こんにちは~!
潜在意識とライフワークの専門家、
マインドタイプ心理学のもっちこと望月です。
人は関係性の中で役割を演じます。
これを心理学では、『役割演技』といったりします。
これにはまり込むと、
自分を見失う事にもなります。
新学期に向けて、一度自分を取り巻く世界を見つめて、
自由な自分を取り戻しておきたいな~という
想いがふと芽生えましたので
シェアしていきたいと思います。
本日のテーマは『役割を演じていることに気付こう』で
行きたいと思います。
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●人には役割を演じる性質がある
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人間は、関係性の中で生きています。
この関係性があるからこそ、楽しみも幸せもあるのですが、
同時に苦しみも悲しみも生み出します。
心理学の実験で、特に残虐性をしめした実験として
有名なのが、
『スタンフォード監獄実験』です。
新聞広告などで、無作為に選んだ人を
看守役と囚人役に分けて観察した実験です。
時間が経過すると、
次第に看守役の権限や強い立場から、
暴力などが始まり、それがエスカレートしていきました。
それを知った、家族や弁護士の介入で
ようやく打ち切られたという記録が残っています。
この実験を行った心理学者のフィリップ・ジンバルドーは
『なぜ途中で止めなかったのか』と批判を受けましたが、
ジンバルドーもまた観察者という役割に入り込んでしまい、
実験の経過にのめり込んでしまったと答えています。
このようなことは、日常的にも起こりえます。
イライラしている上司と、無能な部下
それを傍観している同僚などは典型的ですね。
徐々に関係性が作られ、
完璧に役割を演じ始めてしまうと、
それは潜在意識に刷り込まれ、さらにエスカレートしていきます。
上司は、毎日怒りっぽくなり、
部下は、ますます無能っぷりを発揮し、
傍観者は、ひどく怒られている現場を見ていても
何も感じなくなっていきます。
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●役割は世界の限定から始まる
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この役割が起こるというのは、
世界が限られているからです。
会社の中、しかも部署の中のように
場が限定された時に、『役割演技』は強く発揮されていきます。
ですから、設定されている場を
まずは認識することが必要です。
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●役割は能力を高める効果もある
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逆に、警察官や消防士などは、
その立場という役割を演じることで、
責任感や勇気がより一層高まったりします。
人は場の設定における役割を
演じることで、
逆に能力を伸ばすことも出来るのですね。
自分をどんな場において、
どんな役割を演じたいのか、
そこを自分でデザインできるようになると、
心は軽く自由になっていきます。
ですが、場に入り込んでいると
なかなか自力でそこから脱することが
出来なかったりします。
そんな時は、その場に所属しない外にいる人に
相談するなりして、
まずは、自分は本当はどうしたいのかという
本心を見ていくことが必要でしょう。
心のことが分かってくれていると
なお心強いですね。
ですから、マインドタイプを使えるようなって
そんな友人の相談に乗ってあげられるような人が
増えていったらいいな~と思ってます。
がんばって役割を演じたまま、
苦しい場に身を置いておいても、
魂が苦しいだけですからね~
職場や家族やパートナーシップでも
自分はどんな役割を演じているのか、
そんな役割を演じたいのか、
視野を大きく持って理想的な人を
思い浮かべながら、
一度洗い出してみる時間を取るのも
いいですね~。(^^)
それでは、本日もお読みいただきまして、
ありがとうございました。
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