潜在意識のタイプ分析『マインドタイプ心理学』

潜在意識のタイプから、自分だけのライフワークを見出す心理学で、
心から幸せな“成幸者”になりませんか?

資本主義から志本主義へ

2016-07-05 16:30:58 | 日記

こんにちは~心と意識の専門家マインドタイプのもっちこと望月です。


 


今、僕たちは資本主義の世界で生きています。


 


簡単に言えば、『お金(資本)が一番大切(主義)な社会』です。


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お金の発明は、人類にとってとても大きな出来事になりました。


 


マインドタイプでも大きなテーマとして扱っている


『男性性』と『女性性』ですが、


社会構造的にも、お金の誕生が女性性の社会から男性性の社会への転換期だと考えます。


それまでの、集団(部族)で過ごし、全てを等分する女性性の社会構造から、


お金の誕生により、個人で富を蓄積する男性性の社会へと徐々に転換していきました。


 


お金は、最初は麦やコメや石や貝でしたが、


金属になり、紙になり、


ついにはデジタルの数字になってきてしまいました。


 


お金は、みんなが『この紙は1万円分の価値がある』と納得しているから成り立っています。


それが今は、銀行口座の数字に置き換わってきています。


もし信用が無くなった時、その価値は当然失われます。


そもそも銀行には、デジタル数字のみがあって現金がある訳ではないですからw


 


でもお金の力があるからこそ、経済はどんどん発展していきます。


発展が良いか悪いかは置いておくとして、


ある種の原動力として動いていることは確かです。


 


しかし近年、男性性での社会が極まって、少しずつまた女性性社会への反動が見えてきました。


 


インターネットの普及で、土地に縛られず様々なコミュニティに属することができるようになったのも要因です。


そして、自らも気軽に発信して、コミュニティを作ることも容易です。


 


部族で暮らしていた頃のように、


ある意味、共通の方向性を持った人の集まりが作られてきています。


 


その中では、お金の存在が希薄です。もっと自分にとって大切なものへ共感と信頼があるからです。


お金とは便利な道具で、様々なものに交換できます。


ですから、たくさん持っていれば、いろんな物と交換できます。


人の欲求を満たすために、資本主義はとてもマッチしていました。


 


しかし、ある程度物欲が満たされてしまった現代では、


自分という存在に目が行くようになってきたのですね。


 


ここにきて、社会的ステージが一段上がってきました。


 


そこで人が次に求め始めるのは、自分の存在理由を求める『自己実現の欲求』です。


 


そうした時に、必要なことが『志』です。


ここに人が共感し集まります。コミュニティの核はこの『志』にあります。


 


求める欲求は自己実現の欲求であり、


お金以上に大切なものは、自分の中の強い想い『志』です。


 


そう『夢』ではなく『志』。


志には、先日もお話しした魂が求める2つのことが入ります。


自己成長と他者貢献が、交わって調和したものが志へと育っていきます。


 


夢という言葉では、お金で買う自己満足的なものが出てきてしまうことが多いです。


『僕のは、毎月海外旅行に行くことです。』と言えても、


『僕のは、毎月海外旅行に行くことです。』とはなりませんからね。


 


資本主義から、志が最も大切な社会 『志本主義』へと


徐々に転換していくんではないかと思うんですよね。


 


とは言っても、まだまだお金の社会、資本主義社会は続きます。(^^;


まだまだ過渡期が続くでしょう。


ですからライフワークは、志を整えながらキッチリお金を回す仕組みを作っていかないとならないんですけどね。


 


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