこと出来る子もおるけど、あかんやったら、次にかけて次元気な子産んだらええやん、そう思わん?」
と・・・・。

「せやよね~。流産なんかそんな珍しいことちゃうもん。大袈裟に考えることのほうがおかしいわ~~。頻繁にあることやし。次って切り替えなあかんよね。」

それに同調するかのように他の看護師が・・・・・。

この、会話を聞きながら。
すご~く、複雑な気持ちになった私。

もちろん、彼女達は今の私の状況は知りません。
まあ、知ってたら私の目の前でそんな話をすることはないでしょうけどね。

看護師だから、そういう場面に遭遇するのは慣れているのでしょうか?
いちいち落ち込んでいたら仕事は前には進まないのかもしれません。
でも・・・・。
よくあることだからと言って・・・・・。
落ち込むなとか・・・・そんなことを言われても。
やっぱり、その娘さんにとってはショックだったんじゃないか?
なんて・・・・・。
この状況に私が居てるから色々思ってしまうのかな?


冷たいんじゃないか?なんて思ってしまう私は感傷的になりすぎているのでしょうか?

今日の天気は晴れ。
娘さんは、もう病院に行ったのだろうか?
そんなことを思いながら洗濯物を干しました。

そして・・・・・。
私が処置に行く日は(病院に)せめて晴れないでほしいなと。
悲しい事と晴れの日が重なると晴れる空を見るたび泣いてしまいそうだから。
そうじゃなくても、この時期がくればきっと思い出して辛くなると思う。

なんて・・・・。
駄目だな・・・・。
晴れてても、この時期がきても。
この体験をさせてくれた事に感謝できるぐらいにならないとね・・・・。
きっと、そうならなきゃ。













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6 コメント

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そっか・・・ (Mフラワー)
2007-09-26 15:34:14
それは嫌な思いをしてしまいましたね・・・・。
こういう時期だからとか そうじゃないとかそういう事じゃなくて、私なりにお察しします。

みのりさんは医療関係に勤めているのかな。
私も以前は現場で働いていたのだけどね。

正直なところ、そういう考えの人もいます。現場にいたら、医療関係者じゃない人と比べいろんなことに慣れてしまうのも残念ながら事実です。

でも、そこの部分はあくまで「人間性の部分」です。
私が接したたくさんのスタッフにもいろんな人がいました。
耳を疑いたくなるような事を平気で言っている人、してしまう人。そういう人じゃなくても、状況によって一時的にそうなってしまう人。

自分に経験があれば、もう少しわかることなのでしょうね・・・。でも経験していなくても、人の痛みを察することができる人・できない人いろいろいます。
悪い意味でビックリするような看護師もいれば、逆の意味で驚くような理解の深い人・優しく包み込める人もいました。

過剰なんてことはありませんよ・・・。
きっとその人達はいわゆる「心の痛みに鈍い部類の人」なんだと思います。本来そういう人が看護師なんておかしな話なんですけどね・・・。
他の職種にもいろんな人がいるように、残念だけどいるんです・・現実ですよね。私も現場では嫌な思いをしました。

長くなったのでここらへんで・・・
みのりさんどうしているかな~、と気になっています。
良い結果が出ることを祈っています。


返信する
Mフラワーさん (みのり)
2007-09-26 17:46:17
そうなんです。
私、医療機関で受付してます。

なので、看護師さんのことは仕事柄よくお付き合いがあります。
医療従事者であろうがなかろうが・・・・・、それは本人の人間性なんですよね。

Mフラワーさんのご意見を聞いていると、本当にそうだな・・・と思いました。
そして・・・・・、痛みを知るということは。
やっぱり大事なんだとあらためて感じました。
痛みを知るからこそ、相手に痛みを知ることが出来るってこともきっとあるんですよね。


今回の件で、あらためて・・・・。
医療従事者のはしくれとしても。
ちゃんと、心のある人でありたいと思いました。

それから。
ご心配をしてくださってありがとうございます。

明日、病院に行ってきます。
明日には、これからの方向性も見えてくるんじゃないのかな~?なんてうっすら思ってますが。
また、ブログで報告させていただきます。
返信する
みのりさんへ (Mフラワー)
2007-09-26 19:27:32
そうなんだ、受付をしているんですね。

本当に・・・
「痛みを知るからこそ、相手に痛みを知ることが出来るってこともきっとあるんですよね」

このことは私も心のバイブルのように留めていることです。本当にそうだと思います。
痛みが多いほど、強いほど、その分人の気持ちのわかる人になれる・・・そう恩師に教わりました。


余談かもしれないけと、ひとつ。

医療関係の受付って、本当に本当に大切な役目があると私は思っています。
何かを痛め、気持ちもつらい状態で来訪される方がほとんど。その人たちが一番初めに接するのが、受付スタッフなんですよね。
自分が病んだ時もその重要さを痛感したことがあります。

みのりさんのように、心の痛みをたくさん知っていて、人にそういう意識を持って接したいと思っている方が受付というのは、患者さんや来訪される方にとても助けになりますよ。
生意気ですがちらっと書きたくなったので。
体調もつらいときだと思います。できるだけ楽な時間をとってくださいね。

すべて順調でありますように。
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Mフラワーさん (みのり)
2007-09-27 15:34:50
大切な心をもって、受付をしてたいな・・・・、患者さん達と接していたいなといつも思ってはいますが、反省すべき点も多い私です。

でも、本当にちょっと笑いかけてもらえるだけで・・・。安らぐ気持ちってありますよね。
私も、今までどれだけその笑顔に安らぎ、励まされてきたことか・・・・。

だから・・・・。
恩返しの意味も込めて。
私が医療従事者であるかぎり・・・というよりは、私が人であるかぎり・・・。
その心を忘れずいたいと思ってます。
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優しい言葉 (ひろりん)
2007-09-27 15:50:14
なんだか悲しくて、情けない会話ですね。(看護師同士の会話)
きっと、その方達自身は、経験した事がないのでしょうね。
でも、経験した事のない事であっても、それを推し量る気持ちがないのは・・・看護師として以前に、人間として情けない事です。

みのりちゃん、悲しい話しを耳にしてしまいましたね。
いつまでも、相手を労る気持ちを忘れずに、生きていきたいです。
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ひろりん (みのり)
2007-09-27 16:48:10
うん・・・・。
自分の経験した事のない事でも。
それを思いやれる自分でありたいと本当にそう思います。

ひろりんのコメントを読んで、益々そう感じました。
うん、頑張ろう・・・・。
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